パートナーが浮気している場合、浮気相手とラブホテルを利用している可能性があります。パートナーがラブホテルを利用しているのであれば、ホテルのメンバーズカードを所有しているかもしれません。ラブホテルのメンバーズカードを見つけたら処分せず、適切に対処しましょう。
この記事ではラブホメンバーズカードを見つけた場合の対応や浮気の有効な証拠について解説します。
- ラブホメンバーズカードからわかる情報
- ラブホメンバーズカードは浮気の証拠になるか
- ラブホメンバーズカードを見つけたときの対処法
ラブホメンバーズカードとは

ラブホテルのメンバーズカードは、顧客がホテルを利用する際に発行される会員カードで、特典やサービスを受けるための機能が備わっています。カードは、宿泊の際にポイントが貯まったり、特定の割引が適用されたりするのが一般的です。浮気が疑われるパートナーがラブホテルに通っている場合、このカードが証拠となることがあります。
カードはプラスチック型とアプリ型に分かれる
ラブホテルのメンバーズカードは、主にプラスチック型とアプリ型に分かれています。それぞれのタイプによって、調査方法が異なるため、どのような種類のカードをパートナーが所持しているかを確認しましょう。
一般的には、物理的なプラスチックカードで発行されることが多く、カードの中には利用者の名前や会員番号、利用履歴などの情報が記録されています。
近年では、スマートフォンのアプリを使ってメンバーズサービスを提供しているラブホテルも増えてきています。アプリ型のカードは、物理的なカードではなく、スマートフォンの画面上で確認できる形式です。アプリ型の場合、履歴や利用頻度、日時などがアプリ内で管理されるため、カードを手に入れることが難しい場合でも、アプリから証拠を掴むことが可能です。
ラブホメンバーズカードから得られる情報

ラブホテルのメンバーズカードには、浮気の証拠となる次のような情報が記録されています。
- 利用しているホテルの情報
- 利用頻度
これらの情報を手に入れることで、パートナーがどのようにラブホテルを利用しているのか、浮気の証拠収集のきっかけとして活用できるでしょう。
利用しているホテルの情報
ラブホテルのメンバーズカードには、どのホテルを利用したかの情報が記録されていることがあります。特にプラスチック型のカードの場合、利用したホテル名や利用日がカードの裏面や専用のシステムに記録されているケースもあるでしょう。これらの情報をもとに、パートナーがどのラブホテルに頻繁に訪れているのかを把握可能です。
アプリ型の場合も、利用したホテル名や滞在日時が記録され、アプリ内で履歴として確認可能です。これにより、パートナーが通っているラブホテルを特定することができ、証拠収集活動に活用できるでしょう。
利用頻度
メンバーズカードには、利用した回数や利用日時が記録されていることがあります。この情報をベースに、パートナーがどれくらいの頻度でラブホテルを利用しているのかを確認できます。頻繁にラブホテルを利用していることが分かれば、パートナーを問いただすきっかけになるでしょう。
プラスチックカードの場合、ホテルの利用履歴がカード自体に記録されていることがあります。アプリ型の場合も、アプリ内で利用履歴を簡単に確認できるため、頻度をチェックすることが可能です。
ラブホメンバーズカードは浮気の証拠になりづらい
ラブホテルのメンバーズカードからは、利用しているホテルの情報や利用頻度が把握可能です。しかし、これらの情報を把握できたとしても、浮気の証拠にはなりづらいのが一般的です。
例えば、メンバーズカードからラブホテルに通っていることが分かっても、誰といたのかは分かりません。一人でラブホテルを利用した可能性もあるでしょう。また、カード型メンバーズカードの場合、パートナー自身のカードであるとは限りません。
しかし、ラブホテルのメンバーズカードそのものが浮気の証拠にならなくとも、証拠収集のヒントにはなり得るでしょう。
ラブホメンバーズカードと組み合わせやすい証拠
ラブホテルのメンバーズカード単体では十分な証拠とならないことがありますが、他の証拠と組み合わせることで浮気の有力な証拠になります。
具体的には次のような証拠と組み合わせてみましょう。
- レシートや領収書と合わせる
- GPSの行動履歴と合わせる
- お金の動きと合わせる
レシートや領収書と合わせる
ラブホテルを利用した際には、通常レシートや領収書が発行されます。これらの書類には、利用した日時や金額、ホテル名などが記載されています。メンバーズカードと合わせてレシートや領収書を確認することで、どのラブホテルを利用したのか、いつ訪れたのかが明確になるでしょう。もし、同じ日にメンバーズカードの履歴とレシートが一致すれば、浮気の証拠としての信憑性が高まります。
GPSの行動履歴と合わせる

パートナーのスマートフォンにGPS機能が有効であれば、GPSの行動履歴を確認可能です。これにより、パートナーがラブホテルを訪れた日時とその場所を確認することができます。メンバーズカードで確認したホテル名と、GPSデータで得た位置情報が一致すれば、浮気の証拠として有力な証拠になります。
また、GPS履歴は日時も詳細に記録されているため、メンバーズカードの利用履歴と照らし合わせることで、より精度の高い証拠を得られます。
お金の動きと合わせる
パートナーがラブホテルを訪れる際、支払い方法がカード決済であったり、現金を引き出していた場合、そのお金の動きも確認できる可能性があります。銀行の引き出し履歴やクレジットカードの利用履歴などを照らし合わせることで、パートナーがラブホテルに足を運んだ理由を裏付ける証拠になります。
また、メンバーズカードと金銭的な流れが一致する場合、浮気を裏付ける非常に強力な証拠となります。例えば、ラブホテルでの支払いを行った日時とメンバーズカードに記録された日時が一致すれば、その行動に対する疑惑をより強く持つことができます。
ラブホメンバーズカードを見つけた場合の対応
ラブホメンバーズカードを見つけた場合、次のような対応を取りましょう。
- パートナーと冷静に話し合う
- より有効な証拠を収集を進める
パートナーと冷静に話し合う

ラブホテルのメンバーズカードを見つけた場合、まずはパートナーと冷静に話し合うことが重要です。感情的になり、疑念をぶつけるだけでは、パートナーとの話し合いが進みません。まずは、カードのことについて聞き、パートナーの言い分をしっかりと聞きましょう。その際、攻撃的にならず、あくまで事実を確認する姿勢で臨むことが大切です。
パートナーがカードをどのようにして手に入れたのか、また、ホテルを訪れる理由があったのかを聞くことが重要です。この段階では、浮気を確認するための証拠を探すのではなく、まずは話を聞いて、真実を引き出しましょう。
より有効な証拠を収集を進める
パートナーの言い分や反応が納得できない場合や、さらに疑念が強まった場合には、より有効な証拠を集めることを検討します。ラブホテルのメンバーズカード単体では浮気の証拠として不十分な場合が多いため、他の証拠と組み合わせて確認することが必要です。例えば、パートナーの行動履歴や電話記録、GPSの位置情報などが有効な証拠となります。
証拠収集を進める際は、法律に違反しない範囲で行動することが重要です。例えば探偵に依頼することで、専門的な調査が可能になり、有力な証拠入手に近づけるでしょう。
パートナーの浮気を証明しやすい証拠
パートナーの浮気を証明しやすい証拠として以下が挙げられます。
- 不貞行為が分かる写真や動画
- 不貞行為を自白した音声
不貞行為が分かる写真や動画
直接的で有力な証拠の一つは、浮気をしている現場を撮影した写真や動画です。もし、パートナーが浮気相手と一緒にいるところを目撃した場合、その瞬間を写真や動画で記録しておくことが浮気を証明するために非常に効果的です。
しかし、不貞行為が分かる写真や動画を無断で撮影すると、パートナーや浮気相手からプライバシー侵害を訴えられかねません。プライバシー侵害は民法における不法行為にあたるため、民法709条で定められたとおり損害賠償を請求される可能性もあります。(※1)
不貞行為を自白した音声

浮気を証明するためのもう一つの有効な証拠は、パートナーが浮気を自白した音声です。これは、パートナーが浮気を認めた瞬間を録音しておくことで証拠として成立します。自白音声は、浮気が事実であることを証明する強力な証拠となり、浮気相手の名前や、浮気をしていた時期など、詳細な情報を得ることができる場合もあります。
しかし、音声の録音には法的な制約があるため、適切な方法で行うことがポイントです。無断で録音するとプライバシー侵害になりかねません。
ラブホメンバーズカード加えて有効な証拠を集めておこう
パートナーがラブホテルのメンバーズカードを持っていた場合、どこのホテルをいつ利用したのかを推測可能です。しかし、メンバーズカードだけでは誰と行ったのかを判断できません。また、本人のメンバーズカードではないと言い訳される可能性もあるでしょう。
そのため、メンバーズカードだけでなくより有効な証拠を収集しましょう。例えば不貞行為が分かる写真や動画、自白した音声などが挙げられるものの、個人での収集は難しい傾向にあります。そのため、探偵への調査依頼がおすすめです。探偵であれば適切な方法で証拠収集を進めてくれます。