「最近夫の様子がおかしい…」「妻がスマホを手放さなくなった」こんな風に日常の態度に変化があると、浮気を疑いたくなることがありますよね。
そこでこの記事では、iPhoneを使った位置情報サービスで浮気調査は可能なのか?また具体的にどうすれば、浮気調査に役立てることができるのか?知っておきたいリスクはあるのか?など詳しく解説していきます。
日本でシャア率の高いiPhoneだからこそ、その機能を使った調査方法にはどんなものがあるのか?注意点は何か?をしっかり知っていきましょう。
- iPhoneの位置情報サービスで浮気調査は可能?
- iPhoneの位置情報サービスを使った具体的な浮気調査方法とは?
- iPhoneの位置情報サービスを使った場合の、浮気調査のリスクとは
目次
そもそもiPhoneの位置情報サービスって何?
iPhoneの位置情報サービスとは、iPhoneに内蔵されているGPSやWi-Fiスポットの情報を使って、iPhoneの位置を特定することができる機能です。
具体的には、Googleマップなどの地図アプリを使うときに現在位置を確認したり、「探す」機能を使って紛失したiPhoneの捜索を行うことができ、こうしたGPS機能を使うことでより便利にスマホを利用することができます。
iPhoneの位置情報サービスを使えば、浮気調査は可能?
結論を言ってしまうと、iPhoneの位置情報サービスを使って浮気の証拠を集めることは可能ですが、あまりおススメはできません。
これは、使い方によっては相手にばれるリスクや、法律に触れる可能性があるため、浮気調査するにあたって最適なアイテムとは言えないためです。
iPhoneの位置情報サービスを使った具体的な浮気調査方法とは?
それでは、リスクなどを知っていく前に、iPhoneの位置情報サービスを使った具体的な浮気調査方法を知っていきましょう。またここでは具体的なやり方を示していきますが、その際のリスクなどについては後で詳しく記載していきます。
iPhoneの位置情報サービスを使って、どんな浮気調査ができるの?
具体的にiPhoneの位置情報サービスを使った浮気調査は、行動履歴や現在位置を把握することで、怪しい動きがないかを確認していきます
具体的にはiPhoneには、初期設定を変えていなければ直近50日間の行動履歴が残っており、そこから利用頻度の高い場所などを知ることができ、さらに頻度の高い場所をタップすれば詳細な地図が映し出されます。
このためiPhoneの位置情報を使って浮気調査を行う場合は、こうした利用頻度の高い位置情報の中から、怪しい場所への立ち寄りがないか?また仕事や出張といっていた日に関して、該当する場所にちゃんといるか?などを見ていくことで浮気調査を行うことができます。
また「探す」の機能を使えば、今調べたいiPhoneがどこにあるか知ることができるため、この機能を使うことができれば怪しい行動をとっているときに、相手の現在位置をリアルタイムで知ることができます。
行動履歴を知ることで、浮気調査を行う具体的な方法
具体的にiPhoneの位置情報を使って、行動履歴を把握することで浮気調査を行うためには以下の2つの条件を満たす必要があります。
- 調べたい人物のiPhoneを操作できる
- 調べたい人物のパスコードを用意する
上記の2つの準備ができたら、以下の順で行動履歴を確認していきます。
- 「設定」をクリック
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「位置情報サービス」をクリック
- 最下部付近の「システムサービス」をクリック
- 「利用頻度の高い場所」をクリック
iPhoneの初期設定では、「利用頻度の高い場所」はオンになっているためその場合は、すぐに頻度の高い場所を調べることで浮気調査を行うことができます。
またもし、利用頻度の高い場所がオンになっていなかった場合は、利用頻度の高い場所をオンに設定した後、数日から1週間たった後に再度同じ手順で調べてみましょう。
「探す」の機能を使って、浮気調査を行う具体的な方法
次はiPhoneの位置情報を使って、現在位置を特定することで浮気調査を行う方法です。現在位置を把握するためには、紛失時に役立つアプリである「探す」の機能を使います。
①調査相手のiPhoneの「探す」の機能を「オン」にする
最初に調査したい相手のiPhoneの「探す」の機能をオンにします。
- 設定を開く
- ユーザー名を選択
- ページ中ほどにある「探す」を選択
- iPhoneを探すを選択
- iPhoneを探すを「オン」
- 最後の位置情報を送信を「オン」
上記の設定を行うことで、調査したい相手のiPhoneを「探す」で検索する準備が整います。
②調査相手のiPhoneのAppleIDとパスワードを入手する
次に「探す」をオンにしたiPhoneを、具体的に探すには以下のものが必要です。
- 探したい人物のAppleID
- 探したい人物のパスワード
上記のものがわからなければ、「探す」の機能は使えないため、その場合はこの方法は諦めましょう。
「探す」を使った浮気調査の記事の中には、パスワードをリセットすることでID・パスワードを入手する方法を記載している場合もありますが、調査相手のiPhoneのパスワードを勝手に変更すれば、かなりの確率で浮気調査を行っていることがばれてしまうためやめておきましょう。
③iCloudにログインし、位置情報を調べる
次にAppleIDとパスワードを取得したら、iCloudにログインします。
- iCloudにアクセスする
- 調べたAppleIDとパスワードを使ってログイン
- 「探す」を選択
- 位置情報が表示される
このように、PCなどからiCloudに入ることで、探したいiPhoneの現在の位置情報を知ることができます。
iPhoneの位置情報を使った浮気調査は、新たにアプリなどをインストールする必要がないため、気軽に取り入れられ効果が高い方法に思えます。ただばれるリスクや法を犯すリスクなどを知っておかなければ、後々後悔することになるため、具体的な手段だけでなく以下のこともしっかり読んでおきましょう。
iPhoneの位置情報サービスを使って、浮気調査を行うリスクとは?
iPhoneの位置情報を使った、具体的な浮気調査方法がわかったところで、最後は知っておきたいリスクについてもしっかり確認しておきましょう。
①浮気調査がばれるリスク
iPhoneの位置情報を使って浮気調査を行うとき、もっとも注意しなければならないのが浮気調査がバレるリスクです。
浮気調査が相手にバレてしまうと、一時的に関係を解消しやり過ごそうとしたり、より巧妙に浮気をする場合があり、こうすると証拠を掴みづらくなり、結果的に離婚が難しくなったり慰謝料がとれないなど今後に大きく関わってしまいます。
iPhoneを使った位置情報での浮気調査は、相手のスマホに直接触れる必要があるため、実行に移す前に必ずこのリスクについてはしっかり考えておきましょう。
②法律に抵触するリスク
次にiPhoneの位置情報サービスを使った浮気調査で、知っておきたいのが法に触れてしまうリスクです。
相手の許可なくスマホを触る行為は「プライバシーの侵害」、また本人の許可なく、IDやパスワードを入力してログインする行為は「不正アクセス禁止法違反」に抵触する恐れがあります。
違法性がある方法で集めた証拠は、裁判や慰謝料請求の際に使用できないというリスクも同時にはらんでしまうため、実行する際はこの点も必ず頭に置いておきましょう。
③勘違いの場合、決定的な不仲になるリスク
最後にこういったリスクもあるということで紹介したいのが、もし浮気の事実がなく、そのうえで調査がばれてしまった場合、夫婦間に深い溝ができてしまう可能性です。
実際に後ろ暗い所がないのに、自分の知らないうちに浮気調査をされていたことを知った場合、こうした行為を相手が屈辱的に感じたり、そもそも信頼関係の根底を覆すことになりかねません。
まだ疑惑段階の場合は、こうしたリスクについても必ず検討したうえで行動しましょう。
位置情報を使った浮気調査では、自分で行うがゆえに様々なリスクがあることがわかりました。浮気調査の事実確認は、その後の家族の運命を大きく変えかねないため、感情に任せて実行するのではなく、必ずこういったリスクのことも知り、そのうえで実行するかを決断しましょう。
またもし確実に証拠が欲しいが、できるだけ相手にバレるリスクを減らしたいと考える場合は、探偵事務所などのプロに依頼するという選択肢も持っておきましょう。多くの探偵事務所では、こうした悩みについて無料相談を行っているため、自分での調査はリスクが高いと感じた場合は、まずは相談をしてみましょう。
まとめ
iPhoneの位置情報サービスを使った浮気調査は、iPhoneユーザーであれば『手軽で確実に浮気の証拠を掴めるツール』と感じてしまいがちです。
ただ具体的な方法を見ていくと、相手のスマホに触ったり、勝手にiCloudにログインしたりと、バレるリスクだけでなく法に触れるリスクなど、様々な問題があることがわかります。
「夫が浮気しているかもしれない」「妻に裏切られているのかも…」と感じたとき、1秒でも早く結論が知りたくなるのは誰にでも起こりえる心理ではありますが、ぜひ今後の自分や家族の未来を考えて慎重な行動をとるようにしましょう。