「警察官は浮気が多い」という話を耳にしたことがある方は少なくないでしょう。もっとも、職業別の浮気率を示す確たる統計データは、実のところ存在しません。それでも、交替制勤務や当直、急な招集といった働き方の特性から、警察官という職業には浮気につながりやすい要素がいくつも重なっているのも事実です。
この記事では、警察官が浮気しやすいといわれる環境的な要因や、警察官特有の発覚リスク、そして疑いを持ったときの動き方を詳しく解説します。
「気にしすぎかもしれない」段階でも、ご相談いただけます
さくら幸子探偵事務所は昭和63年の創業以来、全国30支社で累計26万件のご相談・調査に携わってきました。いま話せることを整理するだけでも、次に何をすべきかが見えてきます。調査を依頼するかどうかは、話を聞いたあとで決めていただいて構いません。
- 警察官が浮気しやすいといわれる5つの理由
- 警察官の不貞行為が招く職業上のリスク
- 疑ったときに動く順番を間違えない方法
警察官は浮気する人が多い?

警察官に「浮気が多い」というイメージを持つ人がいる一方で、その浮気率を示す確たる統計データは存在しません。とはいえ、時間の読めなさや職場環境など、浮気につながりやすい要素が複数重なっているのも事実です。これらの要因を理解しておくことは、パートナーの行動を冷静に見極めるための土台になります。
時間的な要因
警察官は、同じ地方公務員でも定時退庁が基本の行政職とは異なり、交替制勤務や当直、事件対応による急な招集があるため、配偶者であっても在宅時間やスケジュールを把握しにくい職業です。
そのため「勤務だから仕方ない」と言われてしまうと、それが本当に仕事によるものなのかを検証する手段は限られています。
本能的な要因
命の危険や緊迫した現場に日常的に接する仕事は、緊張と隣り合わせの高揚感を生みやすいといえます。極度の緊張を共有した相手との距離が急速に縮まる、いわゆる「吊り橋効果」が働きやすい環境です。
心理的な要因
事件対応や責任の重さからくるストレスは大きく、その発散先を家庭の外に求めやすい心理が働くことがあります。また、緊張感の強い職務がもたらす刺激に慣れることで、日常にはない「スリル」を家庭の外に求めやすくなるとも考えられます。
職場の環境的な要因
警察組織は独自の指揮系統や結束の強さを持つ閉鎖的な環境であり、外部の目が届きにくいという特徴があります。そのため、同じ職場内での距離が縮まりやすい傾向もみられます。
社会的な環境的な要因
警察官は、「人を守る」という使命感の強い職業であるがゆえに、周囲から特別視されやすい面があります。特別視されることに慣れると、他者からの好意に対する警戒心が緩んでしまう場合もあると考えられます。
相談の現場では、職業そのものより行動の変化を手がかりにしています。5つの要因はあくまで背景にすぎず、実際に見るべきは日々の行動の変化だからです。次は実際に公表されているデータから、警察官という職業のリスクを具体的に見ていきます。
警察官は浮気のリスクが高いって本当なの?
警察庁が公表する懲戒処分の統計をみると、事由別の分類で「異性関係」が例年上位に入っています。この数字が何を意味し、何を意味しないのかを正しく理解することが、警察官という職業のリスクを冷静に判断する手がかりになります。
公表されているデータを確認する

警察庁の発表によれば、令和8年上半期(2026年1〜6月)に全国の警察職員が受けた懲戒処分者数は155人でした。前年同期比では1人増となっています。事由別でみると最も多かったのは「異性関係」の43人で、前年同期比では3人減少しています。(※1)
また、令和7年(2025年)中の懲戒処分者数は337人にのぼり、過去10年で最多を記録したことも警察庁から公表されています。事由別では、盗撮や不貞行為などを含む「異性関係」が104人で最多となっています。(※2)
ここで注意したいのは、「異性関係」という分類には盗撮やセクハラといった行為も含まれており、このうち不貞行為がどの程度を占めるのかは公表されていないという点です。あくまで「懲戒処分の事由として最も多い分類である」という事実にとどめて受け止める必要があり、発生率や確率を示すものではありません。
地方公務員法が求める行動基準
都道府県警察に勤務する警察官は地方公務員にあたります。地方公務員法第33条により、勤務時間の内外を問わず職の信用を傷つける行為が禁じられており、私生活上の行為であっても対象になり得るとされています。(※3)
処分の種類や、発覚後に避けるべき具体的な行動については、下記コラムで詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
こうした処分が公表される仕組みがあること自体、本人にとっては強いプレッシャーとして働きます。発覚を極度に警戒するからこそ行動が慎重になりやすいというのが、調査の現場で見えてくる実務上の傾向です。まだ確証がない段階では、この警戒心の高さが自力での確認を難しくする一因にもなっています。
「処分の対象になり得る」という事実は、裏を返せば本人が発覚を強く警戒しているということでもあります。だからこそ、疑いを持ったときの動き方は順序を間違えないことが大切になります。
警察官が浮気していたらどうすればいい?
疑いを持ったとき、行動の順番を間違えると、かえって状況を悪化させてしまうことがあります。警察官という職業の特性を踏まえたうえで、落ち着いて動くための手順を知っておくことが、後悔しない選択につながります。
まずは冷静になる
問い詰めたい気持ちを抑えることは簡単ではありません。しかし証拠がない段階で本人を問い詰めると、警戒心を強めさせてしまい、その後の確認がかえって難しくなることがあります。
警察官は交替制勤務や当直、急な招集がある仕事のため、「帰りが遅い」「連絡がつかない」というだけでは判断材料として十分とはいえません。まずは感情を落ち着け、事実を積み重ねる姿勢が大切です。
自分はどうしたいかをじっくり考える

関係を続けたいのか、離れる決断をするのかによって、必要になる証拠の性質やその後の動き方は変わってきます。とくに慰謝料請求を視野に入れる場合は、集めるべき証拠の種類や記録の残し方も変わってくるため、あらかじめ自分の意向を整理しておくことが重要です。
慰謝料の考え方については、下記コラムで詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
確かな証拠を確保する
警察官は職業柄、発覚への警戒度が高い傾向にあります。自力で確かめようとした結果、その後の確認が難しくなったというご相談は少なくありません。証拠を集める際は、次の3つがポイントです。
- 気づかれにくい方法で進めること
- 裁判で使える形式を意識して記録すること
- 守秘義務のもとで対応すること
スマホやSNSを使った自分でできる証拠集めの方法については、下記コラムで詳しく紹介しています。
感情を抑え、正しい順序で証拠を確保することが、その後の選択肢を左右します。ここから先は、日々の関わり方をどう見直すかを考えていきます。
警察官を浮気させない方法はないの?
相手の職業を理由に不安を抱え続けるのではなく、日常の関わり方を見直すことで、関係の土台を強くできる部分もあります。ここでは、警察官というパートナーの特性を踏まえた関わり方を紹介します。
失うものの大きさを事実として共有する
警察官という職業は、懲戒処分の内容が公表される仕組みがある点で、他の職業と異なります。不貞行為が発覚した場合、家庭内の問題にとどまらず、職務上の信用にも関わりかねません。
感情的に責めるのではなく、「お互いにとって失うものが大きい」という事実を冷静に共有することが関係を見直すきっかけになることがあります。
不規則な勤務を前提にした関わり方に変える

交替制勤務や当直、急な招集がある以上、休日が読めないことは前提として受け止める必要があります。そのうえで、決まった曜日ではなく、短い時間でも顔を合わせる機会をこまめに作るなど、不規則な勤務に合わせた関わり方に切り替えることが有効です。
予定が崩れやすいことを責めるのではなく、会えるときに会うという柔軟な姿勢が、日常の接点を保つ助けになります。
話せない仕事の事情を詮索しすぎない
警察官の職務には守秘義務があり、話せない内容が多いのも事実です。詳細を根掘り葉掘り聞き出そうとすると、かえって心理的な距離を生んでしまうことがあります。役割と本音のギャップは、誰にでも起こり得ることです。だからこそ、相手の変化を「人格の問題」と決めつけず、まず環境要因として冷静に見ることが、良好な関係を保つ土台になります。
まだ確証がないという段階では、急いで白黒をつけないことが大切だと、相談の現場でもお伝えしています。
警察官の浮気には冷静な対処と確かな証拠を
警察官と浮気の関係について、職業別の浮気率を裏付ける統計データは存在しません。ただし、交替制勤務や当直、閉鎖的な職場環境など、浮気につながりやすい環境要因が重なっているのは事実です。そのうえ、懲戒処分が公表される仕組みがあるため、発覚した場合の職務上のリスクは決して小さくありません。だからこそ、疑いを持ったときには、感情を先に立てず、正しい順序で動くことが重要です。
相手の職業に、自分自身の未来まで左右される必要はありません。感情的な行動は証拠を遠ざけ、状況を悪化させるリスクがあります。冷静に事実を積み重ね、確かな証拠を確保することが、今後の選択肢を広げる鍵になります。
まずは一人で悩みを抱え込まず、さくら幸子探偵事務所の無料相談をご利用ください。数多くのご相談に向き合ってきた経験をもとに、現状の疑わしい状況を整理し、今後の安全な解決に向けて具体的な一歩を踏み出すお手伝いをいたします。
迷っている段階でも構いません
一人で判断する前に、いまの状況を話してみませんか。相談は無料です。依頼するかどうかは、話を聞いたあとで決めていただけます。

