【京都支店】のご案内 - さくら幸子探偵事務所

私が小学校に上がる前、両親は離婚しました。私は父に引き取られ、それから母とは一度も会っていません。 当時の記憶はあいまいで、連絡先もわからないまま30年が経ちました。 最近、自分が子を持つようになり「母はどんな気持ちで離れたのだろう」と、ふと思い返すことが増えました。 「今さら会っていいのか」「嫌がられるかも」と何度も迷いましたが、せめて元気で暮らしているかだけでも知りたくて、人探しをお願いしました。 手元にあるのは母の旧姓と生年月日、そして京都を離れて神戸に行ったという父の話だけ。 少ない情報にもかかわらず、丁寧に過去の住所や戸籍・住民移動の可能性を一つひとつ洗い出してくださり、最終的に母が現在、兵庫県姫路市で一人暮らしをしていることがわかりました。 直接の訪問ではなく、まずは手紙で気持ちを伝えてもらい、ありがたいことに母から「一度話がしたい」という返事をもらえました。 会うのはこれからですが、あの日以来ずっと止まっていた心の時計が、ようやく動き出したように感じています。

息子が30代になり、ようやく結婚を考える相手ができたと連れてきた女性。しっかりした方に見え、両家の顔合わせも無事に終えて、私たち夫婦も胸をなでおろしていた矢先のことです。 その数日後、息子から「彼女が浮気をしているかもしれない」と信じがたい話を聞かされました。最初は冗談だと思いましたが、あまりにも具体的な疑念だったため「念のため…」という気持ちで浮気調査をお願いしました。 調査の結果、彼女は一人暮らしのマンションに“もう一人の男性”を頻繁に招き入れていることが判明しました。報告書には夜遅くに一緒に出入りする様子が複数回にわたり記録されていました。 顔合わせの時の笑顔が全部ウソに見えてしまい、息子に伝えるのは本当に心苦しかったです。でも、結婚前に知ることができてよかった。あのまま式を進めていたら、もっと取り返しがつかなかったと思います。