探偵のバイトってどんな仕事?給料・仕事内容・勤務時間を詳しく紹介!

「探偵」に興味はあるけど、まずはどんな仕事なのかを知りたい。フルタイムで働くことは難しいけど、探偵という仕事を経験したい。今回はそんな人におすすめな、探偵のバイトについて詳しく解説していきます。

探偵のバイトは具体的にどんな仕事をするのか?時給はどのくらいなのか?他のバイトに比べて、きつかったり危険なことはないのか?など初めてのバイトで気になる点をしっかりおさえていきます。

他の仕事では味わえない、リアルの探偵の世界に興味がある人は、ぜひバイトという形で本物の探偵の世界をのぞいてみましょう。

この記事を読んでわかること
  • 探偵のバイトってどんなことをするの?
  • 探偵のバイトの給料・勤務時間・必要な資格とは?
  • 探偵のバイトに応募する前に知っておきたいこと

探偵のバイトってそもそもどんなことをするの?

それではまずは、探偵のバイトの具体的な仕事内容をみていきましょう。

尾行

探偵業務の定番といっていい尾行も、探偵バイトの大切な業務です。尾行とは具体的に、調査対象の行動を監視して、記録し、証拠を残す調査です。

調査対象者は、自由に動き回ってしまうため、対象に気づかれることなく尾行を行うためには、動きを先読みしたり、気づかれそうになったらうまくかわすなど、臨機応変な対応が求められます。

実際に探偵事務所で行う尾行は、2人~3人程度のチームで行われることが多く、徒歩の場合は他の歩行者と同様に一定の距離を保って調査対象者をローテーションで追っていきます。

張り込み

張り込みも探偵ものや刑事ものでは定番のシーンですが、実際の探偵のバイトでも重要な仕事です。張り込みとは、ある一定の場所に待機して、調査対象者の動きを見張る調査です。

具体的には、浮気調査であれば自宅の出入り口やラブホテルの前などで張り込みを行い、浮気の決定的な証拠を撮影したり、人探し調査の場合は、判明した調査対象の自宅を張り込み居住確認を行います。

張り込みには、外で出入り口などを見張る「外張り」、近隣の会社や住居の窓などから見張る「内張り」、双方が難しい場合に通行人を装って歩きながら見張る「流し張り」などがあり、状況によってベストな張り込み方法で調査を行います。

情報収集

情報収集も、探偵の業務です。例えば調査相手のSNSの履歴を調べ、交友関係を洗い出したり、特定の人物の投稿に反応していないか?メインのアカウントだけでなく裏アカウントを持っていないか?といった調査対象者のSNS上での行動について追跡していくこともあります。

情報収集はこれ以外にも、独自のデータベースを使った調査や、有料会員データ調査・公的資料を使った調査などもありますが、専門性が高いものはバイトではなく正社員の調査員が行います。

事務作業

探偵の業務とは少し異なりますが、事務作業も探偵事務所では欠かせない仕事です。探偵事務所では尾行や張り込み、情報収集などで得た情報を精査・整理し依頼者に対して報告書を制作します。

具体的な調査報告書は事務所ごとに書式が決まっていることが多く、バイトが実際に書くことはないまでも、収集した情報の整理や調査報告書を書くための下準備などを行う場合があります。

また探偵事務所の中には、事務作業の一つとして、依頼者からの電話対応が業務に入っている場合もあり、この場合は依頼者からの電話に応対し、対応可能な日について予約を取るなどの業務を行います。


こうして探偵のバイトの具体的な業務を見ていくと、私たちがイメージしやすい尾行や張り込みといったことだけでなく、情報収集・事務作業・電話対応など、意外にも様々な業務があることがわかります。

探偵のバイトの給料・勤務時間・必要な資格とは?

探偵のバイトの具体的な仕事内容が分かったところで、次は時給や勤務形態また必要資格の有無を見ていきましょう。

探偵バイトの時給はどのくらい?

探偵のバイトの時給は、だいたい1,000円~1500円ほどが相場となっています。

ただし、探偵業務にプラスになる有資格者や調査員の経験者については、どの事務所でも様々な優遇があるため、こうした資格を有している場合は、さらにそれ以上の収入を期待することができます。

例えば以下の資格やスキルを持っている場合は、給料面などで優遇を受けられる可能性があります。

  • 行政書士、司法書士などの士業資格
  • 普通二輪車の免許
  • PCなどのスキル
  • 望遠レンズなどの撮影のスキル
  • 探偵事務所での勤務経験

また、上記の金額は日中の時給なので、例えば深夜帯に張り込みなどの仕事があった場合は割増しになったり、尾行などの調査が伸び残業になればその分時給は上乗せされることになります。

勤務時間はどうなるの?

基本的にバイトの勤務時間は、営業時間と同程度と考えておけばよいでしょう。

ただフルタイム勤務の場合は、残業などの可能性があったり、そもそも深夜帯の時間の求人になっているものもあるため、この辺りは応募したい求人欄をしっかりチェックしておきましょう。

また探偵事務所の中には、そもそも調査員ではなく事務仕事や電話対応などの求人もあるため、勤務時間については、求人をよく読み調査補助の募集なのか?事務仕事の募集なのか?の違いもしっかり確認しておきましょう。

必要な資格はあるの?

探偵のバイトを行う上で、必須となる資格は特にありません。ただ求人の中には、運転免許が必須のものが多いため、その点はチェックしておきましょう。

現在の日本では、そもそも探偵になるために必要な資格は特になく、学歴・年齢・性別を問わないため、やる気があれば誰でも応募することができるのも探偵のバイトの良い所です。


時給や就業時間などの待遇面を具体的に見ていくと、探偵のバイトは仕事柄特殊ではあるものの、他のバイトと比べて大きな違いがあるわけではないことがわかります。

探偵事務所でバイトする前に知っておきたい知識

ここからは探偵のバイトについて、知っておきたいこと、気になる疑問をしっかり解決していきましょう。

そもそも、探偵のバイトはどこで探せばいいの?

探偵のバイトは、主に求人サイトや求人情報誌などを使って探しましょう。

またこの他にも、自宅の近くで働いてみたい探偵事務所などがある場合は、その事務所のHPなどを見て求人募集が出ていないかを確認してみましょう。

探偵事務所は大手が3割、残り7割が個人経営の事務所となっており、個人の事務所では掲載費のかかる求人サイトでの募集は、行っていないところもあります。このためどうしても、探偵のバイトをしてみたいと感じる場合は、こうした事務所に個人的に問い合わせるのも一つの方法です。

探偵バイトってきついって本当?

探偵のバイトは、働き方によって大変さは大きく異なります。

例えば調査補助のバイトで、深夜・残業ありのフルタイムでの仕事の場合は、張り込み・尾行などの調査を行うため、調査対象により拘束時間や労力が大きく異なり、確かに「きつい」と表現できることもあります。

また長時間の尾行・張り込みは、食事・トイレといった基本的な活動に制限がかかることが多く、慣れない場合だと多くの人がこの点を辛く感じてしまいます。

ただバイトの中には、深夜帯でも3時間程度から週2日程度といったライトな求人から、そもそも探偵事務所でのバイトですが、主に書類整理や電話対応などの事務作業が中心というものもあり、この場合は時間的なきつさや、生理的な現象の我慢の辛さはほぼありません。

このため、探偵バイトが一概に「きつい」ということはなく、他のバイト同様に働き方によってきつさは大きく異なります。

探偵のバイトは危険な点はあるの?

探偵の仕事では、基本的に危険な仕事を請け負うことはありません。これは探偵の仕事は「探偵業法」(参照:「探偵業の業務の適正化に関する法律」法令検索より)により、業務の範囲が定められており、探偵は警察のような捜査権はなく、あくまで法律の範囲で調査を行わなければならないためです。

またこの探偵業法では、業務範囲だけでなく「ストーカー行為」「DV加害者が被害者を探す調査」「差別につながる調査」など、犯罪や差別に加担する恐れがある依頼についても、引き受けることができないと定められています。

このためフィクションの世界でイメージが付いた、探偵が狙われることや、危険な任務をこなすといったことはほぼないということも知っておきましょう。

またもしこうした知識を持ったうえで、違法性があったり、危険を伴う業務を言い渡された場合は、はっきりと拒否することも大切です。

探偵のバイトは、実は地味な仕事が多いって本当?

探偵と聞くと、それだけで少しワクワクする仕事を思い浮かべる人も多いのですが、実際の探偵の業務は決して華やかとは言えません。

尾行の場合は、周囲に溶け込める服装や様子に気を使い、どのように行動するか読めない調査対象者をひたすら追いかけ続けます。その間、見失ってはいけないため食事だけでなく、トイレも気軽に行くことはできません。

また張り込みでは、やはり調査対象者の動きを探るために行う業務のため、一カ所に何時間も居続けたとしても、調査対象者の動きがあるまで様子を見張る必要があります。

こうして考えていくと、もし探偵のバイトについて、もっとスピーディーに華やかに、トラブルを解決する仕事だと思っていると、あまりの地道な仕事に驚いてしまうかもしれません。


このように探偵の仕事の注意点を見ていくと、様々なフィクションの世界で取り上げられているからこそ、実際とは違うイメージがついていることがよくわかります。

バイトを始めてから「思っていたのと違う…」とならないためにも、ぜひ上記の点についてしっかり確認しておきましょう。

探偵バイトに向いている人ってどんな人?

探偵のバイトの仕事内容や待遇、気を付けておきたいことが分かったところで、最後は探偵のバイトに向いているのはどんな人なのかを、自分と照らし合わせてみていきましょう。

秘密をしっかり守れる人

探偵のバイトで、大切な能力の一つが、依頼者から受け取った情報や調べた内容といった、就業中に得た秘密をしっかり守れる性格です。

探偵事務所では契約の際に、依頼者と守秘義務契約を交わしているため、たとえ身近な人であっても守秘義務違反になるような言動を行うことはできません。

このため、おしゃべりな人・口の軽い人は、探偵のバイトは向いておらず、口の堅い人、約束をしっかり守れる人が探偵向きの性格といえます。

我慢強い人

もう一つ探偵のバイトをするうえで、欠かせないスキルは「忍耐力」です。

探偵の仕事は、情報や証拠を集めていくため、何時間も同じ場所で張り込みを行ったり、不規則な動きをする対象者をバレないように尾行するなど、我慢度良さと辛抱強さが必須となっています。

このため飽きっぽかったり、集中力が途切れやすいといった場合は、大事な場面でミスを犯してしまう可能性があるため、我慢強かったり、どんなトラブルが起きても臨機応変に対応できるどっしりとした心構えがある人が探偵向きといえます。

好奇心が旺盛な人

最後に探偵のバイトに向いている性格として、好奇心が旺盛なことが挙げられます。

リアルな探偵の仕事は、あくまで地道な作業の積み重ねとなっていますが、その際に行う尾行・張り込み・聞き込みなどは、普通の生活を送っていれば、ほとんど触れることはない業務です。

このため、他ではなかなか体験できない仕事をしてみたい!ワクワクするような仕事がしたい!と思っている人にとって、探偵のバイトは魅力的な仕事となります。


探偵の仕事は、通常の仕事とは異なり守秘義務・法的知識・我慢強さなど複合的な能力と適性が必要になる仕事です。

また探偵が扱う調査は多岐にわたりますが、どんな調査であっても調べ上げた調査結果は、依頼者・調査対象者の両者の人生にかかわります。だからこそ上記の適性について自分に当てはめ、自分にやれるだろうか?と問いかけてからバイトを探してみましょう。

まとめ

探偵のバイトは、他のバイトと比べるとここでしかできない体験をすることができる貴重なバイトです。ただ貴重な経験ができる反面、尾行や張り込みでは通常のバイトにはない苦労する面があるのも事実です。

このため探偵のバイトに応募する際は、「調査員としてなのか?事務作業がメインなのか?」「就業時間は昼なのか夜がメインなのか?」など、しっかりと条件を確認したうえで、「自分にやれるだろうか?」と問いかけ応募するかを決めましょう。