浮気を見破る5つの方法|浮気の7つの兆候と見破った後取るべき行動とは?

急に帰りが遅くなった。スマホを肌身離さず持ち歩くようになった。大切な人だからこそ、些細な変化や異変に気が付くものです。

今回はそんな「浮気をしているかも…」という怪しい気配がある時に試したい、浮気を見破る方法を紹介していきます。将来を誓い合ったパートナーだからこそ、浮気は許せるものではありません。ぜひこの記事を読むことで、自分の中で浮かんだ疑念を晴らし、前に進むための手段として使ってください。

この記事を読んでわかること
  • 浮気をしている時に現れやすい7つの兆候
  • 浮気を見破る前にしてはいけないこと
  • 浮気を見破る具体的な5つの方法

日本の離婚率について知っておく

浮気を見破る前に、まず日本の離婚率について知っておきましょう。

厚生労働省の人口動態統計によると、令和3年度の離婚率は1.50となっていて、これは人口1000人当たり約1組が離婚しているという計算です。

また令和3年度では婚姻数は50万1116組に対し、離婚数は18万4386組となり、単純に数だけを比較すれば、婚姻数の約三分の一が離婚していることがわかります。(参照:厚生労働省 令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況より)

このように実際に日本の離婚率を知ると、どのような理由で離婚したかはわからないまでも、これだけ多くの人が結婚した相手との別離を決めているという現実を知ることができます。

浮気を確かめる前に知っておきたい、7つの浮気の兆候

浮気を具体的に確かめる前に、一般的に浮気をすると人はどんな行動を取りやすくなるのか知っておきましょう。

スマホを手放さなくなった

浮気をしている多くの人に現れる特徴として、スマホを手放さなくなるといった傾向があります。これは浮気をする場合、現代人の多くが会う日や日常的な連絡を、スマホに頼っているため起こる兆候です。

スマホで連絡を取っているなら、どんなにうまく隠していたとしても、「もし見られたら、浮気をしていることがバレてしまうのでは?」という気持ちを払拭できないために、結果的にスマホの管理が厳重になっていくのです。

このように浮気する側に立ってみると、常にスマホにロックをかけるようになった、スマホを肌身離さず持ち歩くようになったという変化は、スマホに何か見られたくないものがあると置き換えることができます。

スマホの扱い方が変わった

スマホを手放さなくなった以外でも、スマホの取り扱いに変化がある場合は浮気の兆候といえます。

  • LINEやメールの通知が届かなくなった
  • スマホの画面を伏せて置くようになった
  • 外出先、家の中問わずマナーモードになっている
  • 休日でも男性や会社名で連絡が入るようになった

スマホを肌身離さず持ち歩くのは、相手に不信感を持たれてしまうかも…。と考える浮気者の中には、堂々とスマホを扱っているにもかかわらず、以前と比べればいくつかの違いを読み取ることができます。

肌身離さず持ち歩くようになった、といった変化に比べれば感じにくい変化ではありますが、こうした変化が複数見られるようであれば要注意といえるでしょう。

おしゃれに気を遣うようになった

特にこちらが気づく変化があったわけでもないのに、急にファッションの趣味が変わった、おしゃれに目覚めたという変化があった場合も注意が必要です。

人は基本的に変化を嫌う生き物のため、変化があったということは何らかの心境に影響を与えたことがあったということを指しています。心境の変化の全てが浮気とは言えませんが、他の項目と合わせてこうした変化が見られた場合は浮気の兆候の一つと捉えていいでしょう。

夫婦生活に変化があった

夫婦生活やスキンシップの変化も浮気の兆候の一つです。

一般的に浮気をしているならスキンシップや夫婦生活は減るイメージがあるかもしれませんが、浮気をしている罪悪感を紛らわすために中にはスキンシップが増える家庭もあります。

問題は依然と比べて、特にこちら側が感じる変化がないにもかかわらず、相手の態度が変化したかという点です。もし極端に減った、またはなぜか増えたといった場合は、他の兆候と合わせて一つの異変と考えておきましょう。

急に自分や家族に優しくなった

スキンシップだけでなく、特に思い当たる理由がないのに常に上機嫌でいる、優しくなるというのも浮気者の特徴の一つです。

自分が浮気をしている罪悪感を減らすためや、浮気をしていることを勘づかれないために、相手に対して平時より優しく接するようになる人もいます。

例えば仕事帰りに普段は買わないスイーツなどを買って帰ってきたり、誕生日でもないのに花やプレゼントなどをサプライズで贈るといったことがある場合は「何か変かもしれない…」と気に留めておいた方がいいかもしれません。

残業・休日出勤など勤務形態に変化があった

もし浮気をしている場合は、浮気相手と密会するために時間を捻出する必要があります。

このため、以前に比べて急に残業や出張が増えた。また休日出勤することが多くなったといった場合は、浮気を疑う一つの指針になります。またこれだけでなく、残業や休日出勤が続いているのに、嫌な顔一つ見せずに仕事に行ったり、給料明細をみると実際には残業時間が増えていないといった場合は、より疑いを濃くする必要があります。

金遣いが荒くなった

お小遣い制にしている家庭では、お小遣いの増額を要求されたり、恋人の場合はバイトを増やすなど、金銭面で変化がある場合も注意が必要です。

浮気をするためには、一緒に食事をとったり、遊びに行ったり、ホテルに行くなど何かとお金がかかるものです。だからこそ、そうした金銭面での変化があった場合は注意が必要です。


これらの兆候だけでは浮気の確証を得ることはできませんが、これだけ当てはまるなら調査をしてみよう、これなら疑わなくても大丈夫かな?などさらに調査を進めるかどうかを判断する際の指針と考えましょう。

浮気を見破る前に知っておきたい、やってはいけないこととは?

浮気の兆候があり、白黒はっきりつけたいと考えている時、すぐに浮気を見破る方法を試すのではなく、まずはやってはいけないことを頭の中に入れておきましょう。

バレないことを第一とする

浮気を見破る方法を試す前に絶対に覚えておきたいのが、浮気調査はバレないことを最優先とするという鉄則です。

相手が本当に浮気をしている場合、「裏切られた…」「許せない…」という気持ちから、すぐに相手を責めたくなるのは当然の心理です。ですが、浮気の証拠をきちんと確保する前に、浮気がバレてしまったことが分れば、浮気の証拠を消したり、一時的に関係を解消するといった行動をとられ、その後の慰謝料請求や離婚でもめてしまう可能性が出てきます。

きちんとした制裁や、あなた自身の今後のためにも浮気を見破る方法は絶対にバレないように行ってください。

法律に触れるような証拠の集め方をしない

浮気を見破りたい!真実を知りたい!と、感情が盛り上がっている時やってはいけないのが、法に触れてしまう証拠の集め方です。

例えばスマホのロックを勝手に開けて、相手の許可なく浮気調査アプリをインストールしたり、クレジットカードの明細を見たいからといってWEB明細を見るために、パートナーに無断でIDとパスワードを使ってログインすることは、「不正アクセス禁止法」や「不正指令電磁的記録共用罪」といった法律に触れる可能性があります。

またこれだけでなく、例えば浮気相手の車や自宅にボイスレコーダーやGPSなどを仕込むのは「住居侵入罪」や「プライバシーの侵害」に当たる可能性があります。

浮気の証拠を集めるためにこうした法を犯す行為は、自分自身が被害者から加害者になってしまうだけでなく、せっかく集めた証拠も違法性があるとして裁判や離婚時に利用できなくなります。

真実を確かめたい、浮気の証拠を掴みたい、という気持ちは十分わかりますが、その後のためにも安全な方法で調査を行いましょう。

事実だけを確かめるのではなく証拠も同時に集める

次に浮気を見破る方法を試す際は、事実を確かめるだけでなくその過程で得た証拠を保管することも重要視しておきましょう。

浮気をしているかを確かめようとしている時、事実を一刻も早く知りたい気持ちは当然ですが、すべての事実を知った後役に立ってくれるのは集めた証拠たちです。

離婚する、慰謝料を請求する、別れさせてやり直す、どんな選択の場合でも相手が言い逃れできない証拠を集めて置くことで前に進むことができます。怪しいレシートが見つかったら保管し、撮影しておく。怪しい日時や残業などがあったら、給料明細と見比べてそちらも保管しておくなど、事実を確かめつつその足跡も同時に取ることを忘れないようにしましょう。

浮気を見破った後、感情的になるのをおさえる

浮気を見破る方法を試して、もし本当に浮気していたとしても、できるだけその場の感情で何かを決断するのは避けましょう。

人は大きな怒りに身を任せている時、思わぬことを口にしたり、本来の意思とは違う決定を下しやすくなります。

怒りや悲しみを感じることが悪いわけではありませんが、その感情に身を任せて全てを決断するのは、のちに消えない後悔をすることにもなりかねません。今後の自分たちの将来のためにも、大きな決断は感情が落ち着いてからよく考えて下すようにしましょう。


浮気は相手が裏切っているのに、こちら側が証拠を提示しなければいけなかったり、感情を殺して冷静に対応しなければいけないなど、不条理極まりないことの連続です。

しかしだからこそ、正しい制裁を加えるため、またこの辛い経験から自分を立ち直らせるためにぜひ不利にならない方法を選んでください。

浮気を見破る具体的な5つの方法

浮気をしているかもしれない…。上記の浮気の兆候に多くの当てはまる点があるといった場合は、具体的に浮気を見破る方法を試してみましょう。

GPS機器を使って浮気を見破る

GPS機器を使って、相手の位置情報を知ることで浮気を見破りましょう。

GPS機器にはリアルタイム型とロガー型があり、それぞれ特徴や価格が異なるため、自分の確かめたいことにはどちらがあっているかを考えながら選びましょう。

  • リアルタイム型・・・リアルタイムな位置情報を知るためのGPS。電波をキャッチする必要があるため通信契約が必須となり、導入費用は高め。浮気相手との密会現場などをおさえたい場合に有効。
  • ロガー型・・・現在位置ではなく行動履歴を把握するためのGPS。調べたい人物の車などに取り付けた後、GPS機器にどんな行動をとっていたか書き込む。後でGPS機器を回収し中の情報を確認することで、いつ怪しい行動をとっていたか?仕事帰りに不審な場所によっていなかったか?など日々の行動の足跡をたどるのに使用。

もし夫婦共通の自家用車などで浮気をしていることが疑われる場合は、こうしたGPSを取り付けることで、相手がどんな行動をとっているかを知ることができます。ただしGPSが合法的に取り付けられるのは、夫婦共有の場所やものに限られるため、有用な証拠が欲しい場合は設置場所に気をつけましょう。

その他浮気調査に使えるグッズについては、以下の記事も参考にしてください。

金銭面での変化で見破る

クレジットカード、給料明細、財布の中のレシートを確認することで、パートナーの金銭面での変化で浮気を見破りましょう。

給料明細を確認する場合は、

  • 残業や休日出勤が増えているなら明細に反映されているか?
  • 出張などがあった場合、出張手当や旅費などが計上されているか?

といった点をチェックしていきます。もし残業や休日出勤が増えているのにも関わらず、以前の明細とあまり変わらない場合は仕事を口実に何かをしている可能性が高まります。

またクレジットカードの明細では、

  • 身に覚えのないジュエリーや洋服店などで使われていないか?
  • 知らないデートスポットでの出費はないか?
  • 残業や休日出勤といっていた日に使った形跡はないか?
  • 普段は一括払いが主なのに、リボ払いなどにしている形跡はないか?

を確認しておきましょう。もしこうした形跡がある場合は、明細のコピーを取っておいたりスマホで証拠を撮影しておきましょう。

またスーツをかけるついでなどに財布の中やポケットのレシートを確認するのも、浮気を見破るには効果的です。特に男性の場合は、レシートにこだわる人が少ないため、中には浮気相手へのプレゼントやデートなどに使ったレシートが、無造作に残っている場合があります。

カードの明細と同様に、こちらも怪しいレシートを見つけた場合は撮影して証拠を残すようにしておきましょう。

車内の変化で見破る

普段から出勤などに自家用車を利用している場合は、以下の車内の変化を見ることで浮気を見破ることもできます。

  • 目的地履歴・走行履歴に不審な点はないか?
  • 帰宅前によく立ち寄る知らない場所はないか?
  • 助席のシートの角度や位置が変わっていないか?
  • 車内のゴミ箱に知らないレシートや怪しいごみはないか?
  • 車内に自分が知らない香水などのにおいはないか?
  • 車用の芳香剤などの趣味が変わっていないか?
  • 車内の座席などに、家族とは異なる髪の毛や遺留物がないか?

香水などの匂いや髪の毛といったものは浮気の証拠としては難しくなりますが、走行履歴・目的地履歴などは証拠として使えるため、もし不審点などがあった場合はスマホで動画や撮影をして残しておきましょう。

またこの他にももし密会している日が分かるようであれば、現在多くの車で取り入れられているドライブレコーダーに、決定的な証拠が残っている可能性もあります。

またこうした証拠をなかなか押さえられないとしても、家族共有の車であれば車内にボイスレコーダーや録画機器を仕掛けておくこともできるため、決定的な証拠が欲しいといった場合は導入を検討してみてもよいでしょう。

浮気調査アプリを導入して見破る

浮気を見破る方法の一つに「浮気調査アプリ」を使うといった方法があります。アプリの中にはパートナーのスマホにインストールすることで、LINE・メール・通話・位置情報など様々なことが分かり、「いつ、だれと、どんな連絡を取ったか?」を知ることで、浮気を見破ることができます。

ただアプリはこうした決定的な証拠を掴める反面、相手のスマホにインストールする必要があり、無断でこうした行為を行った場合は法に触れてしまい、せっかく掴んだ証拠が証拠能力を失うなど使い方には注意が必要となります。

ただ位置情報アプリやバックアップ用のアプリであれば、「災害時に連絡が取れるように家族で入れておこう」「スマホをなくした時のためにデータのバックアップを取っておこう」など、相手に怪しまれずに取り入れる方法もあります。どんなアプリがあるか?どのアプリがどんなことができるか?などは、以下に詳しい記事があるため参考にしてください。

探偵を使って見破る

浮気をしているかもしれない…。もししていたら許せない…。そんな風に考えている場合は探偵事務所に依頼するのも一つの方法です。探偵事務所であれば金銭的な負担はありますが、浮気をしている事実だけでなく慰謝料請求や離婚に役立つ証拠を同時に集めることができます。

ここまで紹介した見破る方法で、浮気をしているかをもし知ることができたとしても、慰謝料請求や裁判に有効な証拠を相手に悟られることなく集めるのは非常に大変な作業です。

絶対に言い逃れされたくない…。証拠を掴んで慰謝料を請求してきっぱり別れてやる!そう考えている場合は、探偵事務所では無料相談を行っているところも多いため、まずは気負わず一度相談してみましょう。

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浮気を見破った後にやるべきこととは?

それでは浮気の兆候があり、勇気を出して浮気を見破った後は、私たちにはどんな選択が残されているのでしょうか?

まずは自分の気持ちに向き合う

実際に浮気を見破ってしまった場合は、誰でも大きな心理的ショックを受けてしまいます。このためまずは浮気を見破った場合、すぐに別れる。関係を修復するといった具体的な行動に移す前に、必ず自分自身と向き合う時間を設けましょう。

大切な相手から裏切られた現実を知ることは、あなた自身の心に大きな傷を与えてしまう大変な事態です。だからこそ自分自身に、「この人とこれからも一緒に歩んでいけるだろうか?」「謝罪を受け入れられるだろうか?」「離婚した場合やっていけるのだろうか?」など、様々な疑問を自分に問いかけ、しっかりと答えを出してから次の行動に移りましょう。

慰謝料請求をするか判断する

自分と向き合う時間を持ったら、関係を修復するか、別れるかの前に「慰謝料請求をするか?するなら誰にするのか?」を考えましょう。

心の傷はお金で癒されるものではありません。ただだからといって相手の行為に対してなんの罰も与えられないのでは、気持ちの収めどころがなくなってしまいます。

慰謝料請求は別れる場合でも、別れない場合でも請求できるため「浮気相手のみに請求したい」「離婚して双方に請求する」など、自分の気持ちを考慮し前に進むためにはどんな方法がいいかを考えましょう。

関係を修復する

浮気について反省している場合、また子供がいて家族関係を継続したいと考える場合は、浮気をすっぱりやめさせて関係を修復させる選択肢もあります。

ただこの場合、相手との関係を完全に切るためにも、再構築の条件に「浮気相手との接触禁止」または浮気相手自体にも「今後パートナーとの接触禁止」とそれを破った際の罰則を設けておくと今後の安心に繋がります。

浮気をしたことを許すことはできなくても、時間の経過とともに心の傷を少しずつ癒し、再び家族としてやり直せる家庭は少なくありません。だからこそ、今後の禍根を少しでも絶ったうえで再出発をしてください。

離婚する・別れる

浮気をした相手に対して、許せなかったりもう信じられないといった場合は離婚や別離を選択することになります。

別れることを選択した場合は、今後の生活や気持ちの区切りをつけるためにも浮気相手とパートナーの両者に慰謝料の請求や、親権・養育費などの取り決めをする必要があります。

一刻も早く相手との関係を切りたい、もう二度と顔を見たくないなどといった場合、浮気をされた側が慰謝料請求や養育費についての話し合いを諦めるといったケースもあります。ただ今後の生活のためにも、当事者とやり取りするのが辛ければ弁護士に依頼するなどして、できるだけ納得できる別れ方にしましょう。

まとめ

大切なパートナーが浮気をしているかも…。そう考えるだけで、不安に苛まれたり、辛い気持ちで立ち上がれなくなるのは心の正常な反応です。

ですが誰でも事実を確かめないまま、心にしこりを残して幸せに生活することはできません。だからこそこの記事を通して、浮気を見破った場合はぜひその辛い事実を受け止めたうえで、どうしたいかを再度自分に問いかけ、納得できる結末を描けるようにしてください。