妊娠したら彼氏に逃げられた!探す方法と逃げる男の心理を解説

妊娠したら彼氏に逃げられた!探す方法や逃げる男の心理を解説

妊娠した途端、彼氏が逃げた、妊娠中に彼氏が音信不通になってしまった、そんなケースは実はそう珍しいことではありません。経済力がない、精神的な準備がない、そもそも結婚する気がない男性は、妊娠した女性に向き合えないまま姿を消してしまうのです。

女性は今後の対処をするために、男性を探し出して話し合う必要があります。しかし、付き合っている男性であっても人探しは困難を極めます。ワンナイトで妊娠した場合は、全く知らない相手を探し出さなければなりません。

この記事では、逃げる男性心理について解説し、さらに探し出す方法を紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 妊娠を告げられて逃げる男の心理や特徴
  • 妊娠中に逃げた彼氏の探し方
  • 妊娠で連絡が途絶えた彼氏へのNG行動

【心理状況】なぜ妊娠したら彼氏は逃げた?

妊娠中に彼氏に逃げられるのは、女性にとって本当にショックな出来事です。急に逃げられてしまうと、「なぜ?」「自分が悪いのだろうか」と女性は苦しみます。しかし、多くの場合、問題を抱えているのは逃げる男性側です。不要に自分を責めることはやめましょう。

妊娠している女性から逃げる男性には、特有の心理があります。彼らの心理を理解すれば、探す際や今後の話し合いをするうえでの参考になるでしょう。なにより、「私が悪いのだろうか?」という思いを払拭できます。

経済的な責任を負えない

経済的な責任を負えない

まず、男性が逃げてしまう理由として多いのが、経済的な責任を負えないことです。

  • 収入が少ない
  • 失業中である
  • 借金がある

上記の理由から、自分が生きていくだけでも精一杯の状況であれば、妻子を養うことはできないと感じてしまいます。中絶費用を負担することも重荷なのかもしれません。

女性の前では羽振り良く振る舞っていても、実は借金だらけである男性もいます。

また、次の人は、たとえ収入が多くても、女性や子どものためにお金を使いたくないと考えるでしょう。

  • ギャンブル好き
  • 金遣いが荒い

そもそも計画的に金銭を使うことが苦手であるため、経済的な負担が増すと考えただけで、逃げ出したくなってしまうのです。

結婚に縛られたくない

「結婚したくない」「子どもはいらない」と考える男性もいます。そもそも結婚願望がない男性は、女性の妊娠に直面すると「一緒に子どもを育てたいと迫られたら面倒」と考え、逃げてしまうこともあるでしょう。特に相手がワンナイトの男性の場合に多いパターンです。

彼氏であれば、妊娠の事実を告げる前に結婚願望の有無を探っておくのもよいでしょう。

父親になるプレッシャーに耐えられない

父親になることに過大なプレッシャーを感じ、耐えられない男性もいます。普段から繊細な様子の男性は、このパターンである可能性が高いでしょう。自分が父親になることを想像し、次のような不安を感じます。

  • 自分に子育てできるだろうか
  • 自分の稼ぎで足りるだろうか
  • 家族を養えるほど仕事を頑張っていけるだろうか
  • 趣味を続けられるだろうか
  • 女性が子どもにかかりっきりになるのでは…

大きな不安の波に耐えられず、ある時、忽然と女性の前から姿を消してしまいます。繊細なタイプの男性には、不安な気持ちに寄り添い、妊娠・出産・子育てのポジティブなイメージを優しく伝えてあげる必要があるでしょう。

女性が怖い

妊娠したと告げられた途端、相手の女性が怖くなってしまうパターンもあります。過去に女性とトラブルになったトラウマがある男性は、次のように考えます。

  • 妊娠は嘘で、詐欺ではないか
  • 脅迫されるのではないか
  • 職場に広められるのではないか

脅されて中絶費用を請求されたり、結婚しないと職場に悪い噂を広められたりするのではないかと怖くなってしまうのです。逃げることで解決するわけでもないのですが、トラウマが強烈であればあるほど、今すぐ向き合えないと感じて逃走を選択してしまうでしょう。

妊娠したら逃げる男の特徴

女性が妊娠したときに逃げてしまう男性には特徴があります。彼氏が当てはまる場合には要注意です。

自分だけが大切な性格

自分だけが大切な性格

自分だけを大切にする自己中男は危険です。妊娠した女性の心身を労わろうとせずに、自分の都合でさっさと逃げてしまうことがあります。

次の特徴に思い当たるなら気をつけましょう。

  • こちらの連絡は未読無視・既読無視する
  • 自分都合で連絡してくる
  • やっと会えても自分の話ばかりする
  • 真面目に話し合えない
  • お金を出し渋る

上記の男性はテイカー気質で、子どもを育むという心に欠けています。このような男性とは早い段階で関わりを断つことが得策です。「自己中だけど顔が好みだから」などという理由で付き合う場合は、自衛をしたうえで割り切った関係にとどめておくべきでしょう。

安定した収入がない

安定した収入がない男性は、女性が妊娠したとたんに逃げる可能性が高いでしょう。下記のような男性には注意が必要です。女性を金づるとして利用している場合もあります。

  • 無職
  • 低賃金
  • すぐに仕事を辞める

お金があるようにみせかけていても、本当は借金をして、生活レベルを保っている男性もいます。普段から男性の勤務先や給与を把握しておくと安心です。

女癖が悪く結婚願望がない

女癖が悪く、1人の女性と落ち着いた関係を結べない男性もいます。次のような男性は、いつまでも女癖の悪さが治らない可能性があるでしょう。

  • 浮気を繰り返す
  • 女友だちとよく出かける
  • 性欲が強く1人の女性で満足できない

このような男性は、当然ながら結婚・子育てをする気もなく、女性が妊娠しても誠実に対応しないでしょう。結婚を匂わすだけでも逃げてしまうタイプです。

逃げられたときに警察に相談すべきケース

警察に捜索を依頼しようと考える人もいるかもしれません。しかし、警察は事件性がないと動いてくれないため、彼女が妊娠したからという理由で逃げた男性を捜索してくれることはありません。

ただし、次のようなケースの場合はすぐにでも警察に相談しましょう。

  • 命の危険がある
  • 詐欺の可能性がある
  • 不同意性交である

命の危険がある

命の危険がある

以下のケースでは事件性があると判断され、警察が動いてくれる可能性があります。(※1

  • 逃げた男性が自殺する危険性が高い
  • 男性が他者に危害を加える可能性がある
  • 男性が事件に巻き込まれている

また、事件性がなくても、行方不明者届を提出することは可能です。届出をすると警察のデータバンクに登録され、警察が巡回時に男性の居場所を把握した場合に連絡をもらえます。

詐欺の可能性がある

結婚詐欺など、詐欺の可能性がある場合にも警察に相談しましょう。

  • ロマンス詐欺:恋愛感情を利用して金銭を騙しとられた
  • 結婚詐欺:結婚の約束を利用して金銭を渡してしまった

恋愛関係にあると「まさか詐欺だなんて」と信じられない気持ちもあるでしょう。しかし、多額の金銭を渡した相手が姿を消したのであれば、詐欺を疑ってみるべきです。

不同意性交である

同意がない性行為によって妊娠し、相手が逃げてしまった場合にも、警察に相談した方がよいでしょう。

  • 脅迫や暴力
  • アルコール
  • 薬物

上記を用いての性行為や、16歳未満との性行為は不同意性交とみなされます。(※2)事実を立証できるようなら、逃げた男性は捜査対象になるでしょう。

妊娠したら逃げられたときの対処法

妊娠中に相手の男性が逃げてしまったら、茫然自失してしまうかもしれません。しかし、妊娠は刻一刻と進んでいます。現実に向き合って対処していきましょう。

妊娠を継続するかの判断をする

まず、妊娠を継続するかどうかの判断をしなければなりません。中絶ができるのは妊娠22週未満までです。そのうち、初期中絶は12週未満まで。その後は中期中絶となります。週数が進むほど、母体の負担は重くなるでしょう。

出産するかしないか、出産した場合子供を育てていけるのかどうか、人生において大きな選択ですが、できるだけ早い決断が必要です。

家族・親しい友人に相談する

家族・親しい湯人に相談する

突然の妊娠と彼氏の逃亡は、打ち明けにくい話かもしれません。それでも、隠さずに家族や信頼できる友人に相談してみましょう。親しい友人であれば、精神的な支えになってくれます。また、両親であれば、一緒に育ててくれるなどの解決案を提示してくれる可能性もあるでしょう。1人で抱え込まずに、周囲にサポートしてもらうことが大切です。

ただし、センシティブな事柄であるため、相談するのは信頼できる人だけに限ります。

男性の情報を確保しておく

相手の男性を探し出すためにも、次のような情報を確保しておきましょう。

  • 氏名
  • 住所
  • 写真
  • 勤務先
  • 連絡先
  • 出身地
  • SNSアカウント

ささいな情報でも、本人につながる重要な糸口となることがあるでしょう。探偵に捜索依頼をする場合にも、男性の情報をまとめておくと調査がスムーズになります。

男性とのやり取りは保存しておく

探し出したあと、男性が言い逃れできないよう、やり取りは保存しておきます。

  • メール
  • LINE
  • SNS

上記のやり取りを感情に任せて削除してはいけません。また、妊娠にまつわる経緯や金銭の貸し借りに関するやり取りなど、重要と思われるやり取りや投稿はスクリーンショットで保存しましょう。

「自分の子どもではない」「お金は借りていない」といった言い逃れができないようにするためです。

逃げられてもやってはいけないこと

男性が逃げたからといって、感情的になってやってはいけないことがあります。

男性を見つけ出す目的は「相手を追い詰めず、話し合いの場についてもらう」ことです。そのためには、次の2つをしないように注意しましょう。

連絡し過ぎる

連絡し過ぎる

男性からの連絡が途絶えると、不安や焦りから一日に何度も連絡をしてしまうものです。しかし、男性は今後のことについて、女性から距離を置いて考えている最中かもしれません。そこに鬼電や追いLINEをしてしまうと、追い詰められた男性がブロックや着信拒否をして、音信不通になってしまう可能性があります。さらに連絡先やアカウントを変更されてしまうと、追跡が難しくなってしまうでしょう。

音信不通から3~4日程度は様子を見て、連絡は適度にしましょう。

脅迫する

脅迫は犯罪です。次の言動には気をつけましょう。(※3

  • 「仕事ができなくしてやる」などと脅す
  • 職場に言いふらす
  • SNSで拡散する

脅迫や名誉毀損で訴えられでもしたら、妊娠について話し合うどころではなくなってしまいます。(※4)逃げたことは女性を傷つける行動ですが、だからといって、男性の人生を害することのないように気をつけましょう。

中絶費用・慰謝料請求をするなら法律事務所へ

中絶費用・慰謝料請求をするなら法律事務所へ

一般的に、合意した性行為により妊娠し、中絶した場合には、慰謝料請求は認められません。しかし、男性側の対応に悪質さが認められる場合、慰謝料請求できる可能性があります。当てはまるかどうか、法律事務所で相談してみるのもよいでしょう。

慰謝料請求が認められるかもしれないケース

次のケースでは、慰謝料請求できる可能性があるでしょう。

  • 妊娠発覚後に音信不通となった
  • 妊娠発覚後に婚約破棄された
  • 不同意性行による妊娠であった
  • 既婚者であることを隠していた
  • 避妊が嘘だった
  • 脅迫による中絶

妊娠発覚後にLINEブロックや着信拒否をして音信不通になるなど、不誠実な対応をした場合も慰謝料請求できるケースに当てはまるでしょう。男性は妊娠した女性に配慮し、サポートする責任があります。妊娠中に逃げて音信不通になった場合は、女性の被る精神的・肉体的苦痛は大きく、慰謝料請求できる可能性があるでしょう。

中絶の慰謝料相場と時効

中絶による慰謝料相場は、50万円〜300万円と大きな幅があります。悪質度が高いケースほど慰謝料は高額になるでしょう。慰謝料請求を考えているのであれば、できるだけ悪質度を示す証拠を確保しておく必要があります。

中絶を理由とした慰謝料請求には時効があります。中絶手術をした日から3年以内です。3年経過すると慰謝料請求はできなくなるため注意しましょう。

中絶費用のみの請求であれば、支払った日から5年以内の請求が可能です。

逃げた男を探す方法

逃げた男性を探す方法を紹介します。まずは居場所を特定し、話し合いの席に着いてもらいましょう。

普通に連絡してみる

こちらが抱く強い感情を見せず、普通に連絡してみましょう。もちろん、しつこい連絡は控えます。これからどうしようかと迷っている男性であれば、優しく気持ちに寄り添う連絡をすることで、居場所を明かす可能性があります。

SNSで居場所を探る

SNSで居場所を探る

男性のSNSのアカウントがそのままであれば、逐一チェックして動向を探りましょう。ただし、自分のアカウントは新しく作成し、相手に気がつかれないようにチェックします。

画像・コメント・いいねをつけている友人の動向などに、居場所の特定につながる糸口があるかもしれません。

友人・知人を辿る

友人や知人であれば、男性の近況を知っている可能性が高いでしょう。特に、定職についている男性であれば、女性から逃げるために職場を変えるというわけにもいかないでしょう。

仕事関係の知人や友人に尋ねてみれば、男性の居場所が分かるかもしれません。

逃げた男の両親に相談する

男性の両親が良識派であれば、逃げた男性を探すことに協力してくれるでしょう。ただし、両親にも心の準備が必要です。いきなり自宅を訪ねるのではなく、まずは電話で事情を伝えましょう。

両親が最初のショックから落ち着いた頃、自分の両親や友人に付き添ってもらって訪問しましょう。

本格的に探すなら探偵に依頼してみる

居場所を隠している相手を見つけることは思っているより難しいものです。次の場合には、探偵事務所に依頼してみることがおすすめです。

  • 警察は事件性がないと対応してくれない
  • 慰謝料請求するなら住所が必要らしい
  • 自力で探しても見つからない

探偵に依頼することのメリットを紹介します。

精神的・肉体的な負担を減らせる

精神的・肉体的な負担を減らせる

妊娠中の不安定な心身で人探しをするのは、想像以上に大変なことです。また、中絶可能な週数までに男性を探して話し合うためには、迅速な調査をしなければなりません。

探偵に依頼すれば、費用はかかりますが、人探しのための精神的・肉体的な負担を減らすことができます。自力で調査するよりも迅速に結果を得られるでしょう。

相手の情報(勤務先・既婚未婚など)を得られる

探偵のノウハウがあれば、男性の居場所だけではなく、勤務先などの情報も得られるでしょう。「未婚のふりをしていたが、本当は既婚者だった」など、本人が隠していた事柄が分かることもあります。慰謝料請求のための証拠集めなども相談できるでしょう。

調査後のサポートを受けられる

調査して男性の居場所が判明したら、次は話し合いを進める必要があります。探偵事務所であれば、調査後のサポートも受けられます。

  • 話し合いのアドバイス
  • 法的手続きのアドバイス
  • 法律事務所の紹介

妊娠中の心身で、男性と1人で対峙するのは、負担が重過ぎておすすめできません。人探しからその後のアドバイスまで、専門家のサポートを得られることのメリットは大きいでしょう。

逃げた男性を探すなら探偵に、法的措置なら法律事務所に相談する

残念ながら、女性が妊娠中に逃げてしまう男性は一定数存在します。経済的事情、精神的準備不足、あるいは生来の不誠実などが原因です。女性は不必要に自分を責めることはせずに、男性を探し出して話し合いの席につかせることに注力しましょう。

人探しなら探偵事務所に相談するのがおすすめです。法的措置が視野に入った場合には、法律事務所への相談に移行しましょう。