上司と不倫するきっかけとハマる理由とは?知っておきたいリスクと対策

仕事で困っている時、さりげなく助けてくれる姿にドキリとした。会社という閉鎖された空間で、長時間一緒にいる相手だからこそ、上司と部下の間では、好意的な感情が育ちやすいものです。

そこで今回は、ダメだとわかっていながら、上司と不倫や浮気をしてしまうのはなぜなのか?もし上司と不倫したらどんなリスクが考えられるのか?既婚の上司に恋心を抱いたらどうすればいいのか?を解説していきます。

毎日顔を合わせる相手だからこそ、上司に対して「好意」や「尊敬」といった感情を抱いてしまうのは不思議なことではありません。しかしそれが浮気や不倫に繋がってしまえば、二人だけでなくお互いの家族やそして会社を巻き込むことに繋がります。

だからこそ、その気持ちを行動に移してしまう前に、この記事を読み自分の行動が与える影響を考えてみてください。

上司との不倫や浮気が始まる3つのきっかけ

それでは上司と部下という仕事の関係から、危ない恋愛関係へと変化するきっかけにはどんなものがあるのでしょうか?

以下の3つは上司と不倫が始まる典型的な3つのきっかけです。

  1. 偶然の流れで【偶発的環境の発生率の高さ】
  2. お酒の勢いで【理性やモラルが低下する環境】
  3. 相談に乗ってもらっていたら【親近感による双方の感情の高ぶり】

上司と部下という関係だからこそ、残業で居残っていたらたまたま二人っきりになった、外回り営業で常に二人一組で動いている、など二人っきりになる偶然の頻度は高くなります。

同様に、新年会・忘年会といった年中行事だけでなく、プロジェクトの打ち上げや仲間内の飲み会など、飲酒の機会も同じ職場だと多くなり、結果的にお酒の勢いで一線を越えてしまうという場合もあります。

また上司部下という関係に限らず、親身になって相談に乗っていると、相談する側は「話を聞いてもらえてうれしい。自分のことを理解してくれた」と好意的な感情をもち、また話を聞く側も「助けてあげたい、力になりたい」と庇護欲を掻き立てられることで、双方の感情が高ぶり恋愛関係に発展しやすくなります。

このように上司との不倫が始まる具体的なきっかけを見ていくと、「二人だけになる偶然の頻度の高さ、飲酒の席での同席のしやすさ、上下関係があることによる相談のしやすさ」といった、浮気に陥りやすい多くの要素が揃っていることがわかります。

またこの理由を裏付ける調査として、相模ゴム工業株式会社の2018年の20代~60代の14,100名を対象にした調査によると、「浮気相手とはどこで、どんなきっかけで出会ったか?」という設問について、全体の22.9%が「同じ会社」という回答をしました。(参照:相模ゴム工業株式会社・2018年の調査より)

これは20代~60代のどの年齢層でも、出会いのきっかけのトップになっており、会社内では環境的要因から不倫が始まりやすいというデータ的実証がされたとみることができます。

以下の記事はさらに詳しく職場恋愛や社内不倫が起こる理由を解説しています。気になる方は合わせて読んでみましょう。

上司との不倫にハマってしまう理由とは?

上司との不倫や浮気が始まるきっかけが掴めたところで、それではなぜ一夜限りの関係ではなく、上司との浮気や不倫にハマってしまうのでしょうか?

こちらとは逆に、部下との不倫にハマってしまう上司の気持ちが知りたい場合は、以下の記事も合わせて読んでみましょう。

社会経験が不足しているから

上司と部下の間で不倫関係が始まり抜け出せなくなる理由の1つに、部下側の社会経験や恋愛経験が乏しいという問題があります。

初めて社会人になり、右も左もわからず仕事に関して途方に暮れている時、優しく根気強く仕事を教えてくれたり、失敗して落ち込んでいる時にフォローしてもらうといった経験は、不安が大きいからこそ心を大きく動かされる出来事になってしまいがちです。

こうした結果、仕事での好感度がそのまま上司に対しての好意に繋がり、結果的に「不倫だとしてもこの人のそばにいたい」といった盲目的な感情に繋がってしまいます。

仕事の姿がカッコよく見えるから

同じ職場に居るからこそ、仕事でてきぱきと指示を与えている姿や、さりげなく部下の失敗をフォローする姿など、近くにいるからこそ分かる上司のカッコよさにぐらりときてしまう場合があります。

社会人になると、生活の多くを仕事が占めてしまい、積極的な出会いを求めなければ男女の出会いも減ってしまいます。そのため比較対象になる異性が減ることで、仕事ができる上司に対して好意を持ちやすい環境が生まれてしまいます。

流されやすく迎合しやすい性格だから

上司と不倫する人の中には、それほど上司に対して好意を持っているわけでもないのに浮気や不倫を繰り返してしまう人がいます。

これは性格的に押しに弱く、迎合しやすい性格をしているため、もし既婚の異性からアプローチされた場合でも断りにくくそのまま関係を結んでしまいます。

これは控えめで大人しいと周囲に思われている女性に多く、「職場で波風を立てたくない」「上司に嫌われたくない」と非常に消極的な理由で不倫や浮気から抜け出せなくなっている場合があります。

こうして上司との不倫にハマってしまう理由を紐解いていくと、「仕事への不安や自信のなさ」そして「視野の狭さ」が、通常の恋愛ではなく不倫にハマる一因と考えることができます。

上司と不倫…。考えられるリスクとは?

不倫が始まるきっかけが会社という環境では多いこと、そして上司との不倫にハマってしまう理由が分かったところで、ここからは上司との不倫で考えられるリスクをまとめていきます。

また以下の記事では、社内不倫をしている人を見分けるサインと具体的な対処法を紹介しています。

仕事を失う可能性

上司との不倫で最も危惧しなければいけないのが、生活の基盤である仕事を失う可能性があるということです。

会社に勤めている場合、もし社内で不倫をしたとしても「不倫はあくまでプライベートなこと」であるため、会社自体が懲戒解雇などの処分を与えるのは実は現実的ではありません。

しかし、社内で上司と不倫していることがバレてしまった場合、当然不貞行為というものに対して、嫌悪感を覚える人も多く、結果的に職場環境が悪化し、周りの目に耐えられず自主退社してしまう人も少なくありません。

また社内の厳しい目を受け流しつつ仕事を続けたとしても、「不道徳なことをした」という事実が消えることはなく、職場からの信頼を再び得ることができず出世の道を閉ざされるという可能性もあります。

このように、仕事という制限された場で不適切な行いをすると、結果的に自分自身の将来に長く影を落とすリスクがあるのです。

借金をする可能性

上司と不倫や浮気をするうえで、次に大きなリスクは慰謝料請求などの金銭的なリスクです。

不倫の慰謝料の相場は100万~300万程度で、もし上司の配偶者から慰謝料請求を受けたとしたら大きな痛手となってしまいます。

また一括で支払えないからと分割を許してもらった場合でも「期限の利益喪失約款」といった規約を入れられれば、分割支払いを滞納してしまった場合、残りを一括で請求され借金を負ってでも返済しなければならない場合もあります。

特に社会人になって間もないうちに、こういった不倫の慰謝料を請求されてしまった場合は、多くの人が支払いに困り多額の借金を背負うといったことになりかねません。

友達や家族を失う可能性

上司に限らず不倫のリスクとして、大切な家族や友人たちを失う可能性があるということも理解しておきましょう。

両親としても大切に育てた娘や息子が、人様の家庭を壊すという行為に対して、不快感を持つ親は少なくありません。また友人達も、自分たちが結婚し家庭を築いているからこそ、不倫に対して厳しい目や激しい嫌悪感を感じる人も多くいます。

このため、不倫で相手の家庭を壊して、幸せをつかんだとしても、友人たちからは疎遠にされ、実の両親からも祝福されない結婚になるかもしれないのです。

このように上司と不倫をするリスクを見ていくと、たった一度の過ちだとしても仕事・お金・家族・友人と失うものがあまりにも多いということを再認識できるはずです。

上司と不倫や浮気に陥らないために、知っておきたい3つの現実

上司との不倫や浮気が、自分の未来に与えるリスクを確認したところで、素敵な上司と出会っても、気持ちを踏みとどまらせるために、心にとめておきたい3つの現実を知っておきましょう。

不倫や略奪愛の末路を知っておく

もし素敵な上司が現れ、それが不倫になってしまう場合はその愛が成就した行く末を思い描いてみましょう。

もし今あなたが上司と不倫をして、本当に奥さんと別れてもらい結婚までこぎつけたとして、果たしてあなたたちの結婚は祝福されるものになるでしょうか?

社内で既婚者と付き合うこと自体が、すでにモラルに反しておりそれが社内でバレている場合は、職場内の結婚であるにも関わらず当然結婚式などへの招待も難しくなるでしょう。

もし上司の奥さんが実家から覚えめでたい人であれば、モラルに反した行為をした新しい嫁や夫を、上司の両親や親せきは受け入れがたいかもしれません。それだけでなく、実の両親も不倫をして我が子と結婚した上司に対して、いい感情を抱けない可能性もあります。

一時的な気持ちの高揚で愛を育んでみたとしても、長い人生本当にこの結末で幸せになれるのかということを考えてみると、目の前の甘い果実の本当の味を理解できるかもしれません。

素敵に見えるのは「仕事」だからという意識を持つ

既婚者である上司に対して恋心を抱かないためには、そもそも自分が今見ている上司の一面は、ほんの一部でしかないかもしれないという意識を持ってみましょう。

例えば仕事で落ち込んでいる部下がいれば、いつでも相談に乗るために飲みに付き合ってくれる上司は、部下の立場からすれば「頼れる人」「親身になってくれる人」に見えるかもしれません。

しかし、既婚者の場合はこの一面は「遅くまで仕事以外のプライベートでも会社や部下に時間を割く、家庭を顧みない人」という裏側があることを理解しておかなければなりません。

自分が部下の立場で居続けるなら、こういった上司は頼れるかもしれません。しかし、いざ本気で恋をしたり現在の配偶者から奪い取った場合は、自分がその裏側の面を引き受けることを忘れてはいけないのです。

同じ過ちを繰り返す可能性を考慮する

一度不倫をして家庭を裏切った人が、もし自分と一緒になったからといって2度と同じ過ちを繰り返さない保証はどこにもありません。

そもそも不倫や浮気はよく「病気」という表現が用いられるほど、一度行ってしまえば心理的ハードルが下がり、特に罪悪感を覚えることもなく再び交際相手や配偶者を傷つける人がいます。

自分は出会うのが遅かっただけ…、二人は愛し合っているから浮気なんて起こるはずがない…。もしそんな風に上司のことをとらえているのだとしたら、きっと上司の元妻や元夫も同じようにこの人だと確信を持てたからこそ、結婚したという現実をぜひ重く受け止めてみましょう。

一度家族を裏切った経験があるからこそ、自分もいつか裏切られ捨てられるかもしれない。と心に爆弾を抱えながら生活するのがどれほど大変かを、ぜひ自分の胸に問いかけてみてください。

上司からアプローチされた時に取れる3つの対策

上司との不倫のリスクと現実を確認したところで、それでは気になる上司の方からアプローチをされた場合は、会社内で波風を立てずに関係を断るにはどのようにすればいいのでしょうか?

特定の相手がいると思わせておく

既婚者であるにもかかわらず、部下にぐいぐい関係を迫ってくる上司なら「好きな人がもういる」「恋人がいる」などすでにほかの誰かと恋愛関係にあるということをさりげなく伝えておきましょう。

上司じたいも不倫に対して、いくぶんかの後ろめたさがあるため、あなた自身が上司に釣られる気はないとはっきり示しておけば、アプローチも次第に熱が冷めていくでしょう。

またもしそのように主張しても、強引なアプローチをやめない場合は、「迷惑である」「その気はない」といったことだけでなく「これ以上は看過できないので報告させてもらう」といった強めの態度に出てもいいでしょう。

できるだけ2人だけにならない

仕事上の場合を除き、上司と二人だけでいる時間をできるだけ短くしておきましょう。

もし2人だけの飲みに誘われた場合は、「じゃあ、○○さんも呼んでみんなで盛り上がりましょう!」「せっかくなのでチームのみんなで飲みましょう!」など、できる限り自然に2人きりっという状況を避けることが肝心です。

ただもしそれでも、自分の権限などを使い強引に2人きりになろうとしたり関係を迫ってくるような場合は、不倫案件としてではなくセクハラ案件としてきっぱりとした対応を心がけてください。

現在の状況を他の上司や同僚に相談しておく

もし上司の権限を使って、無理やり距離を詰めてきたり、既婚であるにもかかわらず関係の強要を示唆されることがある場合は、一人で抱え込まず他の人への相談などを検討しましょう。

既婚者だけど、仕事で頼りになるし…。カッコいいし…。迫られたら悪い気はしなかったので、なんとなくOKしてしまった。というように、押しに弱い人の場合、一度関係を持ってしまえばその後もずるずると不適切な関係を断ち切れないといったこともあります。

こちら側から誘ってはいない。自分は困っているということを印象付けるためにも、口が堅く信頼できる人への相談も検討しておきましょう。

まとめ

上司と不倫関係に陥るということは、将来の明るい人生設計に影を落とすだけでなく、収入という生活に直結する部分に影響を与えかねない非常に危険な行為です。

もし現在既婚者である上司に、惹かれていたり、すでに不適切な関係に陥っている場合は、再度自分に「このままで本当に自分は幸せになれるのだろうか?」「誰かの幸せを壊した自分は、周りからどう思われるのだろうか?」といったことを問いかけ直してみてください。

恋する気持ち自体が悪いわけではありません。ですが誰かを傷つけ得た幸せは、必ずどこかで自分の人生に返ってきてしまいます。自分自身が胸を張って幸せになるために、ぜひ今一度自分の行動を見直してみましょう。