営業マンは不倫が多い?浮気のサインと未然に防ぐ5つの方法

私たちの身近な物から、普段聞きなれないモノやサービスまで、様々な商品を売り込むプロである営業マン。

人と接する機会が多く、また相手と良好な関係を築くプロだからこそ、「不倫が多い」「営業マンは浮気しやすい」といった噂が囁かれています。

そこでこの記事では、営業マンは不倫しやすいというのは本当なのか?営業マンが浮気しやすいと言われる原因は?営業マンの不倫を防ぐにはどうすればいいのか?を具体的に紹介していきます。

パートナーが、「人当たりが良い」「好感を持たれやすい」という特徴を持つ営業マンだからこそ、安心でき良好な結婚生活を送るためには、どうすればよいのかをこの記事を通して知っていきましょう。

営業マンが不倫しやすいって本当?

まず最初に抑えておきたいのは、「営業マンが不倫しやすい」「営業マンは浮気が多い」という噂には、裏付けとなる確かなデータは存在しないという点です。

職業別離婚者数の推移は、「人口動態統計職業・産業別調査」(参照:厚生労働省より)で、5年ごとに国によって記録されており、営業はこの14区分の中から「販売従事者」に該当し、平成27年の職業別の離婚者数の推移を見ると夫では5位、妻は4位と離婚者の職業の中では上位となっています。

つまり営業マンは職業別の離婚率は男女ともに高めではありますが、離婚原因が不倫と断定することはできません。しかしそれではなぜ、確かなデータがないにも関わらず「営業マンは不倫しやすい」「営業マンには浮気が多い」といった噂が流れてしまうのでしょうか?

以下は営業マンと共によく「不倫しやすい」といわれる、「銀行マン」「警察官」の記事です。併せて読んでみると、職業や就業環境の共通点を見つけることができます。

営業マンが浮気や不倫をしやすいといわれる3つの原因

それでは、離婚率は比較的高いものの、「営業マンは不倫しやすい」「営業マンは浮気率が高い」と噂になってしまう原因はなんなのでしょうか?

就業している人数が多い

営業マンに不倫が多いと疑われてしまう大きな原因の一つが、そもそも『営業職』といわれる仕事に従事している人数が多いということが挙げられます。

実際にデータとしてみると、国内の労働者数は平成28年で平均6440万人となっており、このうち営業職(販売従事者)は約880万となり、全労働者数の10%以上が営業職であるということが分かります。(参照:総務省統計局・平成28年「労働力調査」より)

つまり従事している人数が多いからこそ、浮気や不倫といった不誠実なことをしている話が耳に入りやすく、こうしたことの積み重ねで、「営業マンは不倫が多い」と錯覚している可能性があります。

人と接する機会が多い

営業マンに不倫が多いと言われるもう一つの理由が、その他の仕事に比べて職業柄多くの人との出会いがあるという点です。

営業マンの主な仕事は、自社の商品やサービスをお客様に購入してもらうことです。そのため例えば、医療機器の営業であれば、毎日様々な病院に出向き、医師や看護師に対して積極的なコミュニケーションを図り、自社商品を購入してもらえるように、働きかけることが仕事になります。

他にも車のディーラーなどでは、新車を購入する時だけでなく、その後のメンテナンスを自社が行うために、同じ営業マンが何年にも渡って関わることも珍しくはありません。

このように、営業マンは仕事柄多くの人と出会い、そしてその人からサービスや商品を購入してもらうために、良好な関係を築くことに専念するため、結果的にその好感が次第に好意に変わり、恋愛関係に発展すると考えられてしまうのです。

相手の波長に合わせるのがうまい

営業マンが不倫が多いといわれる理由ではなく、モテる理由の一つが相手の波長に合わせるのがうまいという点です。

これは例えば、相手が不機嫌になっているとわかっているなら、「なぜ機嫌を損ねているのか?」「どうしたらこの空気を変えられるか?」「相手はどんな言葉を欲しているのか?」ということが、日ごろから相手を観察している営業マンだからこそ的確な答えを導きやすいのです。

このため、相手は自分の波長に合わせて会話をしてもらえることに好感を持ち、結果的に営業マンに対して好意をよせるようになり、浮気の原因となる好意に発展してしまいやすいと考えられるのです。

このように、「営業マンが不倫しやすい」「浮気が多い」という噂の原因を見ていくと、そもそも営業職の就業者数の多さや、職業柄の人づきあいのあり方、また仕事をするうえで欠かせないスキルが、結果的に「不倫や浮気に繋がりやすい」という印象を与えているということを読み解くことができます。

営業マンならではの不倫・浮気のサインとは?

営業マンは他の仕事に比べて人と接する機会が多いこと、仕事で人の機微を見抜く力がついている、ということが分かったところで、営業マンならではの浮気のサインにはどんなものがあるのでしょうか?

以下は営業マンが不倫した際に発しやすい浮気の5つの兆候です。

  • 急な仕事・飲み会・出張が増えた
  • 見出しなみやファッションに変化があった
  • スマホのロックをかけたり、持ち歩くようになった
  • 仕事の話を急にしなくなった、急に色々話すようになった
  • 夫婦の営みの回数が減った

営業マンの仕事は、基本的に顧客のニーズに合わせて動くことが多く、時間の読めない仕事です。ただ部署移動や仕事上の変化がなかったにも関わらず、急な飲み会や出張・呼び出しが増えた場合は、不倫や浮気の可能性があります。

また普段から身だしなみに気を付けている人が多い職種ですが、好みのブランドが変わった、急に髪型や香水などを変えたなど、趣味趣向に変化があった場合も何らかの刺激があった場合があります。

その他3つは、営業マン以外でも浮気や不倫をしている人に現れやすいサインです。これらの特徴はどれも、パートナーには原因がわからない急な変化のため、もし気になる点がある場合は以下の記事も合わせて読んでみましょう。

営業マンのパートナーに浮気や不倫をさせない方法とは?

他人と良好な関係を築くのが仕事である営業マンが、顧客との関係を仕事以上に発展させないようにするために、私たちができることはどんなことがあるのでしょうか?

居心地のいい空間を作る

営業マンは常に相手が気持ちがいいと思える空気感や、環境を作ることが仕事です。そのため本人が気づかぬうちに、仕事が原因で精神が消耗していることも少なくありません。

浮気や不倫についても、こうした精神的な疲労から突発的に逃れたいと思い、快感を得る方法へ走っている場合もあります。

このためそうした精神的疲労を軽減するために、「ここは落ち着く」「家にいるだけで癒される」という家庭環境を築くことができれば、浮気や不倫を防ぐだけでなく、結果的に家族関係を良好に保つことにも繋がります。

お互いのスケジュールを把握しておく

営業マンは取引相手のスケジュールに合わせて動くことが多く、比較的時間の読みにくい仕事です。このため家族間でお互いのスケジュールについて把握しやすいように、共有できるスケジュール管理の方法を考えてみましょう。

「Googleカレンダー」や「TimeTree」といったアプリでは、互いのスケジュールを共有でき、子どもの授業参観や家庭訪問などを記入していけば、家族間での伝達ミスを防ぐことにも繋がります。

このように日ごろから互いの仕事や、家族の行事などを記入しておく癖をつけておけば、不自然な出張の多さや、飲み会などの頻度にも気づきやすくなり、実際に予定として記録を残しておくことで後で事実か検証もしやすくなります。

仕事の愚痴や弱音を吐ける環境を作る

愚痴や弱音を吐ける家庭環境を作っていきましょう。

営業マンで浮気や不倫に走る人の中には、仕事上のストレスを発散するために性的衝動に駆られる人もいます。そのため家庭の中で少しでもそのストレスを発散できる場所を作っておくことが、営業マンの不倫や浮気を防ぐことに繋がります。

ただ愚痴や弱音を吐いている時、気を付けたいのがあくまで辛い気持ちやもやもやした気持ちを吐き出せることが目的であり、アドバイスや否定的な言葉を用いることなく、ただ相手の話をしっかりと聞き、そして共感してあげることが大事です。

家庭の中でそうした環境が整えば、不倫や浮気をする際も良心の呵責に苛まれ関係の継続を断念するかもしれません。ぜひ不誠実なことをして、自分を包み込んでくれる大切なパートナーを失いたくない、と思わせる努力をしてみましょう。

身だしなみに気を付ける

自分自身の身だしなみについて、再度見直してみましょう。

営業職は常に相手から見られ、また比べ手られる職業です。このため多くのできる営業マンは、自分自身の身だしなみについても、非常に厳しい観点を持っています。

このためもし自分のパートナーが普段の身だしなみに対して頓着がない場合、次第に異性として意識してもらえなくなるかもしれません。。育児や家事そして仕事と、忙しい生活を送る中で、身だしなみまで神経を使うことは難しいかもしれません。

しかしパートナーに家族ではなく、いつまでも異性として意識してもらうためにも、どんなことなら取り入れられそうかをぜひこの機会に考えてみてください。

不倫をしたらどうなるかを明確にしておく

不倫や浮気に対してどう考えているかを共有しておくことも、営業マンに限らず浮気や不倫を未然に防ぐことに繋がります。

不倫をする人の中には、「妻は自分のことを愛しているから、バレても謝れば何とかなるだろう」「あいつは鈍いから気づくはずない」など、パートナーに関して甘く考えている人は少なくありません。

そこで「もし浮気をしたら、慰謝料をもらって絶対に離婚する」「自分以外の人と関係を持つ人など、気持ち悪くて二度と夫として見ることはできない」など明確な拒否感を示しておけば、もし浮気をするチャンスが巡ってきたとしても、引き留める一助になるかもしれません。

まとめ

多くの人と接し、その中で仕事の幅を広げていく営業マン。そんな仕事だからこそ、出会いが多かったり、異性から好意を持たれやすいなどパートナーとしては心配が尽きないかもしれません。

しかしそうした華やかな面の裏側は、いつも人の顔色をうかがう必要があったり、自分の気持ちを押し殺して笑顔の仮面を張り付けるなど、大きなストレスを抱えやすい仕事でもあります。

だからこそ、営業マンのパートナーに浮気や不倫をさせないためには、普段から自分たち家族が一番の理解者であることや、本人が安心して心を休められるセーフティーネットを家庭で作っておくことが大切です。

ぜひこの記事を通して、相手のどんな変化に気を付ければいいのか?そして大切な家庭を守っていくためには、どんなことをしたらいいのかを考える参考にしてください。