消防士は浮気が多い?不倫のサインと浮気を防ぐ3つ方法

燃え盛る炎の中でも果敢に立ち向かっていく消防士。

命を懸けて人々を守る「正義のヒーロー」というイメージが強い職業ですが、一部では「消防士は浮気しやすい」「不倫に走りやすい」という、まことしやかな噂も存在します。大切な家庭があったり、真剣に交際しているからこそ「浮気」や「不倫」という言葉は気になりますよね。

そこで今回は、なぜ消防士が浮気しやすいと言われてしまうのか?という原因と、どうすれば浮気という悲しい結果を防ぐことができるのか?という方法を紹介していきます。

消防士が浮気しやすいと言われるのはなぜ?

まずはじめに、「消防士が浮気しやすい」といった確証は存在しません。

「人口動態統計職業・産業別調査」といった、人口の動向と産業の関連を明らかにするためのデータはありますが、これも職業に関しては【管理的職業従事者】など14種にしか分類されておらず、「消防士」といった特定の職の離婚率や浮気率を知る術はないのです。

しかしそれではなぜ、「消防士は浮気しやすい」といった風評が流れてしまうのでしょうか?

この原因は、主に職業の特色やその仕事に従事している人の特性が関係しています。

例えば医者という仕事についていれば「収入が高い」「社会的ステータスが高い」など、その職業特有のイメージが生れます。

また更に医師の場合だと、医師免許を取得するには「頭がよくなくてはいけない」「医学部を卒業するための学費を払える家庭環境がある」など、その人を形成する背景も職業で、ある程度判断することが可能です。

つまり「医師」という仕事と同じように、「消防士」もその仕事特有のイメージや、その仕事を選択した個人的な背景から「浮気しやすい」というレッテルを張られてしまっているのです。

それでは、消防士にそんな悪いイメージがつく具体的な原因は何なのでしょうか?

消防士が浮気しやすいと言われる3つの理由

実際に浮気している人数がわからない反面、消防士に不名誉な印象がつく3つの理由を職業的観点から探っていきます。

①勤務形態が不規則

消防士が浮気しやすいと言われる一番の理由は、その勤務形態です。

事務作業に従事する内勤者ではなく、「ポンプ隊」「救急隊」「特別救助隊」など、消防の実働勤務に携わる消防士は2交代制や3交代制と呼ばれる勤務体系で、2交代制なら「当番→非番→当番→非番…」、3交代制なら「当番→非番→週休→当番→非番→週休」を繰り返しながら勤務しています。

非番の日は休日とは異なり、自分の所在をしっかりしておくことや、大きな事故や災害があれば出動要請が出されますが、有事でなければ休みと変わらないため、変則的ではありますが一般的なサラリーマンより自由になる時間は多くなります。

浮気や不倫は、時間的余裕がなければ行うことはできません。

このため変則的な勤務で自由な時間が多いことから、「浮気や不倫をする時間的余裕に恵まれている」と判断されてしまうのです。

②男性的な魅力に溢れている

消防士と言われて、あなたはどんな男性を思い浮かべますか?

爽やかな笑顔、引き締まった体、明るく誠実な性格…など、男女問わず消防士はとてもイメージの良い仕事です。

これだけでなく、普段から消防活動や災害任務など、常に危険な現場を想定した訓練を行っているため、消防士という職業柄培われる男性の肉体面を、魅力に感じる女性も少なくないのです。

肉体的な面だけを見ると、その他にも当てはまる仕事は存在しますが、消防士は地方公務員であり、とても安定した職業でもあります。また他の地方公務員に比べて、消火活動や災害救助など危険な現場に立ち会うことから、危険作業手当・消防業務手当などの各種手当が作業に従事した分だけ加算される仕組みになっています。

つまり公務員として安定がありつつ給料が一般職より良いという、危険な面に目をつむれば女性にとってある意味理想的な仕事なのです。

イメージの良い仕事・男性的な肉体的魅力・安定しつつ余裕のある収入、といった複合的な要素が絡み合い「消防士」という仕事が、一部の女性の中でブランド化しているのです。

こういった付き合うだけでステータスになる男性は、肉食系の女子にとって格好のターゲットとなり「積極的なアプローチに逆らえず浮気に走ってしまった」「一晩だけのつもりがずるずる関係が続いてしまった」といった悲劇を生む原因となってしまうのです。

③上下関係が厳しく、絆が強い職場

消防士は警察官と同様に上下関係が、非常に厳しい職場でもあります。

消防士とは一般的な呼び名で実際は消防吏員と呼ばれ、消防士→消防副士長→消防士長→消防指令…と階級が上がっていき、大学卒業や高校卒業など、最終学歴による採用区分で昇任するまでの年数も異なります。

また実際の業務は消火作業や人命救助など、非常に厳しい状況に置かれるため仲間意識が強く、強い絆が生まれやすい職場環境です。

そんな職場だからこそ、上司や同僚から「彼女が欲しいから、人数合わせの合コンに参加してほしい」「今日はがんばったから、一緒に飲もう」などと誘われてしまうと、なかなか断ることができません。

このため、既婚者やすでに彼女がいる場合でも、場の空気を壊さないために女性がいる飲み会や合コンに参加することになり、結果的に浮気の原因となる女性との接触の確率が上がってしまうのです。

消防士ならではの浮気のサインとは?

消防士という職業が、女性にとって収入面でも肉体面でも魅力があること、そして消防士特有の就業体制や職場環境に「浮気しやすい」原因があることがわかりました。

それでは、消防士の彼や夫が浮気しているかもしれない…。そう感じた時一体どんな点に注目すればよいのでしょうか?

以下は消防士ならではの浮気の3つのサインです。

  • 非番の日に外出することが増えた
  • 急なシフト変更が増えた
  • 出勤の服装が変わった

消防士の非番招集は、大きな災害や、大規模な火事などでしか行われないため、頻発することはあまりありません。このため急な非番招集やシフト変更など、不自然な勤務が見られる場合は要注意です。

また消防士の出勤時の服装は、大都市圏であれば「スーツ必須」や地方であれば「品位を損ねない服装」など幅がありますが、普段の出勤時の服装から変化があれば、これも見逃せないポイントとなります。

またもし、夫や彼が魅力的で浮気の心配があるなら、以下の一般的な不倫の兆候も確認しておきましょう。

消防士の浮気を防ぐ3つの方法

消防士という職業的要素に浮気しやすいと言われる原因があるとわかったところで、未然に防ぐ方法はないのでしょうか?

以下は消防士ならではの、浮気を未然に防ぐ方法を紹介していきます。

消防士の浮気を防ぐ方法①:同僚家族と仲良くなっておく

消防士は危険な現場に出動したり、命を懸けることもあるため、消防士同士の絆が一般的なサラリーマンより強い職場です。また地域に密着した仕事でもあることから、地元の啓発活動のイベントなどにも力を入れている消防署も多くあります。

魅力的なパートナーで不安が尽きないなら、こういった市民参加型イベントには積極的に参加し、その際に同僚の奥さんや上司の家族と仲良くなっておくと、浮気を未然に防ぐことに繋がります。

同じ職場の同僚に、勤務実態を聞くことができる環境があれば、非番や急なシフト変更でも「本当に勤務していたのか?」「非番招集というのは事実だったのか?」ということが確かめやすくなります。

この他にも、職場の同僚と家族ぐるみで付き合いがあれば、「もし合コンなどの参加が同僚の妻から伝わってしまったら?」という疑念から、新しい出会いの場に行く抑止力にもなります。

消防士の浮気を防ぐ方法②:自由になるお金を制限する

消防士の年収は約718万円(参照:総務省HP)。

一般的な地方公務員に比べて、消防業務手当、危険作業手当、非常災害業務手当など、特殊手当が仕事に従事した分、加算されることから安定しつつ、一般的な地方公務員に比べて高くなっています。

だからといって「普段から頑張っているから」「我慢させたくないから」と、夫のお小遣いを増やし過ぎたり、金銭管理を別々にしていると自由になるお金が多く、そのお金が浮気する資金となってしまうかもしれません。

普段から真面目で、家族サービスもしてくれる良き夫であり、不安な点が全くない場合は、夫のお小遣いを多めに設定するのは何ら問題ありません。

ただ「もともと女好きだった」「強く要求されると断れない」といった浮気に走りやすい特性を持っているなら、お金の管理は少し厳しめにしておきましょう。

お互いのストレスにならないために「昼食などのお金はお小遣いと別で渡す」「必要なものは家計から買う」など、相手へのよけいな負担は避けつつ、大きな金額を持たせないよう努力をしてみてください。

また彼氏が消防士でお金の管理に対して杜撰な点が見えるなら、「結婚資金を一緒に貯めたい」「旅行に二人で行きたい」などお金を使う目的を明確に決めて、2人で楽しい計画を立てることも、金銭的な歯止めをかける一つの方法です。

消防士の浮気を防ぐ方法③:すれ違いとうまく付き合う

消防士の浮気の原因には、「パートナーと休みが合わず、すれ違いが寂しかった」という声もあります。

消防士の2交代制や3交代制といった不規則な勤務は、休日や自由な時間が多く取れる反面、一般的な土日休みの仕事とは休日を合わせづらいといった側面も持っています。

そこで最近お互いの休みが合わず、すれ違っていると感じているなら、浮気や不倫に走るかもと心配するだけでなく、今後の二人のためにも早めに対策を取っておきましょう。

消防士に限らず「仕事の休みが合わせづらい」「生活にすれ違いが生じている」ということは、浮気や不倫のはじまりとなりやすい状況です。

平日休みが合わせづらいなら、たまには有給を使ってデートやおしゃれなディナーを計画してもいいかもしれません。相手の休みの日に、おねだりして夕食を準備してもらうのもいいですね。

すれ違いが起こるなら、その分どこかで帳尻を合わせられるように、自分たちならどんな工夫ができそうか考えてみてください。

まとめ

結婚したけどモテるみたいで不安…。彼が消防士だからもしかしたら、浮気してしまうかも…。そういった気持ちでこのページにたどり着いたとしたら、確かに消防士はステータス面でも、肉体面でも、収入面でも女性にとって魅力的な仕事です。

ただ、だからといって全ての消防士たちが浮気者というわけではありませんし、実際にどのくらいの割合で浮気や不倫が起こっているのかを知るすべもありません。

だからこそ、日々厳しい鍛錬をし、私たちの安全を守ってくれる「消防士」が浮気者という悲しいレッテルを張ることなく、職業的観点や女性目線の見え方を冷静に把握し、実際にあなたと向き合っている、消防士の彼自身の性格や人柄に目を向けて正しい判断を下してみてください。