浮気調査におすすめのドライブレコーダーを選ぶ4つのポイント!調査の注意点と証拠の活用方法を解説

浮気調査におすすめのドライブレコーダーを選ぶ4つのポイント!調査の注意点と証拠の活用方法を解説

ドライブレコーダーの録画・録音機能やGPS機能は、浮気調査にも利用できます。浮気調査グッズとして使用するドライブレコーダー選びのポイントを4つご紹介します。

浮気調査に役立つドライブレコーダーの機能、怪しまれずに設置するためのポイント、調査の注意点、集めた証拠の活用方法などもご覧ください。

ただし、ドライブレコーダーだけで決定的な証拠を掴むのは難しいでしょう。決定的証拠を掴むなら、探偵に依頼して力を借りるのがおすすめです。

そのとき、ドライブレコーダーから収集した情報があれば、その後の調査に活用できる可能性があります。

この記事を読んでわかること
  • ドライブレコーダー選びのポイント
  • 怪しまれずに設置するためのポイント
  • ドライブレコーダーで調査をする際の注意点

浮気調査に使えるドライブレコーダーの機能

浮気調査に使えるドライブレコーダーの機能をご紹介します。

ドライブレコーダーは、映像・音声などを記録できるため、事故や事件が起きたときに状況を把握する目的で設置する人が増えているようです。

ドライブレコーダーの記録データは、交通事故やあおりトラブルなどが起きたときに、客観的証拠として使えます。

参考:国土交通省:付けてますか?ドライブレコーダー:ページ1

このドライブレコーダーの機能は、浮気調査・浮気対策にも利用できます。

  • 音声・映像記録機能で浮気の証拠を押さえる
  • GPS機能から行動履歴を確認する

詳しく見ていきましょう。

音声・映像記録機能から浮気の証拠を押さえる

音声・映像記録機能から浮気の証拠を押さえる

ドライブレコーダーの音声・映像記録機能を使って、パートナーの浮気の証拠を集められることがあります。

例えば、次の情報が得られるかもしれません。

  • 浮気相手の顔や名前
  • 浮気相手との会話内容
  • 性行為の映像や音声

浮気相手の顔や名前

ドライブレコーダーの映像データから、浮気相手の顔を特定できることがあります。また、音声データに残された会話から、浮気相手の名前が分かることもあります。

車内撮影できるタイプのドライブレコーダーであれば、車内での浮気相手の様子や顔が映されていることもあるでしょう。映像が鮮明であれば、浮気相手の顔を特定できます。

また、車内でパートナーと浮気相手が会話をしているときに、お互いの名前を呼ぶこともあるため、音声データに浮気相手の名前が残されているかもしれません。浮気相手の顔と名前が分かっていれば、人物を特定しやすくなります。

浮気調査を続行するときに、浮気相手の顔や名前が分かっていれば、調査がスムーズになるでしょう。

浮気相手との会話内容

ドライブレコーダーに残された浮気相手との会話内容から、2人の間に性的関係があると発覚することがあります。

車内はプライベートな空間であるため、油断して2人きりのときにしか話さない事柄を話しているかもしれません。

  • 性的関係を示す会話
  • 2人で宿泊したことを示す会話
  • 2人でラブホテルに行ったことを示す会話
  • 不倫関係にあることを示す会話

特に、2人の間に性的関係があると認識できる会話が録音されていた場合、証拠の一つとして採用されることもあります。

しっかり保存しておきましょう。

性行為の映像や音声

ドライブレコーダーのデータから、車内で性行為をしている様子が発見されることもあります。性行為の映像や音声があっては、パートナーも浮気を認めるしかないでしょう。

性的関係は不貞行為と認められます。不貞行為の動かぬ証拠があれば、離婚訴訟や慰謝料請求のときに有用です。

参考:e-GOV法令検索:民法第七百七十条

性行為の映像や音声は、すぐにでも削除したくなる不快なデータかもしれません。しかし、その後の交渉を有利に運ぶためにもしっかり確保しておきましょう。

GPS機能から行動履歴を確認する

GPS機能から行動履歴を確認する

ドライブレコーダーのGPS機能を使って、パートナーの行動履歴を確認することもできます。専用アプリがあれば、離れた場所からでもスマホを使って位置情報を確認したり、走行ルートを確認したりできます。

行動履歴を辿ることで、海やアミューズメントスポットなど、デートに出かけていることが発覚したり、ラブホテルに行ったことが判明したりします。また、特定の住宅街に頻繁に通っているようなら、浮気相手の家を訪れている可能性があります。

ドライブレコーダーの設置を相手にすすめる際のポイント

ドライブレコーダーを設置するなら、浮気対策であることがパートナーにバレないようにしましょう。

国土交通省の調査によると、令和2年にドライブレコーダーを搭載していると答えた人は、全体の53.8%でした。

参考:国土交通省:自動車用の映像記録型ドライブレコーダー装置について:ページ7

ドライブレコーダー が広く普及しているイメージがありますが、実際に利用している人はまだ約半数ほどです。

自家用車にドライブレコーダーが設置されていない場合、まず、パートナーにドライブレコーダー の購入・設置を促す必要があります

このとき、「浮気を疑って行動を監視しようとしているのでは?」と、パートナーが疑念を抱かないようにしましょう。

浮気を疑っていることがバレると、パートナーに警戒されて調査がスムーズでなくなってしまいます。

パートナーに警戒されたいようにドライブレコーダー の設置を了承してもらうためには、次の方法がおすすめです。

  • 盗難・いたずら対策としてすすめる
  • 事故・あおり運転対策としてすすめる
  • お得なセールやキャンペーンがあるタイミングですすめる

浮気対策とバレることのないように設置を促しましょう。

盗難・いたずら対策としてすすめる

盗難・いたずら対策としてすすめる

駐車中の盗難やいたずら対策としてドライブレコーダー の設置をすすめてみましょう。

盗難・いたずら対策を口実にドライブレコーダーの設置を提案するなら、駐車監視機能を備えたタイプをすすめることもできます。

ドライブレコーダー は基本的には走行中に利用され、エンジンを停止するとオフになってしまいます。一方駐車監視機能がついているタイプなら、停車中も録画ができます。

駐車監視機能があれば、停車中の車内で浮気相手と親密なやり取りをしている様子も撮影できます。

人気のない駐車場に停車して、性行為やそれに類する行為に及んでいる場面を撮影できるかもしれません。

車上あらしの話などをして、駐車監視機能を備えたドライブレコーダー の必要性を伝えてみましょう。

事故・あおり運転対策としてすすめる

事故やあおり運転対策として、ドライブレコーダーの購入・設置をすすめるのはとても自然です。

ドライブレコーダーのデータは、事故やあおり運転が起きたときに、客観的な証拠として有効とされています。

参考:国土交通省:付けてますか?ドライブレコーダー:ページ1

「事故やあおり運転が心配だから…」そう切り出せば、ドライブレコーダー を設置したいという主張も自然です。

パートナーにあおり運転についての報道を見てもらって、ドライブレコーダー の必要性を感じてもらいましょう。

警察庁のホームページにも、ドライブレコーダー は運転行為が記録されることから、妨害運転などの抑止に有効であると記載されています。

参考:警察庁:危険!「あおり運転」はやめましょう

お得なセールやキャンペーンがあるタイミングですすめる

ドライブレコーダー 購入のお得なセールやキャンペーンがあるタイミングですすめてみると購入がスムーズかもしれません。

「今ならこんなに安い」そうすすめられたら、すぐに購入しようという流れがつくりやすいでしょう。

期間限定のセールやモニターキャンペーンの情報などを探してみましょう。ネットで購入するなら「送料無料」「お得クーポン券」などの特典があることもチェックして、パートナーの購買意欲を高めましょう。

ドライブレコーダー選びの4つのポイント

ドライブレコーダー選びの4つのポイント

浮気調査に使えるドライブレコーダーを選ぶための4つのポイントをご紹介します。

  1. 常時録画できる
  2. 車内撮影が可能
  3. GPS機能が搭載されている
  4. Wi-Fi機能がついていればスマホと連動可能

浮気調査にドライブレコーダーを利用するなら、証拠集めに必要な機能を備えたドライブレコーダーを選びましょう。

常時録画できる

浮気の決定的瞬間はいつ撮影できるか分かりません。ドライブレコーダー を使用するなら、常時録画できるタイプがおすすめです

ドライブレコーダーには、次のタイプがあります。

  • 衝撃感知タイプ:車に衝撃が加わったときに映像を記録する
  • 任意録画タイプ:録画ボタンの操作などで映像を記録する
  • 常時録画タイプ:車両の動作に関係なく、連続して映像を記録する

車に衝撃が加わったときに記録するタイプや、録画ボタンで操作したときに記録するタイプでは、浮気現場をこっそり記録することは困難です。

浮気調査にドライブレコーダー を活用するなら、常時録画タイプを選びましょう。さらに、エンジン停止中の記録も残せるように、駐車監視機能があることもチェックしてください。

車内撮影が可能

浮気調査のためにドライブレコーダー を利用するなら、車内撮影が可能なタイプを選びましょう。

ドライブレコーダーには、車外の撮影だけできるタイプと、車外+車内の撮影もできるタイプがあります。

  • 前方のみ撮影可能
  • 前方+後方撮影可能
  • 前方+後方+側面+車内撮影可能

浮気の証拠を掴むためには、車内の様子を撮影する必要があります。

車内撮影が可能なタイプのドライブレコーダー であれば、パートナーと浮気相手の親密な様子を記録できる可能性が高まります。浮気相手の顔や名前を探るためにも、車内の様子や会話内容のデータが必要です。

GPS機能が搭載されている

パートナーの行動を把握するため、GPS機能が搭載されているドライブレコーダーを選びましょう。

GPS機能搭載のドライブレコーダーには、次のメリットがあります。

  • GPS受信で常に正確な日時の情報が得られる
  • 撮影日時・走行場所を特定できる
  • 走行ルートを地図上で確認できる

GPS機能があれば、後から走行ルートと正確な日時を確認できます。

パートナーと浮気相手が、いつ・どこで密会しているのか、手がかりを掴めるかもしれません。ホテルや浮気相手の家を訪れている場合、日時のパターンを抑えることも可能です。

Wi-Fi機能がついていればスマホと連動可能

4. Wi-Fi機能がついていればスマホと連動可能

ドライブレコーダーにWi-Fi機能がついていれば、スマホと連動できるため、浮気調査にとても便利です。

スマホと連動することには、次のメリットがあります。

  • 離れた場所から操作できる
  • 録画データをスマホで確認できる
  • Googleマップなどと連動して走行ルートをスマホで確認できる

録画データをスマホにダウンロードすれば、証拠の確保もできます。浮気調査がパートナーにバレないためにも、外出先でスマホを操作してデータを確認できるのは便利です。

ドライブレコーダーで浮気調査をする際の注意点

ドライブレコーダーで浮気調査をするときの注意点は次の3つです。

  1. 決定的な浮気の証拠が掴めるとは限らない
  2. 証拠隠滅されている可能性がある
  3. 録画データの内容にショックを受けることもある

ドライブレコーダーは、事故対策などの理由で設置できます。そのため、浮気を疑っているとは気づかれずに調査できる利点があります。

しかし、ドライブレコーダーのデータだけで決定的な証拠を掴むことは難しいでしょう。また、録画データを確認するためには大きな精神的負担を覚悟しなければなりません。

決定的な浮気の証拠が掴めるとは限らない

決定的な浮気の証拠が掴めるとは限らない

ドライブレコーダーを使っても、決定的な浮気の証拠が掴めるとは限りません。慰謝料請求や離婚訴訟で有利になるためには不貞行為と認められる証拠が必要です。

参考:e-GOV法令検索:民法第七百七十条

人物がはっきりと特定できて、車内で性行為をしている映像を手に入れられれば、不貞行為の証拠として有用かもしれません。

しかし、車内を撮影できるドライブレコーダーを設置しながら、その空間で浮気相手と性行為をするほど油断している人は少ないでしょう。そのため、不貞行為を立証できる決定的な録画データを得られるとは限りません。

それでも、ドライブレコーダー の機能を駆使すれば、浮気相手を特定したり、密会場所を特定できることはあります。

決定的な証拠ではなくても、浮気が分かる記録データは残しておきましょう。後々、プロの探偵に依頼するときに役立つことがあります。

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証拠隠滅されている可能性がある

パートナーは、浮気相手との密会中、ドライブレコーダー をオフにして、証拠が残らないようにしている可能性もあります。

パートナーと浮気相手は、浮気がバレないように気を配っているものです。密会中はドライブレコーダー をオフにすることもあります。

ドライブレコーダーを確認したときに、次の状況があれば、証拠隠滅されているかもしれません。

  • 記録が不自然に途切れている
  • 音声がオフになっている

ドライブレコーダー のSDカードや電源ケーブルを抜いてしまえば記録は残りません。また、音声だけオフにして車内の会話が残らないようにすることも可能です。

パートナーと浮気相手が、ドライブレコーダー の記録が残らないように工作していたら、浮気の証拠を掴むことは難しいでしょう。

録画データの内容にショックを受けることも

自力で浮気調査をする場合、ドライブレコーダー の録画データの内容を見てショックを受けることもあります。

浮気調査を始めるまでは、冷静に対処できると考えていても、実際にパートナーと浮気相手の密会の様子を目の当たりにすると、想像以上の精神的打撃を受けてしまうかもしれません。怒り、悲しみ、ショックなど、受け止めきれない感情で気分が悪くなり、日常生活に支障が出てしまうこともあります。

浮気の証拠を掴んだら、その後は自分を守るためにしっかり対処していく必要があります。冷静な精神状態を保つためにも、自力での浮気調査が少しでも難しいと感じるようなら、探偵のサポートを受けることも考えてみましょう。

ドライブレコーダーの情報×探偵への依頼で決定的な証拠を掴む

ドライブレコーダーの情報×探偵への依頼で決定的な証拠を掴む

浮気をしている当事者は、バレないように気をつけて行動しているものです。そのため、ドライブレコーダーだけで決定的な証拠を掴むのは難しいでしょう。

パートナーが言い逃れできないような証拠や、慰謝料請求・離婚訴訟に有利になる証拠を手に入れたいなら、探偵の力を借りるのも方法の一つです。専門知識と独自のスキルをもつ探偵であれば、リスクが少ないやり方で、有利な証拠を集められるでしょう

探偵に依頼する場合にも、ドライブレコーダー のデータから収集した情報を提供すれば、その後の調査がスムーズになることがあります。

調査に役立つ情報があれば、調査費用を抑えられる可能性もあるため、決定的な証拠ではなくても、しっかり保存しておくことをおすすめします。

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浮気調査におすすめのドライブレコーダーを選んで活用しよう

浮気調査におすすめのドライブレコーダーを選ぶための4つのポイントをご紹介しました。

浮気調査におすすめのドライブレコーダーを選ぶときには、「常時録画タイプ」「車内撮影可能」「GPS機能」「Wi-Fi機能」の4つの機能を備えているか確認しましょう。

また、浮気調査に使えるドライブレコーダー の機能、パートナーに怪しまれずにドライブレコーダー設置をすすめる方法、調査の注意点、証拠の活用方法などもご確認ください。

ドライブレコーダー だけで浮気の決定的証拠を掴むのは難しいものです。

探偵に依頼して、ドライブレコーダーで集めた情報を活用しつつ、決定的証拠を掴みましょう。