浮気調査でバレない小型盗聴器選び4つのポイントと調査の注意点を解説

浮気調査でバレない小型盗聴器選び4つのポイントと調査の注意点を解説

「浮気調査に使えるグッズを知りたい」
「役に立った浮気調査グッズは?」

盗聴器は自力で浮気調査をするときに、情報収集のツールとして活用できる浮気調査グッズです

この記事では、浮気調査に使う盗聴器選びのポイントをご紹介いたします。小型でバレない盗聴器を選びましょう。

ただし、盗聴器を使った浮気調査は違法とみなされるケースがあります。また、盗聴器で得た浮気の証拠は、法的に有効とされるかは難しいところです。注意点も合わせてご覧ください。

この記事を読んでわかること
  • 浮気調査に使う盗聴器選びの4つのポイント
  • 盗聴器を使った浮気調査の違法性について
  • 盗聴器で得た浮気の証拠は法的に有効か?

浮気調査に使う盗聴器選びの4つのポイント

浮気調査に使う盗聴器選びの4つのポイント

盗聴器は、会話などを当人たちに知られないよう、ひそかに聴取・録音するための機器です。

盗聴器は、内蔵マイクで周囲の音声を検知し、電波で発信します。受信機を使用して音声を聞きます。電波の飛距離は、一般的に約100mです。

参考:【初心者ガイド】盗聴器とは?【専門店が解説する】 | 盗聴器専門店GQU

盗聴の目的は、いじめ対策やパワハラ対策など様々です。こちらでは、浮気・不倫調査に使う盗聴器選びの4つのポイントを解説いたします。

浮気調査では、小型でバレにくく、シーンに溶け込む盗聴器であることが重要です。

バレにくい小型であること

浮気調査で盗聴器を使うなら、バレにくい小型のタイプを選びましょう。「クリップ型盗聴器」「カードタイプ薄型盗聴器」などがあります。

クリップ型盗聴器コンセント内部に組み込む小型盗聴器
カードタイプ薄型盗聴器薄型のカードタイプの盗聴器

クリップ型盗聴器は、コンセントの内部に組み込むタイプの小型盗聴器です。壁のコンセントを取り外し、裏面にクリップで接続します。コンセント内の配線から電源を供給できるため、永続的に動作します。

カードタイプ薄型盗聴器は、厚さ6mmと、一円玉4枚ほどの薄型もあります。薄いだけではなく、クレジットカードほどの大きさしかないとてもコンパクトな製品もあるのです。家具と壁の隙間、本や雑誌の間などに仕掛けられます。

シーンに溶け込む形状であること

浮気調査のための盗聴器は、シーンに溶け込む形状が便利です。

次の形状の盗聴器であれば、日常のさまざまなシーンに違和感なく溶け込み、バレずに盗聴できる可能性が高いです。

  • ペン型
  • 電卓型
  • マウス型
  • USB型

部屋の中にさりげなく置くこともできれば、持ち運びもできます。

部屋の盗聴ならコンセント型がおすすめ

3. 部屋の盗聴ならコンセント型がおすすめ

浮気調査のために、部屋の盗聴をするなら「コンセント型の盗聴器」がおすすめです。

コンセント型であれば、目立たず、誰でも簡単に取り付けられます。また、電源が確保できているため、電池の交換の手間がかからず、永続的に使えます

三角タップタイプ、テーブルタップタイプは、スタンダードな形で自然に使えます。見た目も使い心地も、ほぼ本物と同じであるため、よほど疑って盗聴器探しをされないかぎり、バレることは少ないでしょう。

コンセントのように取り付けるだけなので、見つからないように素早く設置できます。

【注意】固定電話に仕掛けるタイプはNG

固定電話の周辺に仕掛ける盗聴器は、浮気調査にはNGです。有線電話の周辺に盗聴器を仕掛けるのは、有線電気通信法違反とみなされます。

参考:e-GOV法令検索:有線電気通信法:第九条

例えば、固定電話周辺に仕掛けて使う盗聴器の代表的なタイプに、モジュラージャック型盗聴器があります。モジュラージャックとは、電話線の端に付いている端子を差し込む場所です。壁面にあります。

モジュラージャック型盗聴器は、モジュラージャックに偽装して固定電話とつながり、通話内容を発信します。見た目は本物のモジュラージャックとそっくりです。

モジュラージャック型盗聴器は、電話回線から電源が供給されるため、永続的に使い続けられます。バレにくく永続的に固定電話の会話を盗聴できますが、違法となるため、浮気調査に用いるのはやめましょう

盗聴器を使った浮気調査の違法性について

盗聴行為自体は、違法行為とはみなされません。しかし、盗聴器を設置する前後の行動などで、違法とみなされてしまうケースがあります。違法とみなされる調査をしてしまうと、パートナーや浮気相手から逆に訴えられてしまうリスクもあるのです。

どのようなケースが合法で、どのようなケースが違法なのか、詳しく見ていきましょう。違法の場合は罪に問われることもあるため、注意が必要です。

合法とみなされるケース

まず、盗聴器による盗聴が合法とみなされるケースをご紹介します。

盗聴器を購入する

盗聴器を購入しただけでは、違法とはみなされません。たとえ、盗聴器を犯罪のために購入したとしても、それだけでは罪に問われることはありません。また、盗聴器を販売することも合法です。

自分の所有物に仕掛ける

盗聴器を自分の所有物に仕掛けるのは、違法ではありません。自宅や自分の車に、自分で盗聴器を仕掛けるのは合法です。自分の所有物に盗聴器を仕掛けても、浮気の証拠を得られる可能性は低いかもしれません。

しかし、パートナーが浮気相手と連絡をとっているときの会話などを聞き取って、浮気している事実を確認できることはあります。

ただし、自宅や自家用車であっても、パートナーの自室やパートナー名義の車に盗聴器を仕掛けると違法とみなされる可能性があります

自分で盗聴データを聞くだけ

盗聴した音声を、ただ自分で聞くだけであれば、罪に問われることはありません。例えば、盗聴を趣味としている人が、盗聴音声を聞いて自分だけで楽しんでいたとしても、それは違法ではありません。

盗聴行為は、それだけで犯罪のようなイメージがありますが、実は、自分で楽しむだけなら合法です。ただし、盗聴器を他人の家に仕掛けることは違法なので、その点は注意が必要です。

違法とみなされるケース

違法とみなされるケース

次に、違法とみなされるケースをご紹介します。

他人の住居に盗聴器を設置する

他人の住居に侵入して、盗聴器を設置するのは違法です。庭や駐車場も住居に含まれるため注意しましょう。

参考:e-GOVE法令検索:刑法:第百三十条

浮気相手の住居に盗聴器を設置して証拠を掴んでも、罪に問われたり、証拠として採用されないこともあります。

他人の所有物を壊して盗聴器を設置する

壁を壊して盗聴器を埋め込む行為などは、器物破損罪に問われることがあります。

参考:e-GOV法令検索:刑法:第二百六十一条

例えば、ぬいぐるみやクッションの縫い目を切って盗聴器を埋め込んだり、壁の一部を壊して盗聴器を埋め込んだりしたとします。このような行為は、器物を破損させているため、器物破損罪に問われる可能性があります。

固定電話を盗聴する

固定電話の盗聴は違法行為です。浮気調査で固定電話の周辺のモジュラージャックなどに盗聴器を仕掛けて電話の内容を盗聴するのは、電気通信事業法違反になります。モジュラージャック型の盗聴器は使わないように気をつけましょう。

参考:e-GOV法令検索:有線電気通信法:第九条

盗聴した音声データで脅迫を行う

盗聴器で得た音声データの内容をもとに脅す行為をすると、脅迫罪が適用される可能性があります。

参考:e-GOV法令検索:刑法:二百二十二条

例えば、盗聴してパートナーと浮気相手の秘密などを知った場合に、その内容をもとに2人を脅してしまうと、脅迫罪と判断される可能性があります。盗聴して知った内容が腹立たしいものであったとしても、パートナーや浮気相手を脅して恐怖心を与える行為は慎むようにしましょう。

盗聴した音声データを販売する

盗聴器を仕掛けて盗聴した音声データを、販売するのは違法です。個人情報保護法違反に問われる可能性があります。また、明らかに倫理的にも問題があります。

参考:e-GOV法令検索:個人情報の保護に関する法律

パートナーの浮気調査で得た音声データを販売することはないかもしれませんが、頭に入れておきましょう。

どのような罪に問われるのか

どのような罪に問われるのか

盗聴が違法とされるケースでは、次のような罪に問われます。

浮気の証拠を掴もうと必死になりすぎて、違法行為をしてしまわないように気をつけましょう。

他人の住居に侵入して盗聴器を設置する

浮気相手の家に侵入して盗聴器を設置するのは住居不法侵入とみなされます。3年以下の懲役、または、10万円以下の罰金に処せられる可能性があります。浮気相手の車に取り付けようと、庭や駐車場に侵入するのも住居不法侵入にあたります。

参考:e-GOVE法令検索:刑法:第百三十条

他人の持ち物を破損させて盗聴器を設置する

パートナーや浮気相手の持ち物を改造して盗聴器を設置すると、器物破損の罪に問われます。他人の所有物を破損させる行為は、3年以下の懲役、または、30万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

参考:e-GOV法令検索:刑法:第二百六十一条

固定電話を盗聴する

パートナーや浮気相手の固定電話を盗聴する行為は、有線電気通信法の秘密を侵す罪に該当し、2年以下の懲役、または、50万円以下の罰金に処せられる可能性があります。浮気調査のために盗聴器を仕掛けるとしても、固定電話周辺はやめておきましょう。

参考:e-GOV法令検索:有線電気通信法:第十四条

盗聴データをもとに脅迫する

盗聴して得た音声データをもとに、パートナーや浮気相手を脅すと脅迫罪に該当します。脅迫の罪に該当すると、2年以下の懲役、または、30万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

参考:e-GOV法令検索:刑法:第二百二十二条

盗聴器で得た浮気の証拠は法的に有効?

盗聴器で得た浮気の証拠は法的に有効?

盗聴器で得た浮気の証拠が、慰謝料請求や離婚訴訟で使えるかは難しいところです。

  • 違法行為による証拠は利用できない
  • 合法的に盗聴できるのは自宅などの限られた範囲

前述したように、盗聴自体は違法ではなくても、盗聴器を仕掛ける前後に違法行為とみなされる事項は多くあります。浮気調査のために盗聴器を仕掛けようとすると、どうしても住居侵入罪、器物破損罪などに該当してしまうケースが多いものです。

違法行為で収集した浮気の証拠は、法的に有効とされる可能性は低いです。自宅であれば、盗聴器を仕掛けることは合法ですが、そこでパートナーと浮気相手の性的関係が認められる証拠が得られるケースは少ないでしょう。

盗聴器は情報収集の一つとして利用するのが得策

盗聴器は情報収集の一つとして利用するのが得策

盗聴器を使って、自力で浮気調査をしても、合法的に不貞行為の決定的証拠を得るのは難しいでしょう。盗聴器は、浮気の決定的証拠を得るためではなく、情報収集のために利用しようと考えるのが得策です。

盗聴器で、次の情報が得られるかもしれません。

  • 浮気相手を特定する
  • 浮気相手とのデート日程を把握する
  • 浮気相手との密会場所を知る
  • 浮気の行動パターンを把握する

上記の情報は、浮気調査をするうえでとても役立ちます。盗聴器は、浮気調査をスムーズにするための情報収集のツールとして役立てましょう。

安全で効率的な浮気調査なら探偵への依頼がおすすめ

安全で効率的な浮気調査なら探偵への依頼がおすすめ

リスクを負わずに高い確率で浮気の証拠を得たい場合は、探偵に浮気調査を依頼するのがおすすめです。

盗聴器を使って自力で浮気調査をすることには次のリスクがあります。

  • 盗聴器を設置する前後で違法行為をしてしまう可能性が高い
  • 合法的に不貞行為の証拠を得ることは難しい
  • 盗聴器の設置がバレると警戒されて浮気調査が困難になる

盗聴器を使った浮気調査に限らず、自力での浮気調査には上記のようなリスクがつきものです。専門知識が豊富な探偵であれば、リスクを負わずに浮気調査をすることが可能です。また、探偵であれば、パートナーや浮気相手に顔を知られていないため、尾行などもバレにくいでしょう。

リスクを避けて効率的に浮気の証拠を掴むなら、専門知識とスキルをもつ探偵に依頼するのがよいでしょう。

「それでは、自分が盗聴器で得た情報は無駄なのか」といえば、そんなことはありません。探偵に依頼するときに、盗聴器で得た情報を提供することで、よりスピーディーに浮気の証拠を手に入れることが可能です。結果的に調査費用を安く抑えることにもつながります。

浮気調査を探偵に依頼するメリット

浮気調査を探偵に依頼するメリットは次の5つです。

  1. 浮気調査していることがバレにくい
  2. 離婚や慰謝料請求に有利な証拠が掴める
  3. 遠方の調査ができる
  4. 法律に抵触するリスクがない
  5. 精神的ダメージを小さくできる

1. 浮気調査していることがバレにくい

探偵はプロなので、ターゲットにバレないように浮気調査ができます。

例えば、妻が夫を尾行しても、すぐに気づかれてしまうでしょう。探偵ならパートナーと浮気相手に顔を知られていないため、尾行がバレる心配が少ないです。ほかの調査行動でも、探偵であれば、バレにくい行動ができます。

2. 離婚や慰謝料請求に有利な証拠が掴める

探偵であれば「離婚や慰謝料請求に有利なのはどのような証拠であるか」を熟知しています。

専門知識がないまま、やみくもにターゲットの情報を収集しても、裁判では証拠として採用されないものが多いでしょう。また、知識があったとしても、ラブホテルに出入りする写真などの不貞行為がはっきり分かる証拠を掴むのは難しいものです。

探偵であれば、専門知識もあり、証拠集めのスキルに長けているため、決定的な証拠を掴める確率は高いでしょう

3. 遠方の調査ができる

出張先や単身赴任先までパートナーを自力で追跡して調査するのは無理があります。探偵なら、遠方であっても調査が可能です

パートナーが出張先や単身赴任先で浮気していることもあります。育児や仕事もあるなか、自力で追いかけて調査するのは難しいでしょう。全国に支社をもつ探偵事務所に依頼することで、地元の調査員に調査してもらうこともできます。

4. 違法行為のリスクがない

探偵はどのような行為が違法であるかの専門知識をもっているため、法律に抵触しないように調査を行えます

自力での浮気調査は、住居不法侵入や器物破損罪など、思わぬ違法行為をしてしまうリスクがあります。浮気調査をして慰謝料を請求するはずだったのに、逆に相手から訴えられる事態にもなりかねません。

探偵なら、違法になる方法を避けて、安全に浮気調査ができます。

5. 精神的ダメージを小さくできる

自分で浮気現場を見てしまうのは、想像以上の大きなショックを受ける可能性が高いです。探偵に依頼すれば、結果報告として知らされるため、精神的ダメージをいくらか小さくできます

もちろん、精神的ダメージが全くないわけではありません。それでも、探偵に依頼して調査すれば、報告を一緒に見て、対処法を考えていくことができます。その後の離婚や慰謝料請求をするためのサポートも得られるでしょう。

探偵選びのポイント

探偵選びのポイントを簡単にご紹介します。まずは、基本情報をチェックすることから始めましょう。

  • 事務所の所在が確かな探偵事務所を選ぶ
  • 「探偵業届出証明書」がある探偵事務所を選ぶ
  • 調査報告書のサンプルを見せてくれる探偵を選ぶ
  • 料金プランが明確な探偵を選ぶ

慎重に選ぶのであれば、複数の探偵事務所に見積もりを出してもらうのもよいでしょう。

盗聴器でまずは浮気の情報収集!確実な証拠集めは探偵を頼ろう

浮気調査に使う盗聴器を選ぶ際は、小型でバレにくいタイプがおすすめです。

ただし、盗聴器を使った浮気調査は、違法となるケースがあるため注意が必要です。また、盗聴器による調査だけでは、離婚・慰謝料請求に有効な証拠を揃えるのは難しいでしょう。

まずは盗聴器で浮気の情報収集をし、確実な浮気の証拠集めは探偵を頼りましょう。盗聴器で得た情報を探偵と共有すれば、その後の調査がスムーズになることがあります。

リスクを減らして、時間や労力をかけずに決定的な証拠を得るなら、探偵に任せるのがおすすめです。専門知識と独自のスキルをもつ探偵なら、決定的な証拠を入手できるでしょう。