X(旧Twitter)で人探しはできる?メリットやポイントを解説

X(旧Twitter)で人探しはできる?メリットやポイントを解説

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家族や知人の行方が分からなくなった場合に活用できるのがX(旧Twitter)です。SNSのなかでも特に拡散力が高く、多くのユーザーが使用しているため、行方不明者に関するさまざまな情報を得られる可能性があります。

この記事ではXを使った人探しのメリットやポイントなどを解説します。人探しをプロの探偵に依頼する際の注意点も紹介していますので、参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • Xが人探しに適している理由
  • Xで人探しをする為のポイント
  • その他の人探し方法

Xが人探しに適している理由

Xが人探しに適している理由

SNSにはさまざまな種類があります。そのなかでもXが人探しに適している理由は、ユーザー数の多さにあります。総務省の発表によれば、Xの利用割合は10代から60代の全年代で49.0%と約半数もの人が利用しています。(※1

利用者数だけでみると、Instagramも全年代で56.1%ものユーザー数を誇っています。しかし、Instagramは画像や動画の投稿に特化したSNSのため、Xのようにテキストでの人探しには適していない傾向にあります。

Xで人探しをするメリット

Xで人探しをするメリットは次のとおりです。

  • 費用がかからない
  • 高い拡散力が期待できる
  • 自分のタイミングで調査できる

ここではそれぞれのメリットを解説します。

費用がかからない

費用がかからない

Xでの人探しの最大のメリットは、基本的に費用がかからない点です。SNSを利用した情報拡散や呼びかけは、そのほとんどが無料で行うことができるため、経済的な負担を抑えながら広範囲にアプローチできます。例えば、行方不明者の情報を投稿したり、リツイートをお願いしたりするだけで、多くの人々に届く可能性があるでしょう。

広告費用や手数料がかからないため、少ないコストで大きな効果を期待できる点が大きな魅力です。

高い拡散力が期待できる

Xは情報の拡散力に非常に優れており、投稿が瞬時に数千、数万、さらには数十万回のリツイートやいいねを獲得することがあります。この特徴を活かして人探しを行えば、投稿が広範囲に広がる可能性もあるでしょう。

とくに、人気のあるアカウントや影響力を持つ人々にリツイートされることで、情報は爆発的に拡大し、迅速に目撃情報を得るチャンスが増えます。さらに、特定のハッシュタグを使用すれば、より多くの人々に情報を届けることが可能です。

自分のタイミングで調査できる

Xでの人探しは、24時間いつでも行うことができるうえ、ほかの人との調整が不要です。自分のタイミングで投稿したり、情報を集めたりすることができるため、急を要する状況でも迅速に行動することができます。例えば、特定の時間帯で目撃情報を集めたい場合、その時間帯に合わせて呼びかけを行うことができます。

Xで人探しをするデメリット

Xでの人探しはメリットだけではありません。次のようなデメリットもあります。

  • 見つけられるとは限らない
  • トラブルに巻き込まれる可能性がある
  • 個人情報の取扱いに配慮が必要

Xによって人探しをするのであればデメリットも把握しておきましょう。

見つけられるとは限らない

Xで情報を拡散しても、必ずしも目的の人物が見つかるわけではありません。情報が拡散されるだけで、目撃者や知っている人が現れる保証はなく、場合によっては全く反応がないこともあります。また、拡散される情報の中に虚偽の内容が含まれていることもあるため、信頼できる情報を見極めることが必要です。

とくに、探している人物が特定の地域に限られている場合、その地域での情報拡散が足りないと、効果的な結果を得られない可能性もあります。

トラブルに巻き込まれる可能性がある

トラブルに巻き込まれる可能性がある

Xは匿名性が高いため、意図しないトラブルに巻き込まれるリスクがあります。たとえば、誤った情報が拡散されると、名誉毀損などの誤解を招いてしまうかもしれません。

また、善意で情報を提供している人々の中には、悪意を持って情報を捏造したり、虚偽の情報を投稿したりする人も存在します。これにより、信頼性の低い情報が広まり、人探しが難航してしまう可能性があります。

このほか、人探しをきっかけに無関係なユーザーからコンタクトがあり、予期せぬトラブルに発展する可能性も考えられるため、慎重に行わなければなりません。

個人情報の取扱いに配慮が必要

Xでの人探しを行う際には、個人情報の取り扱いに十分な配慮が必要です。とくに、行方不明者の写真や住所、連絡先などの個人的な情報を公開することは法的な問題を引き起こす可能性があります。無断で他人の個人情報を掲載する行為は、プライバシー侵害に抵触する恐れがあるでしょう。

さらに、SNSでは情報が瞬時に拡散されるため、意図しない個人情報の漏洩が大きな問題になることもあります。そのため、投稿する内容には慎重になり、個人情報の取り扱いについて十分に理解したうえで行動することが重要です。

Xで人探しをする際のポイント

Xで人探しをするのであれば、次のようなポイントを押さえておきましょう。

  • ハッシュタグを使う
  • 正確な情報を発信する
  • 定期的にポストを更新する
  • 関連する団体への協力依頼も検討する

ハッシュタグを使う

ハッシュタグの使用は、特定の話題やテーマに関連する投稿を集めるために有効な方法です。人探しをする際には、関連するハッシュタグを適切に選んで投稿に付けることで、同じ目的を持つユーザーや地域の人々に情報を届けやすくなります。例えば、「#行方不明」「#人探し」「#探しています」などのハッシュタグを使用することで、より多くの人々に情報が届き、目撃情報を集めやすくなります。

また、地域名を含むハッシュタグを追加すれば、特定のエリアでの情報拡散を狙うことも効果的です。

正確な情報を発信する

人探しの成功には、正確で詳細な情報の提供が欠かせません。次のような情報を具体的かつ正確に発信しましょう。

  • 年齢
  • 最後に目撃された場所や時間
  • 特徴(服装や持ち物など)

不確かな情報では有益な情報が得られず、逆効果となる可能性があるため、信頼できる情報のみを発信することが重要です。また、Xのアカウントではなくメールに連絡して欲しいなど、具体的な連絡先を明示することもポイントです。

定期的にポストを更新する

定期的にポストを更新する

Xで人探しをするのであれば、定期的にポスト(投稿メッセージ)を更新しましょう。情報の鮮度は人探しにおいて非常に重要です。定期的に情報を更新して情報を再拡散することで、新たな目撃情報や有益な情報入手につながります

関連する団体への協力依頼も検討する

人探しを効果的に進めるためには、X上での関連団体に協力を依頼するのもおすすめです。例えば一般社団法人 日本失踪者捜索協力機構(MPS)は、行方不明者の情報を掲示板やXで募っている団体です。MPSの掲示板への掲載を依頼することで、Xでの発信も期待できます。

個人のアカウントで情報を収集するよりも、MPSをはじめ関連団体に協力を依頼することで、より多くのユーザーから情報を集められるでしょう。

X以外で人探しをする方法

人探しはX以外でも可能です。X以外で人探しをする方法は次のとおりです。

  • 自分で人探しをする
  • 警察に捜索を依頼する
  • 探偵に調査を依頼する

自分で人探しをする

自分で人探しをする

X以外で自分で人探しをする方法は主に次のとおりです。

  • 周囲に聞き込みをする
  • チラシを配る
  • 住民票や戸籍附票から情報を得る
  • インターネットの掲示板を利用する

周囲に聞き込みをする

自分で人探しをする方法として、探している相手の自宅や職場周囲での聞き込みが挙げられます。聞き込みをすることで有益な情報が得られる可能性もあるでしょう。

周囲に聞き込みをする際のポイントは次の3つです。

  • なぜ探しているのか伝える
  • 丁寧な言葉遣いを心がける
  • 身なりを整えておく

聞き込みの際は、相手の警戒心を解き、信頼されることが大切です。上記のポイントを押さえ、相手の信頼を得て情報を引き出しましょう。

チラシを配る

聞き込みではなく、チラシを配ることでも情報を得られる可能性があります。チラシの配布は次のような場所で実施しましょう。

  • 探している相手が住んでいたもしくは住んでいる地域
  • 探している相手の職場
  • 探している相手が利用するであろう駅近辺

チラシであれば、Xを利用していない人からの情報も期待できます。

なお、チラシの配布や貼り出しは道路交通法ほかに違反する恐れがあるため、事前に管轄の警察に確認を取っておきましょう。

住民票や戸籍附票から情報を得る

住民票の除票や戸籍附票の情報からも、人探しに有効な情報を得ることができます。

住民票の除票からは以前の住所が、戸籍附票からは住所変更の履歴が分かるため、探している相手の足取りが掴めるでしょう。

しかし、住民票の除票や戸籍附票は、以下の条件に該当している人でなければ取得できません。

書類取得できる人
住民票の除票
・本人と同一世帯として住民票に記載されている
・本人もしくは同一世帯員以外の第三者で、本人もしくは同一世帯員から依頼を受け、請求のための委任状を持っている
・本人もしくは同一世帯員以外の第三者で、委任状はなく、請求することに正当な理由がある
戸籍附票・本人の配偶者もしくは直系血族(祖父母・父母・子・孫など)
・本人からの委任状もしくは請求内容を明らかにする書類などを持つ第三者

インターネットの掲示板を利用する

インターネットの掲示板を利用することも人探しには有効です。ネットには人探し用の掲示板も複数存在しています。なかには無料で利用できる掲示板もあり、掲示板に探している相手の詳細を掲載することで、有力な情報を得られる場合もあります。

ただし、無料の掲示板はいたずらや嫌がらせの書き込みなども横行しているため、情報の見極めが重要です。

また、前述したとおり、インターネットの掲示板に情報を書き込む際は個人情報の取り扱いに注意しましょう。

警察に捜索を依頼する

自分の力だけでは難しいと感じた場合は、警察に相談しましょう。警察に捜索をお願いする場合は、探している相手の行方が分からなくなった住所地を管轄する警察に行方不明者届を提出します。遠方であれば、自分が住んでいる地域の警察へも提出可能です。

なお、行方不明者届を提出できるのは次に当てはまる人のみです。探している人が友人・知人である場合は、両親や兄弟など親族に相談しましょう。

  • 親権者、配偶者、後見人など親族や監護者
  • 行方不明者の福祉に関する事務に従事する者
  • 同居者、恋人、雇主など行方不明者と密接な関係を有する者

警察は事件性があると捜索する

警察は行方不明者の捜索に対応しているものの、すべての届出に対応するわけではありません。警察が捜索をするのは、事件性が認められるものです。

例えば成人の家出や駆け落ちなどは、行方不明者届を提出したとしても、積極的に捜索してくれない場合が多いでしょう。

探偵に調査を依頼する

自力での人探しが難しい場合は、探偵に人探しを依頼するのも一つの方法です。探偵は各地にいくつもあります。そのなかから適した探偵を選ぶには、次のような点に着目しましょう。

  • 人探しに長けているかどうか
  • 料金体系が明確か
  • 過度な成功率を謳っていないか

人探しに長けているかどうか

探偵が請け負う調査にはさまざまなものがあり、探偵ごとに得意とする調査も異なります。浮気・不倫調査を得意としているケースもあれば、人探しを得意としているケースもあります。

まずは依頼を検討している探偵の過去の実績口コミを確認して、人探しに長けているかを確認しましょう。

料金体系が明確か

探偵に人探しを依頼したとしても、すぐに見つかるとは限りません。状況によっては捜索に時間がかかってしまう可能性があります。捜索が長引いたときに備えて、探偵の料金体系を確認しておきましょう。一般的に捜索時間と料金は比例します。さらに、探偵によってはさまざまなオプションが発生する可能性があります。

料金体系が曖昧な探偵の場合、清算時に想定外の費用が発生しかねません。そのため、料金体系が明確な探偵への依頼を検討しましょう。

過度な成功率を謳っていないか

先述のとおり探偵であっても、人探しには時間がかかる可能性があります。また、場合によっては探している相手を見つけられないケースもあるでしょう。

そのため、成功率100%など過度な広告を謳っている探偵は信頼性に欠け、あとから相場以上の費用を請求されかねません

余計なトラブルに巻き込まれないためにも、誇大広告を謳う探偵への依頼は避けましょう。

探偵に調査を依頼するメリット

探偵に人探しの調査を依頼するメリットは次のとおりです。

  • 事件性がなくとも捜索してくれる
  • 独自のルートで調査できる
  • 法律に配慮して調査する

事件性がなくとも捜索してくれる

先述のとおり、警察は事件性がある場合に捜索を開始します。一方探偵なら、駆け落ちや家出など、事件が疑われない失踪であっても調査するため、すぐに捜索を開始可能です。

事件性がない場合であっても、人探しは時間が経てば経つほど捜索が難航します。そのため、探偵に依頼してスピーディに捜索を進めてもらいましょう。

独自のルートで調査できる

行方が分からなくなった人の捜索は、Xや聞き込みなどによって自力で捜索可能です。しかし、自力では捜索できる範囲や捜索の方法に限りがあります。対して、探偵はXでの情報収集や聞き込みはもちろんのこと、探偵独自の調査ルートの活用が期待できます。そのため、自力ではたどり着けなかったような情報も得られる可能性があるでしょう。

聞き込みもプロのスキルで実行

探偵は独自のルートでの調査だけでなく、プロのスキルに基づいて聞き込みを行います。聞き込みは個人でも実践できますが、相手の警戒心を解くことは想像以上に難しいものです。

聞き込み調査のプロである探偵であれば、培った経験やスキルによって有益な情報を聞き出すことが可能です。

法律に配慮して調査する

Xに行方不明者の情報を投稿すると、プライバシーを侵害しかねません。また、事実であっても相手の名誉を傷つけるような投稿は名誉棄損とみなされ、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金が科せられる恐れすらあります。(※2

一方、探偵は人探しに関わる法律を熟知しています。そのため、法律に配慮して調査が可能です。

Xだけでなく探偵の力も借りて人探しを進めよう

人探しは自力で可能です。とくに多くの人が利用しているXを活用すれば、詳細を拡散できるため、有益な情報を得られる可能性があります。Xだけでなく、聞き込みやインターネット掲示板への書き込み、警察への相談などによっても行方が分からなくなった人を捜索可能です。

しかし、聞き込みには専門的なスキルが求められるうえに、警察は事件性がなければ捜索を期待できません。そのため、探偵に捜索を依頼しましょう。探偵であれば事件性がなくとも捜索をしてくれます。さらに独自のルートを活用した情報収集も可能です。探偵を選ぶ際は人探しに長けているかどうか、料金体系が明確か、過度な成功率を謳ってないかなどをチェックしましょう。