営業職は浮気しやすい?その6つの理由や阻止する方法を解説

営業職は浮気しやすい?その6つの理由や阻止する方法を解説

営業職が浮気しやすいといわれるのには、いくつかの理由があります。人付き合いが多い営業マンは、仕事柄さまざまな異性と接触する機会が増え、出張や接待で家を空ける時間も長くなる傾向があります。

営業マンの夫を持つ妻としては、残業や飲み会、出張などで夫の留守が増える、出費が多いといったことが続くと、その行動や態度に不安を覚えることもあるでしょう。

本記事では、営業職が浮気しやすいと言われる理由、浮気に走ってしまうきっかけ、そして浮気している際のサインなどを解説します。

営業職が浮気しやすい6つの理由

営業職が浮気しやすい6つの理由

営業職が浮気しやすいといわれる理由は主に次のとおりです。

  • 異性に出会う機会が多い
  • そもそも人数が多い
  • 時間のやりくりをしやすい
  • 仕事を浮気の言い訳にしやすい
  • 人に好かれやすい
  • ストレスを抱えている

営業職は他の業種よりも人と関わる機会が多く、外回りや出張、接待などパートナーが把握しきれない行動もあります。このような行動が浮気につながりかねません。

異性に出会う機会が多い

営業職は仕事柄、毎日のように新規顧客や既存顧客とコミュニケーションを図る必要があります。その中には当然女性も含まれ、ときには魅力的な異性と知り合う機会が生まれます。ビジネスパートナーとしての関係からスタートしても、頻繁に連絡を取り合ううちに親近感が芽生えやすく、ビジネスの枠を超えた情が生まれる可能性もあるでしょう。

家庭では感じにくい新鮮さや高揚感を得られる相手に惹かれ、結果的に浮気に発展することがあるのです。

また、営業職の仕事に必要なのは、人と接する際の柔軟なコミュニケーション能力です。初対面の相手にも気さくに話しかけ、自分を売り込む積極性を持つ男性は、それだけ異性との接点も増えやすいといえます。夫が営業マンとして成果を上げている場合、そうした長所がプラスに働いている一方で、浮気のリスクを高める一因にもなっているでしょう。

そもそも人数が多い

営業職という職種は、企業の売上を直接担う中心的役割として位置づけられているため、企業によっては大量採用を行うケースも珍しくありません。営業活動を支える部署や大勢の営業スタッフが存在する企業は多く、必然的に営業マンと呼ばれる人の母数が増えます。人数が多い集団においては、統計的にも浮気をする人が増える可能性が高まります。

実際、『令和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果』によれば、営業(販売従事者)の割合は全体のなかでも3番目の多さでした。(※1

「営業職は浮気しやすい」というイメージが先行してしまう背景には、絶対的な人数の多さが関係しているのかもしれません。

時間のやりくりをしやすい

営業マンは、顧客とのアポイント次第でスケジュールをある程度柔軟に調整できます。とくに直行直帰を認めている企業や、外出先からそのまま帰宅できる制度を導入している企業に勤める男性は、行動の自由度が高い傾向にあります。また、スケジュールを周囲に細かく報告する義務が薄い職場環境だと、配偶者や同僚から行動をチェックされにくいでしょう。

このように、営業職は時間を自由に使えるからこそ、浮気相手と会う時間も作りやすいといえます。顧客への訪問途中や、商談と商談の間にできたスキマ時間などを利用して、浮気相手とランチやディナーを楽しむことが可能です。

パートナーが「仕事で忙しいんだろう」と思い込んでいるうちに、浮気相手との関係を深めてしまう人もいます。

仕事を浮気の言い訳にしやすい

営業職の夫が残業や出張を増やしたり、休日出勤が急に増えたりしても、「ノルマがきつい」「営業成績を上げるために頑張らないといけない」と説明されると、パートナーとしては納得せざるを得ないことが多いでしょう。実際に多忙な職種であるからこそ、浮気を隠す言い訳としても使いやすいのです。

家庭を支えるために仕事に励んでいることを理由にすれば、パートナーも大目に見るケースが少なくありません。その隙に浮気を重ね、ときには浮気相手にのめり込んでしまうこともあるでしょう。

人に好かれやすい

営業マンには、相手の話を丁寧に聞き出し、なおかつ自分の提案に興味を持ってもらえるように話を組み立てる力が求められます。つまり、コミュニケーション能力に長けていて、人当たりが良い人材が多いのです。そのような人は異性にも好感を持たれやすく、恋愛対象として見られることも少なくありません。

さらに、営業マンは話術だけでなく身だしなみにも気を遣うことが多いです。清潔感のある身だしなみやスマートな立ち居振る舞いは、魅力的な異性との縁を呼びやすいともいえます。パートナーの視点からも初対面の人ともすぐ仲良くなれると感じているなら、明るい性格が浮気のリスクを高める可能性があることにも注意が必要です。

ストレスを抱えている

ストレスを抱えている

営業職は結果がすべてとも言われかねない世界です。月間目標の達成や上司からのプレッシャー、顧客対応のストレスなどが重なると、精神的に疲弊しやすくなります。そうしたストレスがきっかけで、刺激や癒しを外に求めた結果、浮気に走ってしまう人もいるでしょう。

家庭内でストレス解消が十分にできない場合、夫は外での楽しみに逃避するようになるかもしれません。ストレスを蓄積した営業マンが、接待や出張の合間にお酒を飲んだ勢いで異性と深い仲になってしまうケースは、探偵事務所への相談でも報告されがちな典型例と言えます。

営業職が浮気に走ってしまうきっかけ4選

営業職が浮気に走ってしまうきっかけは主に次のとおりです。

  • 職場の相手と浮気してしまう
  • 出張先で浮気する
  • 接待をきっかけに浮気する
  • 顧客からアプローチされる

職場の相手と浮気してしまう

職場の相手と浮気してしまう

営業職といっても、社内には上司や同僚、他の部署のスタッフなど、さまざまな人が働いています。大勢の社員が在籍する会社では、部署を超えた交流やプロジェクトが行われることもあり、そこで接点が増えた結果、恋愛感情が芽生える場合があるでしょう。さらに営業部門同士の情報交換や飲み会などで、異性同士の仲が深まる可能性があります。

会社内であれば、残業していた、ミーティングしていたなどと言い訳しやすいため、浮気が表面化しにくいというのもリスクのひとつです。周囲に気づかれずに不倫関係を続けやすく、関係性が長期化しかねません。

出張先で浮気する

出張は営業マンが自宅を離れる絶好の機会になり得ます。普段とは異なる場所で業務を行うため、行動を監視されることも少なく、浮気がしやすい環境が整ってしまうのです。とくに複数日の出張の場合は自由時間も多く、現地で知り合った相手と親密になる可能性があります。また、共通の趣味や観光地を楽しもうという名目で、出張先で浮気相手と密会することもあるでしょう。

さらに、出張手当や会社負担の交通費を利用して浮気相手との時間を過ごすパターンもあります。外泊が正当化されずパートナーの疑いが高まらないという点で、出張を浮気のカモフラージュとしている人もいるでしょう。

接待をきっかけに浮気する

営業マンによっては、接待を日常業務の一部と捉えているでしょう。顧客や取引先と飲食を共にし、サービス業界の店舗を利用することで関係を深める行為自体は、営業活動として容認されることが少なくありません。こうした接待の場にはお酒がつきもので、深夜まで飲む機会が増えます。お酒が入ると理性が薄れ、普段なら慎む行為に走りがちです。

また、接待で利用するお店がキャバクラやバーなど異性と接触する機会の多い業種の場合、そのまま個人的な関係に発展してしまうリスクが存在します。

顧客からアプローチされる

営業職が扱う商材によっては、長期間にわたって同じ顧客を担当するケースが少なくありません。度重なる訪問や連絡を通じて相互の信頼感が強まり、結果的にプライベートの相談事をする仲になることも珍しくないのです。そこで相手が異性としての魅力を感じてしまうと、顧客側からアプローチを受ける可能性もあるでしょう。

顧客との浮気は、双方が仕事のパートナーという大義名分を使い続けやすいため、外部から疑いを持たれにくい傾向にあるでしょう。会社としては顧客を大切にする姿勢を歓迎することが多いので、不自然な出張や長い打ち合わせを正当化しやすくなります。

営業職が浮気している5つのサイン

営業職の夫が浮気しているかどうかは次のようなサインに着目しましょう。

  • 残業や飲み会で帰宅が遅くなった
  • 出張や休日出勤が増えた
  • 浪費が加速した
  • スマートフォンの取扱いが変わった
  • 急にオシャレに目覚めた

残業や飲み会で帰宅が遅くなった

営業職に残業や飲み会はつきものです。しかし、あまりにも急に夜遅くなる日が続いたり、飲み会の頻度が急増したりする場合は要注意です。実際は浮気相手と会っているにもかかわらず、「顧客との会食が入った」「どうしても上司に誘われた」などの口実で家庭に帰らなくなるパターンが散見されます。本当に仕事なのかどうか、言動やスケジュールをさりげなく確認してみましょう。

出張や休日出勤が増えた

出張や休日出勤が増えた

出張や休日出勤が増えて、週末もほとんど家にいないという状況が発生しているなら、浮気の疑いを持つ必要があります。営業職は確かに土日を返上してイベントや商談を行うケースもありますが、実際には浮気相手との旅行を「出張」と偽る悪質なケースも存在します。出張の場所や具体的な業務内容を詳しく聞いてみて、あいまいな返答が続くようなら注意が必要です。

浪費が加速した

浮気相手とのデート代やプレゼント代は意外と大きな出費となります。今までと比べてクレジットカードの支払い額が急増したり、現金の引き出しがやたら多くなったりする場合は、浮気を疑うきっかけとなるでしょう。浪費の理由を尋ねたときに曖昧な説明しか返ってこない場合や、「仕事で必要」などと言い訳する場合は、さらに警戒したほうがよいかもしれません。

スマートフォンの取扱いが変わった

浮気相手との連絡手段といえば、スマートフォンです。夫が突然、スマホのロックを厳重にするようになった、誰かから着信があったのに見せようとしない、通知音が鳴ると慌てて画面を隠す、などの行動が増えた場合は要チェックです。また、SNSの利用が急激に増えたり、特定の時間帯にメッセージを送り合っている形跡があったりすると、浮気相手と連絡を取っている可能性が高まります。

急にオシャレに目覚めた

営業職の男性はスーツを着ることが多いため、一定の身だしなみは欠かせませんが、急にブランド志向になったり、髪型や香水など外見を劇的に変えたりする場合は疑いをかけてみてもよいでしょう。それまであまり気にしていなかったのに、急に「ファッションセンスを磨く」などと言い始めたら、誰かに好印象を与えたいという心理が働いているかもしれません。

営業職の浮気を防止する6つの方法

営業職に就いている夫の浮気を防止するには、次のような方法を取ってみましょう。

  • 快適に過ごせる環境を整備する
  • 互いにスケジュールを把握しておく
  • 転職を勧める
  • 不倫のリスクを明確にしておく
  • ストレス発散の機会を設ける
  • 身だしなみを意識する

快適に過ごせる環境を整備する

快適に過ごせる環境を整備する

パートナーが家に帰ってきたときにストレスを感じないよう、住環境やコミュニケーションの取り方を工夫しましょう。心身ともにリラックスできる空間が整っていると、外での刺激や新鮮味を探す動機が弱まります。とくに営業職は昼間のストレスが大きいので、家に帰ったときに安心できることは、浮気防止の大きな要因になるのです。

互いにスケジュールを把握しておく

夫婦や恋人同士でカレンダーアプリや共有機能を利用し、それぞれのスケジュールを共有するようにしましょう。営業職のパートナーが「今日の夜は顧客対応」「週末はイベント出展」などと具体的に説明してくれると、逆に浮気を画策しにくくなります。また、もし急に予定が変わった場合に確認しやすいので、嘘をつきづらい環境を作ることが大切です。相手を束縛するのではなく、あくまで安心して過ごすための情報共有として取り入れるのがポイントです。

転職を勧める

営業職という仕事自体がパートナーに合っていない、あるいは浮気の温床になっていると強く感じる場合には、思い切って転職を促すという手もあります。ただし、これは相手の人生設計や家計への影響を考慮しなければならないため、慎重に進める必要があります。もし夫が転職に前向きであれば、浮気のリスクが低い職種を選ぶことで、お互いの不安が軽減される可能性があります。

不倫のリスクを明確にしておく

不倫は配偶者への不貞行為として慰謝料請求の対象となり得ます。さらに、営業職は社内外での信用が大事なので、不倫発覚によって社会的なイメージダウンを招くリスクも高いといえます。もし浮気がバレたら、会社での立場が悪くなったり、顧客や取引先からの信頼を損なったりするなど、大きな代償が伴うことを具体的に伝えましょう。そうすれば、パートナーも「浮気をするのは得策ではない」と実感するかもしれません。

ストレス発散の機会を設ける

営業職はノルマや数字のプレッシャーが強いため、ストレスを溜めがちな仕事です。そのストレスを浮気という形で解消しないよう、夫婦や恋人同士でスポーツを楽しんだり、趣味に没頭したり、旅行に行くなどの方法でリフレッシュを図れるようにしましょう。お互いにストレスをケアし合うことで、浮気に走るきっかけを減らすことができます。

身だしなみを意識する

身だしなみを意識する

パートナーが浮気相手に惹かれる背景として、外見的な魅力や新鮮味が大きいということもあります。自分の身だしなみに気を配り、時折ヘアスタイルを変えてみるなどの工夫を凝らすことで、新鮮な魅力を維持できます。「やっぱり自分のパートナーが一番素敵だ」と再認識することで、浮気心を抑える効果が期待できるでしょう。

営業職の浮気を防止できなければ証拠を収集しておく

営業職は異性と出会う機会や時間の融通が利き、仕事を言い訳にしやすいなどの理由から浮気リスクが高まります。さらに人数の多さやストレス環境、人に好かれる資質も重なり、職場や出張、接待、顧客からのアプローチなどで浮気に発展しがちです。

また、帰宅時間の増大や浪費、スマホ使用の変化、急なオシャレなどは疑うべきサインです。予防策として家庭を快適にし、スケジュール共有やストレス発散の場を設ける、転職も検討するなどが挙げられます。もし浮気を疑うなら、早めに証拠を集めて冷静に対処しましょう。