「高校生の時に付き合っていた彼女と再会したい」「今でも忘れられない元カノが、どうしているか知りたい」一度は縁を持った人と再会を望む人は少なくありません。
そこで今回は、元カノを自分で探す具体的な方法と、プロに依頼する場合はどうなるのか、また連絡先を突き止めたら、どんなことに気を付ければいいかを詳しく解説していきます。
一度は別れを選択したけれど、時間を置いたからこそ、相手の本当の大切さに気付くこともあります。会いたい気持ちがあるなら、ぜひその気持ちを無視することなく、再会する方法を模索してみてください。
- 元カノと復縁できる確率とは?
- 元カノを探す具体的な6つの方法
- 元カノに連絡する際の注意点
別れた恋人と復縁できる確率

ノマドマーケティング株式会社運営が運営するe-venz(イベンツ)のアンケート(20歳以上の男女1,000名を対象)によると、復縁したことがあると答えた人は14%(男性6%、女性8%)でした。また、復縁後結婚まで至ったかの調査では、男性約21%(30名)女性約21%(30名)が結婚できたと回答しています。(※1)
また、2018年めちゃコミックが男女2,067名(女性1,930名・男性137名)を対象に行った復縁についての調査では、復縁した人は全体の約33%、復縁後結婚にまで至った人は約8%という結果になりました。(※2)
これらの調査からも、別れた元恋人との復縁を希望する人は一定数存在し、復縁に成功した後に関係が進展する可能性があるということがわかります。
互いに一度別れを選択していたとしても、本当にそこで完全に縁が切れてしまったかどうかは、その人によって異なります。再会できる確率、再会後復縁する確率は、データだけを見ても決して低い数値ではありません。こうしたデータや心理を知ったうえで自分はどうすべきかを考えましょう。
元カノを探す具体的な6つの方法
ここからは具体的に、自分で昔の彼女を探す方法を紹介していきます。昔に比べて、インターネットやスマホが普及している現在、自分で相手の居場所を調べる方法は色々あります。まずは自分がどの方法を試すことができるかを考えながら見ていきましょう。
Facebookを利用する
昔の彼女を探す最も簡単な方法は、Facebookで名前を検索する方法です。もし彼女がFacebook利用者だった場合、数分で彼女の現況を知ることができるだけでなく、メッセージを簡単に送ることも可能です。
Facebookは本名での登録が基本であるため、元カノの本名がわかればすぐにでも実行できる手軽さも大きなメリットです。ただし、別れてから年月が経過しており、相手が結婚して姓が変わっている可能性もあります。もし仮に元カノが結婚後にFacebookを始めていた場合、旧姓では検索に引っかからない可能性が高いでしょう。
名前検索で見つけられない場合でも、元カノと仲が良かった友人の名前がわかれば、違ったアプローチから元カノを探すこともできます。まずは友人の名前で検索し、友人のアカウントを見つけましょう。友人のアカウントが見つかったら、「すべての友達をみる」などを地道に閲覧していき、元カノが友達登録されていないか確認します。もしここで元カノを発見することができれば、現在の名前や近況がわかるでしょう。
元カノの交友関係がわからない、友人のアカウントが見つからない場合は、元カノの出身校や出身地から検索し、地味に探していくことも可能ですが、大変な時間と労力が必要です。
検索エンジンを利用する

Facebookで名前を検索しても出てこなかった場合は、Googleの検索エンジンを使って元カノの名前を検索してみましょう。検索エンジンを使えば、例えば個人的に使っているSNSを発見できたり、通っている大学で発表した論文が見つかるなど、思いがけない足跡を辿れる可能性があります。
検索の際は正確な漢字をフルネームで入力しましょう。女性の場合は結婚などで姓が変わっている可能性がありますが、旧姓だった頃の足跡を見つけることができれば捜索の糸口になります。また、検索窓を利用する際はGoogleだけでなく下記の検索エンジンも活用しましょう。
- Yahoo!
- Bing
- エキサイト
- BIGLOBE
- livedoor
これらはGoogleとは異なるアルゴリズムで検索結果をはじき出すため、同じ名称を検索したとしても検索結果が異なります。別れてから年月が経っているほど使える情報は少なくなってしまうため、小さな可能性でも試してみることが大切です。
Facebook以外のSNSで探す
X(旧Twitter)やInstagramといったSNSを使って元カノを探す方法もあります。
Xは匿名性の高いSNSのため、何も分からない状態から元カノのアカウントを探し出すのは困難です。しかし、元カノの以前のアカウントが分かる場合は、元カノと親しくしていたフォロワーの中から現在のアカウントに繋がるものがないかチェックしてみましょう。
InstagramもX同様、本名での登録が少ないSNSですが、投稿写真に付けらたタグから元カノのアカウントを探し出すことが可能です。たとえば、彼女の好きなアーティストやスポーツ、趣味のキーワードやタグを検索し、そこからめぼしい投稿をチェックしていく方法です。元カノではなく、元カノの友人・家族などを発見できれば、その人物に直接コンタクトをとったり、その人物のフォロワーやリプライ・コメントの欄から元カノに繋がる情報を得られるかもしれません。
どちらもFacebook検索以上に地道な作業なうえ、見つかる確率も高くはありませんが、お金をかけずすぐにでも出来る方法として、試してみる価値はあるでしょう。
画像検索をしてみる
画像検索とは、画像をアップロードして類似画像や情報を調べるGoogleの検索機能の一つです。Google検索の右上にある「画像」をクリックし、カメラマークに検索したい画像を読み込ませて類似する画像を検索します。元カノの写真がある場合は、画像検索を利用することで元カノの現在の様子を確認できるかもしれません。
ただし、類似画像の検索精度は高いとはいえず、検索結果も膨大となるため、多くの時間と労力がかかることを事前に把握しておきましょう。
友人から情報を得る
昔の彼女の友人や知人の連絡先が分かる場合は、そこから現在の彼女の情報を掴めないか考えてみましょう。ただし、「以前付き合っていた彼女と連絡を取りたい」というこちらの要望に対し、友人や知人がどんな印象を持つかは現在のあなた自身の状況や別れ方によって異なります。彼女の現在の連絡先を知っている友人が見つかっても、場合によっては情報提供を拒否される可能性もあります。
できるだけ相手に不信感を持たれないためにも、「なぜ今会いたいと思っているのか?」「会ってどうすることが目的なのか?」についてきちんと説明する必要があるでしょう。
同窓会に出席する・同窓会を企画する

るもし相手が学生時代の同級生であれば、同窓会を通して再会する、またはほかの同級生から彼女の近況を聞くという方法もあります。同窓会がなかなか開催されない場合は、自分で同窓会を企画するのもいいでしょう。少し骨の折れる作業になりますが、開催できれば再会できる可能性が高まるでしょう。
例えば、同窓会を企画する会社である「笑屋の同窓会」では、同窓会を企画する段階で、同窓会メンバー同士でクローズドな書き込みができるサイトを立ち上げることができます。
企画者だけでなく招待者も新たなメンバーを招待できるため、自分が連絡先を知らない同級生を同窓会に招くことが可能です。このように連絡の輪がどんどん広がるため、元カノまで招待が届くことも期待できます。
同窓会の企画・開催は大変手間のかかる作業ですが、一目会うだけでなく関係を修復したいと考えている場合は、自然な再会を演出することにもつながります。
元カノ探しをプロに依頼する場合
元カノと再会したいがどの方法も上手くいかなかった、または自分で捜索する時間がないという場合は、人探しのプロである探偵に依頼する方法もあります。
元カノ探しをプロに依頼する際の3つの下準備
元カノ探しをプロに依頼する前に、できるだけ以下のことを行っておきましょう。
- 元カノの情報をできるだけ集める
- 元カノについて自分が調べた情報をまとめる
- 元カノとなぜ再会したいかを具体的に説明できるようにする
探偵に依頼する前に、元カノについて知っていることや集めた情報をまとめ、依頼時に提示できるようにしておきましょう。情報量や情報の精度は調査の効率に大きく影響します。調査日数が短ければ、費用削減にもつながります。
具体的には、次のような情報をまとめておくとよいでしょう。
- 氏名、年齢、生年月日
- 出身地、出身校、職場、実家
- 知っている友人・知人・家族などの氏名
- 付き合っていた年齢、付き合った年月、別れた理由
- 趣味、興味のあったこと、資格の有無、自動車の免許の有無
- 最も新しい本人の写真、知っているSNSの情報
氏名・年齢・出身地などの一般的なことだけでなく、趣味や興味があったもの、また行ってみたいと言っていた場所など、小さなことでも書き出しておくことがポイントです。また、もし依頼する前に元カノについて調べたことがあれば、その情報も合わせて提出しましょう。一見有益とは思えない情報であっても、思わぬ収穫を生む可能性があるからです。
「なぜ元カノを探したいのか?」「探してどうしたいのか?」について、具体的に説明できるよう準備しておくことも大切です。探偵事務所ではストーカーやDV加害者などの依頼は受けないため、そのような疑いをかけられないよう注意しましょう。
元カノ探しを探偵に依頼した場合の費用相場

元カノ探しを探偵に依頼した場合の金額の相場は、20万~100万円と大きな差があります。これは、次のような状況の違いによって、調査の難易度が異なるためです。
- 元カノと別れてからどれくらいたっているか?
- 元カノの昔の住所・実家の場所・昔の連絡先などがわかるか?
- 元カノの友人・出身校など直接的でない情報がどのくらいわかるか?
昔の彼女といっても、別れてから5年と10年以上経過している場合では、当然別れてから年月が経過している方が難易度が高く、調査に時間がかかる傾向にあります。相手のライフステージや生活環境が大幅に変化している可能性があるからです。
逆に別れたのが最近であれば、SNSのアカウントがわかっていたり、職場が変わっていなかったり、その他にもたどりやすい足跡が残っている可能性が高まります。
自分が依頼した場合の大まかな調査費用が知りたい場合は、探偵事務所の無料相談を利用します。複数の探偵に相見積もりをとれば、より相場を把握できるでしょう。
探偵に元カノ探しを依頼した場合の流れ
探偵に元カノ探しを依頼した際の流れは以下のとおりです。
- 無料相談を行う
- 調査プランの提案
- 契約
- 報告・アフターフォロー
まずはメールや電話、対面による相談を行います。多くの探偵事務所では無料相談を行っているため、安心して現在の状況と依頼したいことを話しましょう。
無料相談を行った後は、相談した内容を精査した上で調査プランや見積が提示されます。探偵の調査プランにはさまざまな体系があり、事務所ごとに異なります。提示されたプランに少しでも不安や疑問が残る場合は、正直に質問しましょう。納得がいかない場合は契約を保留にし、複数の探偵事務所に相見積もりをとることをおすすめします。
契約する場合は、契約書の中に明記することが義務付けられている「成功定義」「支払い総額」「料金計算方法」が明記されているかを確認し、その内容が納得できるものであるかどうかを吟味してからサインをしましょう。悪質な探偵事務所の場合、こうした大切な部分について口頭での説明のみだったり、なかには説明自体をしないケースもあるため注意が必要です。
契約後、調査が開始されます。調査期間は調査の難易度によって異なります。調査が広範囲にわたる場合や長期間にわたる場合は、そのぶん調査費用も高額になるでしょう。担当者に調査の進捗を都度確認することが大切です。
調査が終わった後は、調査内容を詳細にまとめた「調査報告書」が渡されます。
元カノへ連絡する際の注意点

元カノの所在や連絡先が判明したら、すぐにでも連絡したい、会って話がしたいという気持ちになるでしょう。しかし、アプローチの方法を間違えると、せっかくの苦労が水の泡になってしまう可能性があります。
元カノの連絡する際は、次の3つに注意しましょう。
最初の連絡には細心の注意を払う
初めての連絡には、細心の注意を払うようにしましょう。いくら以前恋人関係だったからといって、時間が経ってからの異性からの連絡は、受ける側からすればどうしても身構えてしまうものです。
初めての連絡の際には次のような理由を伝え、相手の警戒心を和らげましょう。
- この間たまたまSNSで見かけて、つい懐かしくて連絡した
- 同窓会に行って、久しぶりに昔の友人に会って連絡先を聞いた
- 最近地元を訪れて、懐かしくなって連絡した
「昔を懐かしんで、つい連絡をとってしまった」「たまたま連絡先を知ったので連絡した」など、小さなきっかけから連絡に至ったことを示し、できるだけ相手が重く捉えないようにすることがポイントです。
「今は新しい彼氏がいるの?」「今はどの辺に住んでいるの?」など、プライベートに踏み込んだ質問は相手を警戒させてしまいます。「最近、調子はどう?」「こっちは仕事がばたついててさ」など、まずは日常会話に努めるようにしましょう。
いきなり会いたいなどの気持ちを押し付けない
最初の連絡に成功した後は、まずは会いたい気持ちを押し付けず、適度な距離感でLINEや電話などで親しい雰囲気を作っていきましょう。元カノの連絡先がわかり、連絡を取り返信が来ただけでも大きな一歩です。
ここで焦って「すぐに会いたい」「会って話がしたい」などとがっついてしまうと、せっかくの再会が台無しになってしまうかもしれません。もし復縁したいと思っている場合は、なおさら慎重な行動を心がけ、まずは相手からの好感度を上げることに注力することが大切です。
男性とは異なり、女性には妊娠や出産に期限があることから、結婚に対して男性より現実的に考えている人が少なくありません。だからこそ、気持ちを押し付けず、相手のペースで好感度が上がるのを待ちましょう。
以前の別れた理由をしっかり振り返っておく
昔の彼女に連絡を入れる前に、別れた理由について振り返っておくことも再会を成功させる秘訣です。例えば、別れの理由が進学や就職による遠距離恋愛でのすれ違いだったケースでは、再会のハードルも高くないでしょう。
逆に、お互いの価値観の違いや喧嘩が原因で別れた場合は、別れる原因となった喧嘩の理由を改めて振り返るとともに、次は相手の価値観を尊重し、歩み寄ることができるのかを考える必要があります。
再会後の元カノとどのような関係になるのかは人それぞれですが、同じ理由で決別することにならないためにも、昔のことをしっかりと振り返る時間を持ちましょう。
元カノ探しは相手の現状や負担を考え尊重することが大切
昔の彼女を探したいという気持ちは、何年経っていたとしても誰もが持ち得る気持ちの一つです。まずは元カノの写真やプロフィールなど、持っている情報をもとにSNSで検索エンジンで調べるほか、共通の友人に尋ねてみましょう。学生時代の彼女であれば、同窓会を企画するのもおすすめです。なお、元カノ探しをする際は、個人情報の取り扱いにくれぐれも注意しましょう。
どうしても自力で見つけることができない、違法性の面で不安がある場合は、人探しのプロである探偵に相談する方法もあります。
一度は別れを選択したけれど、時間を置いたからこそ、相手の本当の大切さに気付くこともあります。会いたい気持ちがあるなら、ぜひその気持ちを無視することなく、再会する方法を模索してみてください。

