夫のキャバクラ・スナック通いが不倫・浮気に発展しないか不安を抱いている女性は、あとを断ちません。
実際に探偵事務所には、水商売の女性と夫(男性)の関係を調査したいという相談が多く、妻である女性も、不貞行為の実態を掴みにくいのでは?と感じています。
この記事では「不倫・浮気を確信していない状態で、旦那を問い詰めるのも気が引ける」という女性に向けて、夫と水商売の女性と怪しいと思ったときにやるべき3つの対策を解説します。
目次
【前提】キャバクラ・スナックで『遊んでいる』だけでは、不倫・浮気として立証されない

夫のキャバクラ・スナック通いに不満を抱いている妻は多いものの、水商売のお店で遊んでいるだけでは不貞行為として成立しません。「夫が毎晩、夜のお店に通っているから慰謝料をぶんどってやりたい!」という気持ちも理解できますが、この事実だけでは慰謝料を請求できないのです。
水商売の女性も『仕事』として男性と接していますから、ご主人と女性の間に『継続的な肉体関係』がない限り、不倫・浮気として慰謝料を請求したり、離婚を申し立てたりすることは難しいのです。
ただ、水商売の女性が営業の一貫として夫と仲良くしているだけでも、腹ただしい気持ちは変わりがありません。そこに不貞行為があるものなら、訴えたくなるでしょう…。
夫が水商売の女性と怪しいときにオススメな対策3選

夫の不貞行為が疑わしい場合、妻はどのような対策を取ればいいのでしょうか?
不倫・浮気の予防・発覚後にオススメな対策を3つ紹介します。
対策1.お店にクレームの電話を入れる

夫の通っているお店の名前や、お気に入り嬢の源氏名がわかる場合は、クレームの電話を入れるのが、現実的な浮気予防対策です。
実際にスナックを経営している友人も「男性客の奥様からお怒りの電話がかかってくることがある」と言っていました。
お店側としては、なるべく問題を起こしたくないですから、
- 対象となる女性に男性の接客をさせない
- ひとりでの入店を断る
などの処置を取ります。
仕事の付き合いで、夜のお店を利用する男性もいるので、入店拒否までは行かなくても、奥様のお怒りに合わせた対処を心がけています。
対策2.不倫・浮気の証拠を集める

上記の方法で、不倫・浮気疑惑が解決すればいいのですが……DV気質な男性だと、奥さんに逆上しかねませんよね。また、お店にクレームを入れたとしても、すでに不倫関係に発展しているなら、お店の外でたやすく会うことができます。
- 「お店にクレームを入れられない……」
- 「浮気疑惑が解消されなかった」
となったら、次に実施ほしいことが証拠集めです。
現段階で、離婚や慰謝料請求の予定がなくても、証拠を集めておけば、言い逃れができなくなります。
ただし、前述でも解説したように、キャバクラ・スナックに通っている事実だけでは不貞行為として認めらません。夫婦間で解決するための証拠なら、LINEのやりとり、電話の履歴でも十分ですが、離婚をしたい・慰謝料を請求したい人はそれ相応の証拠が必要となるのです。
法律的に『不貞行為』として認められる証拠とは……?
キャバクラ・スナックといったお店は『お酒を飲む場所』。そこに通っている事実だけで不倫や浮気を立証できません。では、夫と水商売の女性の不貞行為は、どんな証拠があれば認められるのでしょうか?
2人でラブホテル・浮気相手の家に入る写真は有力な証拠
不貞行為を証明する争点となるのは、肉体関係を直接証明できるかどうか。そのため、2人でラブホテルに入っていく写真や、浮気相手の家に出入りする写真は強力な証拠となります。ただし、写真だけでは法的に不倫を証明できるというわけではありません。いくつかの証拠を組み合わせることで、証拠として成立します。
電話の履歴やLINE・メールのやりとり
電話履歴やLINE・メールのやりとりは、不倫の証拠にはなりませんが、浮気相手の名前を特定したり、浮気の内容・時間帯を把握したりする『状況証拠』です。ロックが掛かっている場合は、ポップアップ通知や着信音があった時間をメモしておきましょう。
Twitter・Instagram・FacebookなどのSNS
浮気相手・または夫が利用するSNSに浮気の痕跡が残っていることも……。夫・または浮気相手にブロックされていても、全体公開であれば『ブロックされているアカウント』からログアウトすれば閲覧可能です。
身近にある不倫・浮気の証拠は……?
強力な手がかりが隠されている証拠は、意外と生活の中に潜んでいます。とくに、以下3点は浮気が疑わしいとき、チェックしてほしいものです。
- クレジットカードの明細
- 手帳や日記
- ドライブレコーダーの記録
クレジットカードの明細は、いつ・どこで・なにをしたか把握する証拠ですし、手帳や日記は基本的に『嘘』を書かないため、価値ある証拠となります。もちろん、夫の手帳だけでなく、夫の行動・言動を記述した妻の日記も有力な証拠です。
また、ドライブレコーダー搭載の車で、ブルートゥース通話を行ったときの『通話内容』で不貞行為を認める材料になったケースもあります。
対策3.最終手段は『探偵事務所』に不倫・浮気調査を依頼する

証拠が不十分な段階で夫を突き止めて、不倫の事実がなかったのに、夫婦仲が悪化するの避けたいですし、離婚も慰謝料請求もできないままだと、妻である女性だけが悲しい気持ちを抱えることになります。
そこで、探偵事務所での調査を提案します。
探偵事務所に寄せられる調査内容のほとんどが浮気調査です。不倫・浮気の事実確認だけでなく、裁判になった際に提出できる『証拠』を集めることも可能。波風を立てず、真実を突き止めるたい人にオススメです。
まとめ
夫とキャバクラ・スナックで働いている女性の不倫・浮気を立証するのは、意外と難しいもの。なぜなら、怪しいLINEがきていても、営業の一貫と言われてしまえば、それまでだからです。
不倫相手のLINEアカウントやSNSを特定しても、カンタンに逃げられてしまいますし、LINEや着信履歴だけでは証拠も不十分です。そもそも、夫がどういうお店に行っているかわからない女性もいらっしゃるでしょう。
「探偵事務所に依頼するなんて……」と感じる女性も多いと思います。けれど、探偵事務所だからこそ、夫婦仲を保ちながら事実を確認できるメリットもあるのです。
ひとりで不倫・浮気にモヤモヤしているなら、今回紹介した点を参考に、第三者の力を借りてみることも検討してみましょう。