浮気男とどうせ別れるのなら、死ぬほど後悔させたいと考える人もいるでしょう。
ポイントは「逃した魚は大きい」と思わせることです。怒りに任せて感情を爆発させるのはこらえ、美しく健気な女性として彼の記憶に残りましょう。一緒にいると幸せな女性を自分の行動のせいで失うというのは、男性にとってはつらい経験です。
浮気男には「後悔」という罰を与え、自分にとってはプラスになる別れ方をすることで、しっかり前を向いていきましょう。
この記事では、浮気男を死ぬほど後悔させる別れ方について解説します。
- 浮気男を後悔させる別れ際のふるまいや言葉
- 浮気男を懲らしめる3つの方法
- 浮気男と別れる前に確認すべきこと
浮気男が死ぬほど後悔する瞬間・ポイント

浮気男が死ぬほど後悔する瞬間は、大切な女性を失ってしまったと気がついたときです。一緒にいて幸せを感じる女性を失うことは、浮気男に大きなダメージを与えます。
別れ際には、パートナーにとって次のような女性でありましょう。
- 美しい女性
- 自分を受け入れてくれる女性
- 自分を理解してくれる女性
- 自己肯定感を高めてくれる女性
- 自分を愛してくれる女性
つまり「自分は素晴らしい女性を失ってしまった」と思わせることが、浮気男を後悔させるポイントです。「逃した魚は大きい」と痛感すれば、過ちを悔いることは間違いないでしょう。
そのためには、別れる時に、怒りの形相で相手を責めたりしないことが大切です。そっと悲しみを伝えて罪悪感を抱かせたり、感謝を伝えて良い印象を残したりすることで、「別れたくない」「浮気なんてするんじゃなかった」と思わせます。
浮気男を後悔させる別れ方
浮気男を後悔させる別れ方を具体的に紹介します。
次のような別れ方を心がければ、浮気男は自分の行動を反省し、深く後悔することでしょう。
別れ話の際は美しくなる

別れ話をする時には、自分に手をかけて、美しい姿で臨みましょう。見た目の美しさは、「この女性を逃したくない」と思わせるのに有効です。そんな単純なことで?と思わずに、別れ話のときには、最高にきれいにしましょう。
ほかの女性に目移りしていた男性でも、あなたがハッとするほど美しく、しかも自分から去ろうとしている、という状況では、「もったいないことをしてしまった!」と冷静ではいられなくなります。
ポイントは、女性目線の美しさより、男性受けを意識することです。モデルのような美人である必要はありません。男性にとって、かわいらしく手放したくない雰囲気を目指しましょう。
これまでパートナーに尽くして生活感が出てしまっている女性は、いったん尽くすことをやめ、自分を輝かせることに注力しましょう。
涙を見せる
男性は女性の涙に弱いものです。素直に悲しみを伝えて泣いてしまいましょう。自分が浮気をしたせいでパートナーが傷ついて泣いていたら、浮気男は自責の念にかられて、軽はずみな行動を悔やむことでしょう。
ただし、泣き叫ぶ、相手をなじって号泣するというのはNGです。逆に怖がられてしまいます。面倒な女性だと思われてしまったら、別れて後悔させる道は遠のいてしまいます。
あくまで、男性が胸を打たれる程度に、ポロポロと涙を流す感じにコントロールすることが大切です。
涙を見せるといっても、しっかり自分を制御するよう気持ちを持っていましょう。
彼の長所を伝える
男性は、自分を理解してくれる女性を手放したくないと考えます。別れると決めてからは、会話の中で彼の良いところを伝えていくと、あなたと別れる時、彼は理解者を失ってしまう寂しさと後悔を感じることでしょう。
例えば、次のように、彼の素敵な面を言葉にして伝えます。
「いつも話を聞いてくれて本当に優しいね」
「頭が良くてとても頼りになる」
「⚪︎⚪︎がいてくれたら安心だね」
「なんでもできてすごいな」
こうした言葉を伝えておくと、パートナーはあなたといると自己肯定感が高まり、居心地が良いと感じます。別れるときの後悔も強まることでしょう。
浮気されて腹に据えかねている状況で、相手の長所を褒めるのは難しいかもしれません。どちらかといえば褒めるより非難したい気持ちの方が強くて当然です。しかし、ここはぐっとこらえて、良かった頃を思い出し、やさしく相手を褒めたたえましょう。演技でかまわないのです。
きっぱり別れる
別れるときは、あなたの中に未練を残さないことです。平気で浮気をするような男性は、そもそも何をしてもあなたが去っていかないだろうと考えています。そのため、あなたがきっぱり別れを決めて去っていけば、浮気男に大きなショックを与えるでしょう。
そもそも浮気男は、浮気をして性欲や狩猟本能を満たす一方で、彼女や配偶者と別れるつもりはないものです。あなたが別れを告げ、復縁の可能性もないと示すことは、浮気男にとって計算外の事態なのです。大きなダメージを受けて浮気を悔やむことでしょう。
連絡を無視する
別れを告げたら、彼(夫・旦那)からの連絡は無視しましょう。電話にもメッセージにもリアクションしないことです。一緒に暮らしている場合には、必要最低限の会話以外は無視を貫きます。
「無視をする」ということで、2人の関係が完全に破綻してしまった事実を痛感させることができるのです。
無視をされて不安や孤独感に襲われている彼を見ると、少しかわいそうと思うかもしれません。しかし、浮気男を後悔させるには関係が破綻するとはどういうことか、現実をつきつける必要があります。
ただし、理由を告げずにいきなり無視をすることはやめましょう。相手が逆恨みしてストーカー化する可能性も出てきます。無視をするのは、浮気が原因で別れることをはっきりさせてからです。
魅力的になり新しい恋人を作る
別れた彼女(妻)が魅力的になり、新しい恋人ができれば、浮気男は嫉妬心と独占欲を刺激されて動揺します。
- 嫉妬:あなたがほかの男性と楽しく過ごしている悔しさ
- 寂しさ:かつての本命がもう自分のものではない
- 無力感:自分の影響力はもう何もない
「あの時、自分が浮気さえしなければ…」と自分の行動を後悔したり、自責の念にかられたりすることでしょう。ほかの男性からも愛される女性を失ったと知ることは、より逃した魚は大きいと感じることにもつながります。
もちろん、感情的になって浮気をやり返すことはいけませんが、別れた後、誰とつき合おうとあなたの自由です。浮気男よりもずっと素敵で誠実な男性を見つけて、悔しがらせてやりましょう。あなただけを大切にしてくれる男性がきっといるはずです。
SNSで充実した生活を発信する
Instagramなどで、充実した生活を発信してみてもよいでしょう。どうせ戻ってくるだろうとたかをくくっていた男性も、あなたが充実した生活をしている様子を知れば「僕は必要ないのか」とショックを受けます。
- 楽しく旅行している様子
- おいしい食事をしている様子
- 習い事をしている様子
- 料理やお菓子作りの様子
- 仕事が好調である様子
上記の投稿であれば手軽に行えるためおすすめです。
浮気男と別れたことで、あなたが充実して輝いていると知らせることができます。「あのまま別れていなければ、彼女と一緒にこんなに幸せな生活をしていたのか」と思わせる効果もあるでしょう。
浮気をされて別れた後で、気持ちを切り替えるのは難しいかもしれません。それでも、浮気男を後悔させるために少しだけ頑張ってみましょう。
ただし、浮気男がストーカー化しないよう、新しい住所などのプライバシー保護を徹底し、投稿内容には十分な注意が必要です。
浮気男を後悔させる言葉
浮気男を後悔させるための具体的な言葉を紹介します。次のポイントをふまえて言葉を選ぶのがポイントです。
- 相手を非難したり人格否定したりしない
- 自分の状況・気持ちを伝えることで相手の心を動かす
それでは、具体的に確認していきましょう。
知ってたよ

「知ってたよ」というのは、意味深でゾッとさせる言葉です。バレていないと思って油断していた浮気男は、「いつからどこまで知っていたのだろう」と思って動揺するはずです。
後悔にもいろいろありますが、この言葉を言われた場合、自分の脇の甘さを悔いることは間違ありません。実際にはそれほど知らなかったとしても、あたかも全てを知っていたかのように振る舞ってみましょう。
相手によっては、言い訳できなくなってしどろもどろになることでしょう。
もう信用できない
「もう信用できない」と静かに宣言します。浮気について軽く考えていた男性も、この言葉を聞けば、浮気をすることで人としての信頼まで失ってしまったという事実を実感するでしょう。
実際、浮気を繰り返す人と、信頼関係を回復することは難しいでしょう。「もう、あなたの言葉は何も信じられない」と伝えたとしても、それは当然のことです。
浮気男には、取り返しのつかないことをしてしまったと後悔してもらいましょう。
悲しかった・傷ついた
浮気をしている当事者は、バレたときにパートナーが傷つくことを気がついていないものです。自分は女性との楽しみに熱中しているため、パートナーの気持ちをイメージできていません。そこで、「浮気を知って、とても悲しかった」「心が傷ついてつらい」と、素直に言葉に出してみましょう。前述したように効果的に涙を流してみるのもおすすめです。
浮気男は、大切な女性を悲しませてしまったことを深く後悔することでしょう。
ありがとう
別れる時に、「ありがとう」と感謝を伝えることも、男性を後悔させるために効果的です。「浮気されたのに、何がありがとうなの?!」と思われるかもしれません。しかし、思い返してみれば、幸せな時間もあったはずです。
次のような部分に感謝すればよいでしょう。
- 彼とつきあえたこと(結婚できたこと)
- 一緒に時間を過ごせたこと
- 好きになってくれたこと
浮気をしてしまった自分を恨むのではなく、感謝されたら、男性の中で「なんて素晴らしい女性だったんだろう」と記憶に残ります。健気に自分を思ってくれる女性を失ってしまったことを後悔することでしょう。
「復縁したい。でもできない」そんな状況が浮気の報いかもしれません。
浮気男を懲らしめる方法
浮気男を懲らしめる3つの方法を紹介します。
後悔にプラスして、少しは懲らしめてやろうという場合の参考にしてみてください。
パートナーの世話をしない

夫婦や同棲カップルであれば、パートナーの世話を一切しないという懲らしめ方法があります。家事を女性に頼っているカップルの場合には、男性にとってかなりのダメージとなるでしょう。
ただし、普段から家事をする男性にはあまり効果がありません。
信頼できる周囲に浮気の事実を伝える
彼の家族や共通の友人に、浮気された事実を打ち明けてしまいます。浮気に対して悪いイメージをもつ人たちであれば、きっとあなたの味方になってくれるでしょう。
周囲から注意を受ければ、少なからず浮気男にとって痛手となるはずです。
ただし、後述しますが、相手の社会的評価を低下させる行為は、名誉毀損罪に該当する恐れもあります。あくまで信頼できる人に打ち明ける程度にとどめましょう。
慰謝料を請求する
夫婦であれば、慰謝料を請求することもできます。本格的に懲らしめるならこの方法ですが、注意点があります。
まず、浮気カップルのあいだに不貞行為(肉体関係)があることが慰謝料請求の大前提です。2人で食事したりお出かけしたりしただけでは、慰謝料請求の対象にはなりません。(※1)
また、不貞行為(肉体関係)の証拠が必要です。ラブホテルに出入りしている2人の鮮明な写真などが決定的な証拠になるでしょう。
【注意】浮気されてもやってはいけないこと
浮気されたとしても、怒りにまかせてやってはいけないことがあります。次の3つは、自分自身が訴えられる可能性もあるため、おすすめできません。
詳しく確認していきましょう。
浮気をやり返す
「相手に同じ痛みを感じさせたい」
「そっちが浮気するならこっちが浮気しても文句ないよね」
そのような理由から、浮気をやり返す人もいます。一時的にはすっきりするかもしれませんが、根本的解決にはいたらないと考えましょう。お互いが浮気しあうという不毛な関係を継続することになってしまいます。
さらに、既婚者が浮気をすれば、証拠を掴まれて、逆にこちらが訴えられる可能性もあるのです。
脅迫・暴力

激しい怒りを感じたとしても、脅迫や暴力はもちろんNGです。脅迫や暴力で訴えられれば、刑罰が科せられることもありえます。(※2)(※3)
次のような行為は絶対にやめましょう。
- 「土下座しろ」などと怒鳴る
- 「職場にばらしてやる」と脅す
- 殴る・蹴る
自分の人生をマイナスに変えてしまうのではなく、もっと前向きな方法で後悔させてやりましょう。
SNSによる誹謗中傷
SNSに誹謗中傷を書き込んで拡散させることは、名誉毀損罪に該当することがあります。たとえ不倫していることが真実であっても、私人の不倫関係を拡散し、相手の社会的評価を低下させる行為は、法的に許されることではありません。
インターネット上で公開した情報は、後々まで残ってしまうリスクもあります。一時の感情で取り返しのつかないことをしないように気をつけましょう。
別れるときのチェックポイント
浮気男と別れる決断をするときには、次に紹介する3つのポイントをチェックしておきます。
勢いで別れてしまって、自分自身が後悔することのないようにしましょう。
冷静に別れを選択しているか

感情がたかぶった状態であと先考えずに別れを選択してしまうと、時間が経ってから後悔することもあります。別れることは自分のためになっているのか、このタイミングで別れて本当に大丈夫なのかを考えることが必要です。
怒りや悲しみが激しいときは、パートナーからいったん距離を置き、自分が冷静になるのを待ちましょう。
愛情はあるか
浮気が許せないとしても、パートナーへの愛情は残っていることもあります。未練があるままでは、自分に有利な状態で別れるのは難しいかもしれません。愛情が残っていれば、別れ話も浮気男に主導権を握られてしまう可能性があります。
また、愛しているままでは、別れても前に進むまでに時間がかかることでしょう。愛もなくなり、納得した状態で別れられるのがベストです。
慰謝料は請求できるか
浮気したパートナーと別れる場合、慰謝料請求ができるかどうかも確認しましょう。恋人関係の彼氏が浮気をしても慰謝料請求はできませんが、結納や婚約指輪を交わすなどの婚約関係にある、婚姻関係にある夫が浮気をした場合には、慰謝料請求できる可能性があります。
浮気によって慰謝料請求できるのは次のようなケースです。
- 不貞行為(肉体関係)を証明できる
- 浮気によって婚姻関係の継続が困難になった
- 配偶者の不貞行為によって精神的苦痛を受けた
- 不貞行為があるのを知った日から3年以内である
自分たちの場合に当てはまるかどうか、確認してみましょう。
慰謝料請求は、今後の自分を経済的に支えるためにも大切なことです。勢いにまかせて別れてしまう前に、慰謝料請求できそうであれば、専門家に相談をしてみましょう。
前向きな別れで浮気男を後悔させよう
浮気男を後悔させるのなら、冷静になり、自分磨きもして、優位な状態で別れにもっていくのが効果的です。素晴らしい女性を失うことの痛みを知ることで、浮気男は反省し、軽はずみな行動を深く後悔するに違いありません。
ただ報復するのではなく、あなた自身にとってもプラスになる前向きな別れで、浮気男を後悔させてやりましょう。