出張先で夫が不倫?浮気を見抜く方法と未然に防ぐ5つの対策

仕事の関係で長期出張が多い。短期だけど月に数回は出張に出かける仕事をしている。出張中は大切なパートナーが近くにいないからこそ、「本当に仕事で出張なのだろうか?」「出張の間に不倫や浮気をしていないだろうか?」と心配になってしまいますよね。

今回は出張中に不倫や浮気が多いというのは事実なのか?出張中に不倫してしまう原因とは?出張中の不倫を未然に防ぐ方法を解説していきます。

仕事だと思い送り出したのに、出張先で不倫をしているというのは許せることではありません。ぜひこの記事を通して、出張中のパートナーの心理を知るだけでなく、家族を壊す事態を未然に防ぐためには、どうすればいいのかを考えていきましょう。

出張中に浮気や不倫することが多いって本当?

出張中に不倫しやすい、浮気が多いという確かなデータは実は存在しません。これは不倫をしている人に対して、いつ?どこで?誰と?といったデータを集めることは難しく、またもしアンケートを取れたとしても、実際に不倫を認める回答をする人の正誤を確かめられないためです。

ただこうした中でも、出張や単身赴任といった状況については、いくつか気になる調査結果が報告されています。例えばアメリカの国勢調査をもとに心理学者であるノースカロライナ大学のロナルド・リンドフス氏は「離れて暮らす夫婦は3年以内に離婚する割合が、同居する夫婦の2倍に上る」というデータを明らかにしています。(引用:内藤誼人著「人の心はひと言で操れる」より)

この他にも出張先での風俗利用については、20代~30代の男性会社員200人に「出張先で風俗店・風俗サービスを利用したことは?」という回答に対して

  • 「ある」・・・33.6%
  • 「なし」・・・66.4%

※出張に行ったことがない(57人)を除外した割合。

と、なんと若い世代では、3人に1人が出張先での息抜きとして、風俗利用をしたことがあると回答しました。(引用:アイ・リサーチより)

こうしたデータから、出張や単身赴任といった家族から離れてしまう環境は、「多い・少ない」といった実質的な数値を図ることは難しいとしても、国を問わず家庭に暗い影を落としかねないということを読み解くことができます。

単身赴任については以下の記事も参考にしてください。

出張中に夫が不倫や浮気をする4つの原因

それでは、確実なデータはないものの、出張といった家族と離れた環境では、なぜ浮気や不倫をしやすいのでしょうか?

原因①:出張中は不倫や浮気がバレずらいから

出張を隠れ蓑にして不倫をしてしまう一番の要因は、浮気がバレずらいという点です。

職場や自宅の近くで不倫相手と会う場合、家族や近所、または職場関連や友人といった自分の関係者に会ってしまうリスクがありますが、出張先ではこのリスクを最大限下げることができます。

また遠方であったり、長期的な出張であれば、より自由な行動時間をとることができ、結果的に出張先は「家族にバレずに不倫する最高の環境」ということになってしまうのです。

原因②:一時的な解放感を感じてしまうから

出張先で不倫をしてしまう理由の一つに、出張先で解放感を感じてしまうという理由があります。

家庭を持てば多くの人は、「家族のために頑張らなければ」「妻や子供たちにいい暮らしをさせたい」など、様々な意味で生活に縛りが生まれます。これは悪い意味ではなく、自分一人だけだった生活スタイルが、家庭を持つことでシフトチェンジしていく自然な流れです。

しかし出張はこの家庭を持つことでシフトチェンジした生活を、いったん独身時代にリセットしたかのような解放感を得られてしまいます。

例えば出張先では、独身時代のように昼はコンビニで夜は外食でなど、自分のスケジュールに合わせて時間の調節が可能になり、夜は同じ出張先にいる同僚と毎夜飲みに行ったりと、家庭を持ったことで遠ざかっていた昔のような生活を気兼ねなく送ることができます。

こうした解放感から、罪悪感が薄れることで同じ出張先の部下や同僚と一夜の関係を結んでしまったり、風俗を勢いで利用してしまったりと、不貞行為を行ってしまう人がいるのです。

原因③:会社の同僚や上司は不倫関係になりやすいから

出張先で不倫しやすい、もう一つの大きな理由に、上司・部下・同僚など会社の関係者は不倫相手になりやすいという事実があります。

相模ゴム工業株式会社の2018年の20代~60代の14,100名を対象にした調査によると、「浮気相手とどこで、どんなきっかけで出会ったか?」という問いに対して、なんと全体の22.9%が「同じ会社」という回答になりました。(参照:相模ゴム工業株式会社・2018年の調査より)

つまりそもそも会社内で不倫をしている人にとって、もし出張先が同じになるような関係であれば、出張先での不倫はバレるリスクも少なく、また自由な時間も多い最高のシチュエーションとなってしまうのです。

原因④:金銭的な余裕が生まれやすいから

出張中に浮気や不倫しやすい最後の理由は、出張中に自由になるお金が増えやすい点です。

これは出張費用について、多くの一般企業では出張形態に応じて、日当や宿泊費が定額で支給されることが多く、この日当にあたる(交通費・食費・宿泊費)の部分を削れば自由になるお金が増えるからです。

当然この日当は出張した日数で計算されるため、中・長期の出張になればより差額が生まれやすくなり、結果的にやり方次第ではより多くのお金を手元に残すことができます。

このように、出張中に不倫や浮気が多い、という原因を紐解いていくと、「不倫が始まる」3つの条件となる

  • バレるリスクの少ない環境
  • 自分の采配で決められる時間
  • お小遣い以外に自由にできるお金の有無

の全てをクリアしていることがわかります。

つまり張中は『不倫に必要な3つの環境』が全て整っているという点から、エビデンスはないものの「出張中は不倫しやすい」という噂は、限りなく事実に近いと判断することができます。

出張での旦那の不倫を見破る3つのポイント

出張が非常に不倫に繋がりやすいとわかっても、仕事であれば浮気や不倫が心配だからといって、「行かないで…」というのは難しいのが現実です。それでは、ただ心配するだけで、出張先で浮気をしていないかを確かめる方法はないのでしょうか?

ポイント①:クレジットカードの明細やレシートなどをチェックする

もしパートナーの仕事が短期の出張が多かったり、長期の出張の予定があるなら、クレジットカードの明細を合法的に見ることができないか検討しておきましょう。

クレジットカードの明細は、たとえ家族間であっても許可なく開封してみるのは「信書開封罪」が適用される場合があります。

このため、例えば明細を家族共有のPCで見られるよう事前に設定しておいたり、家族カードを作り自分自身も明細を見る権利を得るなど工夫しておけば、出張中のクレジットカードの明細を合法的にしっかり確認することができます。

またレシートなどでは、昼食や夕食のレシートが出てきた場合、

  • 一人分の食事だったか?
  • 事前に聞いていた飲み会であったか?
  • どんな店舗でレシートや明細が発行されているか?
  • ジュエリーや高額な商品など不自然な買い物はないか?

を見ていくと、出張中にどんな生活を送っていたかを伺い知ることができます。

ポイント②:給与明細をチェックする

もし色々な言い訳をして出張先の連絡先を聞き出せなかったり、出張中に連絡がつかないなど、出張自体に疑いが生じる場合は、給与明細を確認するのも浮気を見破るポイントです。

多くの会社では、出張費については出張旅費や日当という形で支払われるのが一般的です。これは出張費用が全て会社のために使われる経費となり、非課税項目となるからです。こうした点から給与明細では出張費についての手当ては、社員にとっても所得税や住民税を支払う課税所得とはされず別明記されることになります。

このように出張費についての知識を持っていれば、給与明細でパートナーの会社がどのように記載しているかをしることで、「今回の出張は事実だったのか?」「日数をごまかしていないか?」といった点をチェックすることができます。

ポイント③:出張先にもっていく手荷物を確認する

浮気を完全に見破ることは難しいですが、パートナーの手荷物を確認するのも浮気をしているかの指針の役に立ちます。

荷物は出発前に、「忘れ物がないか確認しておくよ!」や、出張先から帰った後に「洗濯物だけだしとくねー!」など、自然に開ける口実を作ってみましょう。

仕事で必要なスーツや、寝着・下着・PCなどの必需品のほかに、例えば精力剤やコンドームといった直接的なものだけでなく、普段着ないようなおしゃれな服装、アクセサリーなどを入れている場合、仕事だけでなくプライベートな出来事を想定していると考えられます。

こちらの方法はあくまで、「怪しいかもしれない」といった不確かな可能性を探るものになりますが、いくつかのポイントと合わせて確認しておくと疑いを強める一つの理由となるでしょう。

旦那の出張での不倫・浮気を辞めさせる方法

出張先で不貞行為をしているか、見破るポイントを確認していき、浮気をしている可能性が高いと感じたら、不倫や浮気を辞めさせることはできないのでしょうか?

①仕事の危機を実感させる

もしパートナーが会社の出張中に浮気をしているなら、その行為自体が自分の仕事の継続に関わってくるということを認識させましょう。

例えばパートナーが、出張などが多い公務員だとすると出張中の不倫は、「職務専念義務違反」や「信用失墜行為禁止の違反」に当たり、クビなどの懲戒処分まではいかなくとも、今後の昇進などに影響を与えかねません。

また一般の会社では、浮気や不倫はあくまでプライベートとされ、出張中に不貞行為が発覚しても、会社が懲戒処分を下すというのは実質的ではありません。ただ、出張中といった仕事の延長上で、会社の部下や取引先との不倫などを行った場合は、「社内風紀を乱す行為」「信用失墜行為」として、事実が発覚すれば戒告・けん責といった処分が下る可能性があります。

この他にも出張先での経費で、不倫相手との密会や食事をしていた場合は、不正使用として社内罰則に当たるかもしれません。

パートナーの仕事を奪うことは、そのまま自身の家庭の危機にも繋がりかねないことですが、本人に事の重大さをわからせたり、自分の本気度を示すためのカードとして利用するのも方法といえるでしょう。

②出張中の出来事について言い当ててみる

もしパートナーに自主的に浮気や不倫をやめてほしい場合は、さりげなく出張中の出来事について言い当ててみるのも一つの方法です。

こちらは自分が出張先でパートナーの行動を見張るか、探偵事務所などに行動調査を依頼するなど、ある程度下準備が必要になってしまいますが、パートナーの「出張先だから、不倫してもバレないだろう」という絶対的な安心感を根本から覆すことができます。

出張先でも油断できない、浮気は見抜かれてしまうと感じれば、悪い虫もいったんは収まる可能性があります。

このように出張先での不倫を辞めさせる方法を考えていくと、「出張先だからといって安心して不倫できるわけではない」「出張先で不倫をしたら、本当に家族が離れていってしまうかもしれない」など、出張先だからバレないだろう」、という軽い気持ちで不貞行為を行えないようにしていくことが、出張先での心配な行動の抑止につながることがわかります。

出張中の不倫・浮気を未然に防ぐ対処法

出張中の浮気を見破る方法や、実際に不貞行為をしていた場合に今後出張中の不倫を辞めさせる方法を見たところで、そもそも出張での浮気や不倫を未然に防ぐ方法はないのでしょうか?

方法①:必ず宿泊先を確認しておく

出張の際には毎回必ず、宿泊先を聞いておくようにしましょう。

宿泊先の連絡を聞いておくだけで、今回の出張は本当に仕事なのか?その宿泊先にきちんと滞在しているか?をチェックすることができます。

ただもし宿泊先について、あまり教えたがらなかったり、面倒がる様子を見せるようなら「もしこっちで何かあった時に、スマホの充電が切れてたりマナーで気づかないと怖いから、必ず繋がる連絡先を知っておきたいの」「出張中は一人で不安だから、絶対に連絡が取れるようにしたいの」など、丁寧に断りにくい理由を説明し納得感をもってもらいましょう。

方法②:定期的な連絡を取る時間を作る

もし出張が本物だとしても、中には出張先で羽を伸ばしている可能性があります。

これを未然に防ぐために「子どもたちが9時に寝るから、その前には必ずおやすみの電話を入れるね!」「出張中の体調が心配だから、夜少しの間でいいから連絡をちょうだい」など、相手を気遣ったり、子どもたちとの会話のために、夜に連絡を取る約束を取り付けておきましょう。

しっかりと夜の連絡を約束しておけば、その時間に不倫や浮気をすることは難しくなり、また家族の声を聞くことで、不義理な行為をすることへの罪悪感を引き出すことにも繋がります。この他にも、もしこの後浮気をするといった場合は、普段から一緒にいる夫婦だからこそ、パートナーの少し動揺した様子や、高めのテンションなど心配なことがあるなら何らかのシグナルに気が付く可能性があります。

ただこの方法の注意点は、あくまで相手が心配であったり、子どもたちが寂しがっているからといった理由にしておき、浮気や不倫が心配だからといった本当の理由には気づかれないようにしておきましょう。

方法③:離れている間に写真を送りあう

出張中の不倫を未然に防ぐ方法として、折に触れて家族の写真を送るというのがあります。

子どもたちの写真や、家族で食事をしているところなど、出張先からでも家庭を感じる写真を見せることで「あなたの帰ってくるべきところはここだよ」「家族はあなたの帰りを待っているよ」と感じさせることに繋がり、不貞行為を行う心理的ハードルを高める効果を期待できます。

またこちらの写真ばかりを送るのではなく、出張先のパートナーにも現在の様子を送ってもらうことで、早めに不審な点に気が付けたり、また指摘する機会を得ることもできます。

出張先で気のゆるみから、不倫をしてしまうことを未然に防ぐためにも、普段から連絡を取り合うことを習慣にしておくことが大切です。

方法④:GPSアプリをお互いに入れる

出張中だけでなく、浮気を未然に防ぐために家族でGPSアプリのインストールを検討してみましょう。

「life360」や「iシェアリング」といったアプリは、「緊急・災害時に役に立つ」「家族や友人間で気軽に位置情報をシェアする」など初めてでも取り入れやすい説明が載っています。

不倫や浮気が心配だから入れて欲しいというと、相手に対して警戒心を持たれてしまうため「出張中に災害があった時のために、家族で入れておきたい」など、相手が断りにくい理由を事前に考えておきましょう。

以下の記事では浮気調査で使われるアプリを紹介しています。どんな目的で入れたいか?何を調査したいか?どんなところに気を付ければいいかをぜひ以下の記事で知ってください。

方法⑤:中・長期になる場合は突撃訪問をしてみる

もし出張が、1日~1週間などの短期的なものではなく、1ヶ月以上など中・長期にわたる場合は、相手に訪問日を知らせず突撃訪問を行うのも不倫を未然に防ぐには有効です。

この際に、急な訪問についてどんな反応を見せるか?ゴミ箱・トイレ・風呂場・排水溝などに女性の痕跡はないかなど、アポなしで訪れているからこそ、隠しそびれているものや怪しい点がないかをチェックしておきましょう。

もし怪しいものを見つけることができなくても、「突然家族が来ることがある」という状況は不倫を行う上で、「いつでも安心できる」という環境を壊すことに繋がります。

久しぶりに会えた家族について、どんな反応を返してくるかを確認しつつ牽制しておきましょう。

まとめ

パートナーの出張は会社からの命令のため、どんなに心配なことがあろとも拒否したり、行かないでほしいと言えないのがきついところです。

ただこの記事を通して、なぜ出張中に不貞行為を働く人が多いのか?そしてどんな心理で不倫や浮気をしてしまうのか?を知ることで、自分のパートナーの性格を考え、どんな対策をとればいいかを考えるきっかけにしてください。

仕事は円満な家庭環境を築くために、欠かすことができない要素です。ですが心配な点があるなら仕事だからと諦めずに、どうしたら悲しい結末を避けることができるのかを前向きに考えてみてください。